EDコラム

ED対策は恥ずかしい?負い目を感じる男性の割合や対策のメリットを紹介

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EDの対策について、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?治療薬を用いて、性生活の向上を実現する人が増えていますが、ED対策を必要とすることに負い目を感じている男性も少なからずいます。今回はそんな男性の心理を、データをもとに紹介し、ED対策のメリットと専門機関を利用する必要性を解説します。

目次※知りたい情報をクリック

ED対策は恥ずかしい?「パートナーに知られたくない」男性の割合

(※1)

ファイザー社の調査によると、ED治療薬を服用している男性のうち、パートナーがその事実を知っている割合は58.0%、知らない割合は38.8%です。そして、前者の男性に対しパートナーに知られた経緯を尋ねたところ、「みずから知らせた」という人が93.7%、「意図せず知られてしまった」という人が6.3%でした。上のグラフは「意図せず知られてしまった」時に感じた男性の気持ちの割合です。

意図せず知られた場合には恥ずかしさを感じる男性は73.3%という結果に。しかし、これはすでにED治療薬を利用している男性のデータです。まだ服用や受診を決めかねている人の中には、恥ずかしさや引け目を感じている男性がさらに多い割合で存在することも推測されます。 (※1)

早期に行うことが大事!ED対策のメリットとは?

EDはメタボリックシンドロームや糖尿病などの生活習慣病を併発することが多く、早期の受診はこれらの病気の早期発見と予防にもつながります。また、健診などで高血圧・高コレステロール・高血糖といったリスク要因が検出された場合、生活習慣を改善することにより、生活習慣病とEDを予防することが可能です。

EDは自信や積極性の低下を招き、性生活以外の場面にも悪影響を与えることがあります。そして、それがまた性生活に跳ね返って、EDの症状を悪化させ、悪循環が生じてしまっている例がよく見られます。したがって、初期のうちに医療機関を受診することが、ED対策自体にとっても大切です。

EDによる生活への影響はあまり知られていませんが、実は広範囲にわたります。裏返して言えば、ED対策をなるべく早く積極的に行っていくことで、性生活以外の様々な問題が解決される可能性があります。ED対策によって改善が望める問題としては、以下のようなものがあります。 (※2)

・QOL指標・うつ病スコアの改善
・作業効率の低下防止につながる
・喫煙・飲酒の量やギャンブルの頻度を抑える

QOL指標・うつ病スコアの改善

性生活は人間の根本を形作るものの1つですので、EDにより満足な性行為が行えなくなると、QOL(クオリティー・オブ・ライフ=人生の質、人間としての幸福度)に大きな影響を与えます。EDが1つの要因となってうつ病が発症するケースもあり、ED治療によりQOLやうつ病スコア(重症度のレベル)が改善することが研究で示されています。陰茎の健常さは精神的な充足にも深く関係しているのです。

作業効率の低下防止につながる

EDにより仕事や学業での作業効率が低下するという研究報告もあります。EDが生きがい、やる気、気力といったものを奪ってしまうと考えれば納得できます。ED対策により期待できるのは性生活向上だけではありません。仕事や学業といった広範囲な社会生活にも良好な波及効果が望めるのです。

喫煙・飲酒の量やギャンブルの頻度を抑える

EDになると、失われたQOLを埋め合わせするように、喫煙・飲酒・ギャンブルの頻度と程度が高まる傾向があります。そして、これがまたQOLを下げ、性生活にも跳ね返り、EDの症状を進行させかねません。飲酒・喫煙・ギャンブルの問題を抱えたED患者がED対策を行うことで、これらの問題も同時に解決される可能性があります。

恥ずかしくても通販購入は危険!治療薬を医療機関で処方してもらうべき理由

ご紹介している通り、ED対策に後ろめたさや恥ずかしさを感じている男性は多いです。病院やクリニックでの治療が広まってきた現在でも、受診に対し二の足を踏む男性は少なくありません。そうした男性のニーズに答えるように、インターネットなどを介して輸入治療薬の無許可通信販売が盛んに行われています。しかし、こうした薬には偽物が多く混じっています。調査によると、実に43.6%が偽物でした。 (※3、4)

医薬品の無許可輸入販売は違法

少量の医薬品や未承認薬を、個人が使用する目的で輸入することは違法ではありません。そのため、インターネット上の無許可販売は「個人輸入代行」という建前で行われますが、実態としては輸入販売もあり、多くの業者・個人が摘発されています。

輸入治療薬は健康上のリスクが甚大

購入者にとって一番の問題は健康上のリスクです。偽造薬には、表示通りの薬効成分がないもの(弱すぎたり強すぎたりするもの)、汚染物質や不純物が含まれているもの、健康被害をもたらす薬物(アンフェタミン、カフェイン、メトロニダゾールなど)が含まれているものがあります。副作用の危険が大きく、時には重い症状を引き起こします。国内でも偽造ED治療薬を服用して重篤な低血糖発作をきたした例があり、国外では死亡例もあります。

偽造品の中には、承認済み治療薬を大量生産向けに改変したものや、開発が中止された治療薬を用いたものが含まれます。これらは多少なりとも効果があるため、本物と間違われて常用されてしまい、危険を広げることがあります。薬剤改変は副作用の危険を考慮せずになされています。開発中止薬は何らかの欠陥を抱えているはずで、重篤な副作用が発生する危険があります。

薬効のない偽造品も問題

何の効果もない偽物をつかまされた場合は、金銭的な損失だけで済むかと言えば、そうではありません。効果のない偽物を服用して治療薬は効かないと思い込み、ED対策を諦めてしまったり、EDをさらに悪化させてしまったりする例もあります。

治療薬は必ず医療機関から

正規の治療薬は有効成分の含有量が正確に測られ、副作用の問題が考慮され、使用条件と用法用量が厳格に規定されています。医療機関で処方された治療薬を適切に用いることが最も有効なED対策となります。 (※5、6)

EDは性生活だけでなくQOL全般に関わる問題!ED対策は積極的に行おう!

ED対策に恥ずかしさを覚え、医療機関の受診をためらったり、症状を放置してしまったりする男性が多くいます。しかし、EDは生活全般に影響を及ぼし、QOLを大幅に低下させかねません。悪循環に陥る前に介入することが必要です。

また、羞恥心からか医療機関ではなく匿名で治療薬を入手できるインターネット通販を利用する男性も少なくありませんが、危険な偽造品が出回っているため避けるべきです。性は本来人間生活の中心に位置するものですから、積極的に医療機関を受診し、医師の診断と処方のもとで有効な対策を実施していってください。

参考URL

※1)ファイザー株式会社「ED 治療における患者とパートナー・医師とのコミュニケーションに関する調査」
(https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2016/documents/2016091402.pdf)
※2)日本新薬株式会社「EDの危険因子には生活習慣病も含まれています」
(https://www.ed-care-support.jp/abouted/life.php)
※3)日本性機能学会/日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン第3版」
(https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/26_ed_v3.pdf)
※4)国立医薬品食品衛生研究所 合田幸広「国立医薬品食品衛生研究所における痩身や強壮を標榜する健康食品中の医薬品成分の分析と同定」
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/134/2/134_13-00230-1/_pdf/-char/ja)
※5)ファイザー株式会社「偽造ED治療薬4社合同調査結果>依然減らない健康被害へのリスク インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品」
(https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2016/2016_11_24_02.html)
※6)ファイザー株式会社「ED治療薬のニセモノに注意」
(https://www.ed-info.net/caution/survey/survey02.html)