レビトラ

ED治療薬「レビトラ」は女性の服用可能?そもそも効果があるのかどうかについても解説

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レビトラは即効性と効果の強さが特徴的なED治療薬です。高いED改善効果がありますが、女性が服用すると性感や性欲が高まるとの俗説もあります。そこで今回は、女性がレビトラを服用することの効果や影響、注意点について詳しく解説します。

目次※知りたい情報をクリック

レビトラは女性でも服用可能?

レビトラの女性への効果について、医学的証明はない

レビトラは、バイアグラに次いで2004年に日本国内での販売が開始されたED治療薬即効性力強い勃起が長く続く効果の高さから、世界中に根強いファンがいるといわれています。製造販売元の事情により流通がストップしていますが、2020年3月頃から20mgのみ供給が再開。

そんなレビトラですが、あくまでも男性のED(勃起不全)を改善するための薬です。女性が服用することはできません。しかしながら、レビトラを女性が服用すると「感度が高まる」、「濡れやすくなる」といった口コミがあるのも事実。ですが、医学的にレビトラが女性の性機能に影響を与えるという医学的根拠はないのが現状です。

(※1、2)

レビトラと女性に関する俗説の背景

  • 陰茎と陰核の構造が似ている為効果が期待された
  • 性欲を増強させる効果があるのではという期待があった

では、なぜ女性がレビトラを服用すると性的な快感や機能が高まると言われるようになったのでしょうか?そこには男性器と女性器の共通点が関与していますので、詳しく見てみましょう。

陰茎と陰核の構造が似ている為効果が期待された

男性の陰茎と女性の陰核(クリトリス)はサイズや機能は全く異なりますが、実は非常に似た構造をしています。
そもそも男性の「勃起」は、陰茎への血流が増えるために生じる現象のこと。陰茎には海綿体と呼ばれるスポンジのようなスカスカな組織があります。血流が増えるとそこに血液が充満することで容積は増大。この現象が勃起の正体です。
一方、女性の陰核は非常に小さいながら、陰茎と同じく海綿体を有する器官性的興奮が高まって血流が増えると容積が増大して勃起することが分かっています。また、陰核は陰茎と同じく包皮に含まれており、勃起すると包皮が剥けるように突出するのも陰茎と類似している点。
このように、陰茎と陰核は構造が似ているため、レビトラを服用すると陰核の勃起が促されて感度が高まったり、濡れやすくなったりするのではないかと考えられたのです。

性欲を増強させる効果があるのではという期待があった

レビトラをはじめとするED治療薬は勃起の仕組みをうまく利用した薬です。ED治療薬自体に性欲を高めるといった、いわゆる「媚薬」のような効果はありません。
しかしながら、勃起効果が強く現れるレビトラは性欲も高めるとの誤解が広まり、女性が服用しても効果を得ることができるとの俗説が生まれたと考えられています。

(※3)

ED治療薬に女性の性欲を増強させる効果はあるの?

ED治療薬に女性の性欲を増強させる効果はありません

ED治療薬は男性の勃起障害を改善するための薬です。女性への効果は医学的に立証されていません
また、ED治療薬は性的な興奮を覚えて初めて効果を発揮します。ED治療薬を服用したからといって性欲が高まることはないのです。もちろん、女性が服用した場合でも同じ。女性の性欲を高める効果はありません。

ED治療薬の効果

レビトラ シアリス バイアグラ
効果 有効成分「バルデナフィル」の作用により男性の勃起不全を改善する 有効成分「タダラフィル」の作用により男性の勃起不全を改善する 有効成分「シルデナフィル」の作用により男性の勃起不全を改善する

現在販売されているED治療薬は3種類。どのED治療薬も、性的な興奮が生じると体内での産生量がアップする「cGMP」を分解する「PGE5」と呼ばれる酵素の働きを阻害する作用を持ちます。「cGMP」は血管の筋肉に作用して血管を拡げる働きを持ち、陰茎への血流を増して勃起を引き起こす物質。レビトラはこのcGMPの分解を抑制することで、硬い勃起を長続きさせる効果があります。

つまり、レビトラは性的興奮を感じて体内で「cGMP」が作られるようになって初めて勃起を促す薬なのです。ED治療薬と言えば、いわゆる「媚薬」のようなものを想像する方も多いかもしれませんが、性欲に影響を与えることはありません。

(※1)

女性へのED治療薬処方について

男性向けの治療薬として認可されているため、医師が女性へ処方することはありません
レビトラ シアリス バイアグラ
処方可能

日本国内では、ED治療薬は医療用医薬品に指定されているため、医師の診察と処方を受けなければ購入することはできません。

ED治療薬の適応はあくまでも男性の勃起障害。医療機関を受診したとしても女性に処方されることは絶対にありませんので注意しましょう。

女性がレビトラ(ED治療薬)を服用するリスク

女性がレビトラ(ED治療薬)を服用するリスク

  • 医師の処方で服用はできないため、完全に自己責任
  • 女性への治験が行われていないため、薬による影響が分からない

レビトラの適応は男性の勃起障害であるため、女性に処方されることはありません。また、万が一女性が服用すると以下のようなデメリットが生じる可能性も考えられますので注意が必要です。

医師の処方で服用はできないため、完全に自己責任

医師の処方ではなく、知人から譲り受けたり、海外から個人輸入したりすることで入手したレビトラを服用した場合、怖いのは副作用です。レビトラは3種のED治療薬の中で最も副作用が現れやすく、研究データによればその頻度は約28%(913例中257例)とのこと。
自己判断で安易に服用して副作用が現れたとしても「副作用救済制度」を利用することはできません。

(※1)

副作用救済制度とは

副作用救済制度とは、厚生労働省が認可する医薬品を正しい用途、用量用法を守って服用した場合に生じた副作用の被害を救済する制度のこと。生じた副作用に対する治療費、休職中の保障、働けなくなった際の年金などを救済してもらうことができます。
しかし、この制度が適応となるのは認可された薬を正しい方法で服用していることが前提。レビトラなどのED治療薬を女性が服用するのは適応外なので万が一副作用が生じても制度を利用することはできないのです。

(※4)

女性への臨床試験が行われていないため、薬による影響は未知数

レビトラは上述したように、副作用が起こりやすいED治療薬です。また、女性への投与は想定されていませんので、女性に対する臨床試験は行われてないのが現状。女性の身体にどのような影響を与えるかはっきりとしたことは分かっていないのです。男性よりも重篤な副作用が現れる可能性もゼロではありませんので注意しましょう。

レビトラの女性への効果は不明瞭。効果についても医学的根拠はありません。

レビトラは世界で二番目に販売されたED治療薬。即効性と効果の強さが特徴であり、世界中に根強いファンがいます。一部には、女性が服用することで性的な快感を高めることができるといった口コミがあるのも事実。しかし、レビトラはあくまでも男性の勃起障害に対して使用される薬です。女性が医療機関で処方してもらうことはできません。

だからといって個人輸入で入手し使用するのも非常に危険。個人輸入で出回っている薬剤は偽造品も多く、健康被害を受けることも。また、副作用が出たときに保障を受けることはできません。

性的な悩みがある女性は、自己判断で個人輸入などを利用せず、まずは婦人科などで相談することをおすすめします。

参考URL

※1)バイエル薬品株式会社「レビトラ®錠 インタビューフォーム」
https://pharma-navi.bayer.jp/omr/online/product_material/LEV_IVF_202008030_1596157171.pdf
※2)バイエル薬品株式会社「供給再開に関するお知らせ」
https://pharma-navi.bayer.jp/omr/online/notice_info/LEV_PNS_202003300_1585284458.pdf
※3) 日本泌尿器科学会雑誌 92(2), 414, 2001「ヒト陰茎および陰核海綿体におけるcaveolinの発現」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpnjurol/92/2/92_KJ00003942900/_pdf/-char/ja
※4)独立行政法人医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用救済制度」
https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/
※5)厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

バイアグラジェネリック

2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

バイアグラジェネリックについて詳しくはこちら

レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

シアリス

シアリスは36時間と長い時間効果が持続します。服用のタイミングを考えたり、プレッシャーや焦りを感じる必要がありません。

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