ED治療

EDは食事で予防・改善できる?食事によるEDの原因と対策を解説

最終更新日:

EDの原因の1つに生活習慣が挙げられます。生活習慣に大きく関わるのは食事であるため、ED予防・改善のために食事を見直すことも大切です。今回は食事の観点から、EDの予防と改善についてお伝えします。食事とEDの関係性を知り、EDを予防・改善するための食事について押さえましょう。

この記事の監修者

平田 勝俊
平田 勝俊

名古屋院

平田 勝俊オンライン診療の詳細

  • 長崎大学医学部 卒業

  • 長崎大学病院 脳神経外科入局

  • 北九州市立八幡病院 部長

  • 福岡徳洲会病院 医長

  • ひらた脳神経外科クリニック 院長

  • イースト駅前クリニック名古屋院 院長就任

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EDの原因と食事の関係性

EDの原因と食事の関係性

EDの原因の一つである器質性EDは、生活習慣が原因になることが多いともいわれており、高血圧や糖尿病、肥満などの「生活習慣病」が大きく関わっています。
生活習慣が大きく乱れる原因の1つは「食事」です。そのため乱れた生活習慣(食生活)を正すことでED改善に期待できます。
またEDは血流が原因となることもあるため、食生活を正して血流を改善することも大切です。

しかしEDの根本的原因を食生活のみで改善することはできません。あくまでEDの予防、悪化を防ぐための手段の1つです。
生活習慣病はEDだけでなく、多くの重大な病気を引き起こすものでもあります。そのため食生活には、日頃から気をつけるようにしましょう。

EDの予防・改善のために摂取すべき栄養素と代表的な食事

以下はED予防・改善のために効果的な栄養素と、その栄養素を含む代表的な食事です。まずはこれらの栄養素を積極的に摂取するように心がけてみましょう。

栄養素 代表的な食事
亜鉛 牡蠣/チーズ/豚肉/卵黄 など
シトルリン スイカ/メロン/冬瓜/へちま など
DHA /EPA イワシ/サンマ/サバ/サケ/アジ など

亜鉛

亜鉛には男性ホルモン「テストステロン」の分泌を促す働きがあります。年齢を重ねるとともにテストステロンの分泌は減少します。これが加齢とともにEDになりやすいといわれている原因の1つです。

またビタミンCは亜鉛の吸収力を高める効果があります。そのため亜鉛を摂取する時はレモン、ホウレンソウなどのビタミンCと一緒に食べることで、より効果的に亜鉛が摂取できます。

シトルリン

シトルリンは、遊離脂肪酸の一種です。陰茎の血管を広げるのに必要な「NO」という物質の生成を促す効果が報告されており、EDを改善する効果があると考えられています。
実際の研究でも軽度のED患者がシトルリンを摂ることで、そのうち半数の方に症状改善が見られました。そのためED治療薬の効果をさらに高める働きがあるとの声もあり、今後のED治療に期待できる栄養素です。
身近な食材ではスイカ、メロン、きゅうり、冬瓜などのウリ科植物に多く含まれているため、積極的に摂取してみましょう。

DHA /EPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、必須脂肪酸の一種です。血液をサラサラにし、中性脂肪を下げる効果があります。そのため全身の血行を改善し、肥満や脂質異常症の予防に期待できます。
さらに血流が改善されることで、EDにもポジティブな効果が見られるでしょう。

厚生労働省が推奨する1日のDHA/EPAの摂取量は、両者合わせて1000㎎以上です。体内ではほとんど合成されない栄養素であるため、食品から摂るしかありません。
そのためサンマやイワシ、サバのような青魚を積極的に食べるようにしましょう。

(※1、2、3)

EDの予防・改善のために避けるべき食事とは

EDの予防・改善のために避けるべき食事とは

積極的に摂取すべき食事がある一方で、避けるべき食事もあります。
EDを引き起こす原因の1つに、陰茎の血行不良が挙げられます。血行悪化や血流低下の原因の1つが「動脈硬化」であり、これは生活習慣病によって引き起こされるものです。動脈硬化はEDだけでなく命にも関わるため、以下のような食事を避けることが大切です。

避けるべき食事 代表的な食事例
高カロリー食 ・から揚げなど揚げ物
・スナック菓子
・カップ麺など
高食塩食 ・味噌汁
・つけもの
・塩辛など
高脂肪食 ・ハンバーガーなどのジャンクフード
・チーズなど乳製品
・スイーツなど

高カロリー食

適正カロリーを大幅に超えた、高カロリーな食事は肥満の原因です。アメリカで2万人以上の男性を対象にした研究によると、肥満度がアップすればするほど、EDの悪化が見られたとのことです。そのほかの様々な研究結果でも、肥満はEDのリスクファクターであることが示唆されています。

高カロリー食による肥満は動脈硬化を引き起こすため、EDの発症・悪化に深く関わっているといわれています。
男性が1日に摂取すべき適正カロリーは、2200±200kcalが目安です。運動した時などはさらに多くのカロリーを摂取しても問題ありませんが、取り過ぎに注意することが大切です。

高食塩食

塩分の多い食事は体内の水分貯留を促し、高血圧を引き起こす原因です。血圧が高い状態が続くと、血管の内側の壁が傷つき動脈硬化を引き起こします。その結果、陰茎の血管が広がりにくくなり、EDの発症・悪化につながってしまいます。

厚生労働省によれば、高血圧を予防するためには、一日の塩分摂取量を8g未満に抑える必要があるとのことです。一方で平成30年の国民健康・栄養調査によれば、男性の一日の塩分摂取量は平均して11.0g。通常時で理想的な摂取量よりも多いため、日頃から食事の塩分量には気を使うようにしましょう。

高脂肪食

高脂肪食は、生活習慣病である脂質異常症や肥満の原因です。高脂肪食を続けることで将来的に動脈硬化を引き起こし、EDのリスクとなってしまいます。
それだけでなく、高脂肪食はED治療薬の効果を半減させる可能性もあるのです。ED治療の主流となる治療薬のバイアグラとレビトラは、脂質の多い食事を食べた後に服用すると効果が低くなることが分かっています。特にバイアグラは脂質との相性が悪く、効果が半減するケースも見られます。
ED予防・改善のために日頃から高脂肪食を避けることが大切ですが、ED治療薬の服用時にも注意が必要です。

(※1、2)

ED治療薬の服用と食生活改善を同時に行うことが重要

ED治療薬には食事制限がないものの、食生活が悪ければ効果が半減することも

食生活の乱れによる生活習慣病は、EDの発症・悪化の原因の1つです。しかし先述したように、食生活を改善するだけでは根本的なEDの改善はできません。そのため器質性EDの場合は食生活改善と並行して、ED治療薬の服用が効果的です。
また心因性EDの場合でも、ED治療薬を活用することで自信が取り戻せ、ED改善に期待できます。

その場合にED治療薬の効果を最大限に実感するためにも、まずは食生活を見直しましょう。

イースト駅前クリニックの処方しているED治療薬とは

バイアグラ シアリス レビトラ
効果 勃起補助 勃起補助 勃起補助
持続時間 約5時間 約24~36時間 約5~10時間
発現時間 服用後30~1時間 服用後1時間 服用後30分程度
効果のピーク時間 服用後1時間程度 服用後60分~4時間 服用後45分程度
食事の影響 ある ない ある
ジェネリックの有無

食生活の改善とED治療薬の服用で性生活の悩みを解消しよう!

今回は食事の観点から、ED予防・改善についてお伝えしました。
食生活の乱れによる生活習慣病は、EDの発症・悪化にもつながります。高カロリー・高食塩・高脂肪に気をつけ、亜鉛やシトルリン、DHA/EPAのような栄養素を積極的に摂取するようにしましょう。

合わせてED治療薬を服用することでさらなる改善を期待できます。EDにお悩みの方は気軽に当院へご相談ください。

参考URL

※1)日本泌尿器科学会、ED診療ガイドライン「EDのリスクファクター」
https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0131/G0000436/0020
※2)農林水産省、実践食育ナビ「食事バランスガイド早分かり」
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/balance/required.html
※3)厚生労働省、平成30年国民健康・栄養調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000584138.pdf
※4)日本薬理学会、虚血に伴う勃起不全に対する新規アプローチ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/147/1/147_31/_pdf

ED治療についてのよくある質問

  • EDの原因となる食べ物はありますか?

    直ちにEDを誘発する食べ物はありません。しかし、EDは生活習慣病に関わりがあるとされているため、これらを引き起こす「高カロリー食」「高塩食」「高脂肪食」などが中心の食生活は見直す必要があります。その他EDの改善・対策はこちらをご覧ください。

  • 生活習慣とEDの関連はありますか?

    生活習慣病とEDには深い関連があるとされています。そのため、生活習慣病の予防・改善は同時にEDの予防・改善にも繋がります。その他EDの原因についてはこちらをご覧ください。

  • EDに効果的な食べ物はありますか?

    EDが引き起こされる原因の一つに男性ホルモンの低下があり、これを改善するためには亜鉛を含む食材がおすすめです。1日10mg程度を目安に摂取してみましょう。しかし、EDは亜鉛の摂取のみで改善するものではありません。併せてED治療薬の服用などを検討してみてください。ED治療薬の詳細についてはこちらをご覧ください。

  • 食事の際にアルコールを摂取しても平気でしょうか?

    生活習慣病とも密接な関係にあるEDは、食事を見直すことで改善することがあります。ED改善のための食事について詳しくはこちらをご覧ください

この記事の監修者

平田 勝俊
平田 勝俊

名古屋院

平田 勝俊オンライン診療の詳細

  • 長崎大学医学部 卒業

  • 長崎大学病院 脳神経外科入局

  • 北九州市立八幡病院 部長

  • 福岡徳洲会病院 医長

  • ひらた脳神経外科クリニック 院長

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イースト駅前クリニック所属医師

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バイアグラ

50mg 1,500円〜/1錠
25mg 1,300円〜/1錠

※クリニックにより、処方価格が変わります。

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

バイアグラジェネリック

50mg 900円〜/1錠
25mg 440円〜/1錠

※クリニックにより、処方価格が変わります。

2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

レビトラ

20mg 1,800円〜/1錠
10mg 1,600円〜/1錠

※クリニックにより、処方価格が変わります。

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です。

シアリス

20mg 1,700円〜/1錠
10mg 1,500円〜/1錠

※クリニックにより、処方価格が変わります。

シアリスは36時間と長い時間効果が持続します。服用のタイミングを考えたり、プレッシャーや焦りを感じる必要がありません。

EDについてのよくあるお問合せ

  • ED治療薬を飲むとずっと勃起した状態なのですか?

    ED治療薬の効果発現は、刺激があると勃起して刺激がなければ普通の状態のままでいることです。ずっと勃起したままの状態にはなりませんのでご安心ください。
    ED治療薬の特徴は自然な勃起状態になることです。
  • いろいろ薬を飲んでいますがED治療薬は飲めますか?

    ニトログリセリン(心臓の薬)との併用はできません。
    ED治療薬を服用希望であれば、先ずは服用中の薬を持参して医師にご相談ください。また、併用禁忌の薬に関してはこちらをご参照ください。
  • バイアグラ、レビトラ、シアリスの違いってなんですか?

    持続時間、有効成分、食事によって効果の出現が左右されるかなどの違いがあります。
    詳細はこちらをご参照ください。

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