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バイアグラが不妊治療(妊活)で保険適用決定!いつから適用されるかについても解説

最終更新日:

令和4年度(2022年度)から、バイアグラが保険適用となります。バイアグラは、世界初のED治療薬として知られている薬で、日本でも製造販売の承認を受けている薬です。この記事では、バイアグラの保険適用に関して、またバイアグラと妊活の関係に関して解説します。
※当院では保険診療を行っておりません

この記事の監修者

西澤 康平

プロフィール

2006年北海道大学医学部を卒業。札幌医科大学付属病院での研修医や、釧路優心病院精神科での勤務医を経て、2017年10月よりイースト駅前クリニック京都四条烏丸院の院長を務め、2020年10月より池袋院の院長となる。趣味はスポーツ全般、特に野球が好き。

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妊活におけるバイアグラの保険適用が決定

妊活におけるバイアグラの保険適用が決定

妊活におけるバイアグラの保険適用が決定

2022年2月、不妊治療におけるバイアグラの保険適用が決定しました。2022年(令和4年)の4月から保険適用が始まります。
またバイアグラに加えてシアリスも対象になっており、今後はPDE5阻害薬を使用した不妊治療に限り、保険適用して治療をすることができます。※当院では保険診療は行っておりません。

保険適用が決まったED治療薬

バイアグラの保険適用にあたっての注意

バイアグラはEDに悩む方全てに有効な医薬品です。しかし今回の保険適用はあくまで「不妊治療での利用」の際だけです。

不妊治療以外で使用する場合には保険適用できないので注意しましょう。
バイアグラジェネリックであれば、保健診療よりもバイアグラを安く使用できることもあります。

なぜバイアグラが保険適用された?

「少子化社会対策大綱」において、「不妊治療の経済的負担の軽減を図る」ことが目的として掲げられていました。
その流れの中で厚生労働省は、不妊治療における保険適用を早急に実現させようと動き始めたのです。そして日本生殖医学会のガイドラインにおいてレベルA「強く推奨する」、レベルB「推奨する」と評価されている治療薬に関して、保険適用することを決定。推奨度AのPDE5阻害薬であるバイアグラも妊活目的で保険適用されるようになったのです。
他にも排卵誘発剤や射精障害に効果的な抗うつ剤なども不妊治療に限り、保険適用になっています。

保険適用が決定・適用された経緯

保険適用が決定・適用された経緯

参考:厚生労働省「不妊治療の保険適用について

不妊治療の保険適用が実施される前までは、不妊治療の助成金が以前よりも増額することが決定され、2020年1月より開始されていました。また、2020年12月までは所得制限がありましたが、所得制限もなくなっています。ただし、2021年10月現在おこなわれている不妊治療の助成制度は、来年度の不妊治療が公的医療保険において適用開始されるまでの措置でした。

(※1、2、3)

そもそもバイアグラは妊活に効果がある?バイアグラと妊活の関係性

日本生殖医学会のガイドラインにおいて、ED治療薬であるバイアグラは、不妊治療に対して「強く推奨する」と定められています。ここでは、バイアグラと妊活の関係を紹介します。

性行為の回数を増やす効果

バイアグラは、性行為の1時間前に服用し1日1回のみ服用可能です。ただし、1回の性行為にのみ有効というわけではありません。

作用の持続に関しての試験において、投与2時間後及び4時間後に性行為時の挿入に十分な強度である硬度60%以上を達成している患者数は10例中9例でした。成分の入っていない偽薬(プラセボ)を服用した患者群よりも5例多かったという結果です。

また、勃起の維持時間もバイアグラを服用することで、プラセボ群よりも長かったと報告されています。

バイアグラの成分であるシルデナフィルを投与後、全症例の87.7%に「勃起の改善」が認められ、治験終了後もシルデナフィルを続けて服用したいと全体の90.5%が希望しました。

継続して服用したいと申し出た例における、理由は「勃起時の陰茎の硬さが増大するため」、「勃起持続時間が長くなるため」、「勃起回数が増大するため」でした。

治験の結果からも、バイアグラを服用することで、勃起の持続時間が長くなったり勃起回数が増えたりすることで、性行為の回数を増やす効果があることがいえます。

PDE5阻害薬が造精機能障害に効果があるという報告も

男性不妊の大きな原因のひとつとして、「特発性造性機能障害」があります。これは精子の数や精子の運動率が下がってしまう機能障害です。

PDE5阻害薬を服用することで、精子数や精子運動率、精子正常形態率を改善する報告があります。これにより、精子濃度や精子の運動率が増加し男性不妊の改善に期待がもてる可能性があるのです。

(※3、4)

妊活時に使用するバイアグラの子どもへの影響について

妊活時に使用するバイアグラの子どもへの影響について

バイアグラをはじめとするED治療薬を服用することで、胎児に大きな影響を及ぼすことはありません。

バイアグラ錠の詳細が記載された情報提供書であるインタビューフォームによると、投与 1.5時間後の精液中のシルデナフィル量は、投与量に対して0.0002%未満とわずかでした。また、シルデナフィルを服用することで精子の運動能力や精子の数、射精の量などに影響がないことも報告されています。バイアグラを服用することへの、胎児の影響やパートナーへの影響はないものと考えてよいでしょう。

またED治療薬は、もともと陰茎の血管を広げることによって勃起を促す薬です。ホルモンや胎児の成長に影響を及ぼす作用はありません。つまり妊活時にバイアグラを服用することによる、胎児への影響があるとは考えにくいでしょう。

(※4)

バイアグラの不妊治療での保険適用決定!

ED治療薬であるバイアグラが、不妊治療での保険適用に至るまでの経緯を紹介しました。令和4年度(2022年度)から保険適用が開始されます。子どもがほしい方にとっては朗報です。

バイアグラの保険診療は誰もが受けられるわけではありません。もし通常のご利用で経済的にバイアグラを入手したい場合は、バイアグラジェネリックの利用を検討してみてください。保険適用のバイアグラよりも安く利用できることもあります。

イースト駅前クリニックでは、バイアグラをはじめとしたED治療薬を処方することが可能です。ED治療に興味がある方は、イースト駅前クリニックへぜひ一度ご来院ください。専門クリニックで治療することで、あなたに合ったED治療をご提案いたします。

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参考URL

※1)中医協、先進医療における不妊治療の対応について
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000892307.pdf

※2)厚生労働省、不妊治療の保険適用について
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000718601.pdf

※3)造精機能障害に対する PDE5 阻害薬の効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/147/1/147_35/_pdf

※4)バイアグラインタビューフォーム
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/259000AF1024_4_01/?view=frame&style=XML&lang=ja

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ED治療薬の特徴は自然な勃起状態になることです。

いろいろ薬を飲んでいますがED治療薬は飲めますか?

ニトログリセリン(心臓の薬)との併用はできません。
ED治療薬を服用希望であれば、先ずは服用中の薬を持参して医師にご相談ください。また、併用禁忌の薬に関してはこちらをご参照ください。

バイアグラ、レビトラ、シアリスの違いってなんですか?

持続時間、有効成分、食事によって効果の出現が左右されるかなどの違いがあります。
詳細はこちらをご参照ください。

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