EDコラム

スローセックスのススメ!スローセックスの意味からやり方・ED(勃起不全)への効果まで解説

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巷でよく耳にする、スローセックス。女性を喜ばせるための目線で紹介されている内容も多いですが、EDを抱える方にもおすすめしたい方法です。スローセックスとはどのようなものか、その意味や方法など、EDに悩む方必見の情報をお届けします。

目次※知りたい情報をクリック

スローセックスの意味とは

スローセックスとは時間をかけて愛を深めるために行うもので、セックスセラピーの一種としてとらえられています。必ずしも射精にこだわらず、お互いに時間をかけて気持ちよく感じることを第一とし、幸せな気持ちになることを目的とする行為であると言われています。

心因性EDである場合はスローセックス が重要

EDの原因は人それぞれですが、特に多いのが心因性のよるものだと考えられています。性への偏見解消を唱えていたKaplanは「性的機能障害」の分類を下図のようにまとめ、それぞれのタイプにあった治療法を示しています。

(※1)

心因が直接的に症状に結び付いている「一時的性心理機能障害」のうち、心理的要因がそれほど重要性をもたない場合は、セックスセラピーが有効であると示しています。たとえば、性に関する無知や、失敗への不安、コミュニケーション不足などにより性機能不全がある場合にはセックスセラピーが効果的ということです。

スローセックスは、スキンシップをはかりながら、じっくりと時間をかけてお互いが気持ち良い状態をめざすコミュニケーションです。そのため、心因性のEDにも効果が期待できます。

EDを緩和するためのスローセックス

EDによってセックスレスになったり、セックスに不安がつきまとったりする場合は、スローセックスを行ってみてはいかがでしょうか。スローセックスではEDの緩和に不可欠な症状を把握できるチャンスに恵まれます。

射精までの流れに沿ってEDの症状を把握

Kaplanは「性的機能障害」を判断する際にまず、射精に至るまでの段階を3つに分け、どの部分が障害されているのか把握して適した治療を行う必要があるとしています。スローセックスを取り入れながら、下の3段階のどこで問題が発生するのかをチェックしてみましょう。

1. 欲望 性的な活動についての空想、性行為をしたいという欲求
2. 興奮 女性では膣潤滑化、男性では勃起をする、オルガスムに至るまでの興奮している状態
3. オルガスム いわゆる絶頂期のことで、男性の場合は射精を伴う

正常な性反応としては、まず欲望を抱き、興奮して、オルガスムに達して射精します。この欲望、興奮、オルガスムの3つのうち、どの部分が障害されているかで病理性は異なり、治療法も変わってくるとしています。

では、それぞれの段階で問題が発生するのはなぜでしょうか。特徴や原因をスローセックスでできる対策と合わせてご紹介します。

欲望の段階に障害がある場合

欲望の段階で起こる障害の定義は、「性的空想と性的活動に対する欲求の持続的または反復的な不足または欠如」とされています。欲望の段階が課題の場合、以前にあった性欲が減退したり、なくなったりする点が特徴です。しばしばEDを併発することもあり、性的な空想をする頻度も減少すると言われています。

過去の経験によるもの

性欲が減退しEDを併発している場合、これまでの失敗によっては不安感が強く、勃起力や性欲が深刻に低下していることもあります。そんな時は、初期治療として、空想することからはじめる方法があります。

うつ病の場合もある

なかには、うつ病によって性欲が減退している可能性も考えられるため、専門科の治療を必要とするケースもあります。性欲の減退ばかりに注視せず、うつ病の可能性はないか調べてみることも大切です。

スローセックスにおける対策
空想が物語のように発展していったころに、タッチングを用いたセラピーが行われます。男性は、感覚に神経を集中させて、パートナーによるタッチングを受けながら、好みの部位や強さを伝えます。どんなところが気持ち良いと感じるのか、どのくらいの強さがちょうど良いのかを、お互いに理解しあいながら行うことが大切です。

(※2)

興奮の段階に障害がある場合

興奮の段階で起こる障害の定義は、「性行為を完了するまでの間に、勃起を起こし持続することが部分的にまたは完全に障害されることが続いたり反復したりすること。あるいは、男性が性行為中に性的興奮の主観的感覚を欠くことが持続または反復すること。」とされています。

心因性の興奮相障害の場合、「今夜うまくできるだろうか」という不安などが原因となるケースが多いです。

スローセックスにおける対策
こうした場合は、ノン・エレクト法がおすすめです。ノン・エレクト法では、勃起させる必要はなく、半勃起の状態で亀頭部を膣に浅く挿入し、膣の内部の温かさを楽しみます。ペニスの根元を握って半勃起状態にするだけで良いため、勃起するかどうか不安な人でも安心感が得られます。

(※2)

オルガスムの段階に障害がある場合

オルガスムの段階で起こる障害の定義は、「興奮相に続く膣内でのオルガスムの遅延あるいは欠如。マスターベーションではオルガスム可能なもの」とされています。

適切でないマスターベーションが影響

手を使わずシーツなどでマスターベーションを重ねた結果、膣内での射精ができなかったり、一人でないと射精できなかったりなどいくつかの原因が考えられます。マスターベーションの時の握力が強すぎて、膣内の圧力では物足りないケースも考えられます。

セックスに対する不安

心因性の場合、パートナーへの過度の気遣いや、問題なく行えるかわからないという不安が要因となることもあります。

スローセックスにおける対策
マスターベーションを行う際に、パートナーの居場所を少しずつ近づけていくのが効果的と言われています。はじめは離れた部屋から行い、徐々に近づいていき、パートナーの側や手を借りて行うなど、徐々に膣の側で射精ができるようにステップアップしていく方法です。

(※2)

スローセックスには夫婦・パートナーの協力が不可欠

EDの原因は人それぞれです。心因性のEDの場合、パートナーの協力によって改善することもあります。スローセックスはお互いの気持ちよさを第一に考える、コミュニケーションが大切な行為で、愛情を深めることもできます。

パートナーの協力により、スローセックスをより充実させることで、EDを緩和できる可能性があります。もし、EDの原因が心因性であると心当たりがある場合は、スローセックスを実践してみてはいかがでしょうか。 (※3)

参考URL

※1)阿部輝夫 「性と心身医学―男性の側面からー」『心身医学』1998年 38(4)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjmj/30/1/30_29/_pdf/-char/ja
※2)阿部輝夫 「性機能障害とセックス・セラピー」『順天堂医学』1984年 30(1)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/38/4/38_KJ00002386569/_pdf/-char/ja
※3)荒木 乳根子 「Aging Coupleの性」『泌尿紀要』2005年 51(9)
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/113685/1/51_591.pdf

バイアグラ

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レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

シアリス

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