EDコラム

ED患者はどれくらいいる?年代別の割合は?

男性の性機能障害であるED(勃起不全)になると、「勃起が十分でなく満足な性行為ができない」状態になります。ペニスが完全に勃起せずにセックスができない状態であることがEDの症状だと考えられがちですが、実は、人によって症状はさまざまです。「勃起はするが十分に硬くならない」「性的に興奮はするけれども勃起はしない」「挿入はできても、勃起が持続できなくて途中で終わってしまう」など、これらもすべてEDの症状です。今回は、このEDに悩む人がどれほどいるのか、そして年代別に見るとどのような割合で多いのかについてご紹介します。

成人男性の3人に1人

2businessmen-152572_12801998年に行われた調査によると、日本のED患者数は1,130万人にも上ります。1,130万人のうち、勃起することができず常にセックスができない方が260万人、ときどきセックスができない中等度の方が870万人という結果でした。1998年の時点で、EDの患者の割合は男性の約24%であり、4人に1人以上が、ときどきセックスができない中等度以上のEDであると判明しています。また、2000年に行われた、全国の30~79歳の既婚男女3,854人を対象としたEDについてのアンケートでは、29.9%の男性が「EDの自覚あり」と回答しています。(※1)

1998年および2000年の時点よりも、現在EDの患者数と割合はさらに増えており、一説によると現在のED患者数は1,800万人にも上ると考えられています。

30代~40代に多いED患者

3business-1477601_1920ED患者の割合は、30代から40代に多いと考えられています。(※1)多くの男性は、40代前後に、勃起の持続時間が短くなった、勃起はしても硬さが以前よりもなくなってきた、セックスの回数が減ってきたなど、性生活によくない兆しを感じ始めます。この症状は、加齢によって起きる高血圧や糖尿病などの生活習慣病によってペニス付近の血管が動脈硬化を起こしてしまうことや、男性更年期によるものです。

しかし、年齢を重ねて40代前後になったからといって、必ずしもEDの症状が現れるわけではありません。もし症状が現れたとしても、完全に勃起しなくなってしまう状態になるか、ときどきセックスができない状態になってしまうかなど、その症状もさまざまです。

生活習慣病や男性更年期を予防することが、加齢によるEDの予防につながります。(※2)

若い世代でも注意が必要

EDは、若い世代でも注意する必要があります。20代などの若い世代については、加齢によるEDではなく、心因性のEDが多い傾向にあります。(※2)心因性のEDは、過去にセックスをしようとしたときにうまく勃起できずに失敗してしまった経験や、その際にパートナーに言われた言葉が心の傷になり、セックスをしようとしたときに必要以上に緊張したり不安になったりしてしまうことで起こります。そのため、EDの症状は相手がいないマスターベーションでは勃起に問題ないというケースもあります。その他にも、上司や部下との人間関係によるストレスや、夫婦関係がうまくいっていないなどの家庭環境などのストレスがEDの原因になることもあります。失敗を深刻に受け止め気にしてしまう神経症的な人は、EDの症状が出てしまいやすい傾向にあります。

EDの症状を感じ始めたら、ED治療を行うために医師の診察を受けましょう。ED治療のために、若い世代から中高年まで幅広い世代の方がクリニックを訪れています。一般的には、バイアグラ、シアリス、レビトラなどのED治療薬を用いて治療を行うことになります。ED治療薬の使用に年齢制限は存在しないため、若い人から年配の人まで服用することができます。

参考記事

※1)EDネットクリニック.com データで読む日本人のED
https://ed-netclinic.com/about_ed/data.php

※2)EDネットクリニック.com なぜEDに?主な3つの原因とタイプ
https://ed-netclinic.com/about_ed/type/