EDコラム

仕事の悩みがうつ病とEDを引き起こす

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仕事に悩みを抱える男性は多くいます。リストラや人間関係、業績など仕事に対する悩みの種類はさまざまで、それらはストレスの大きな要因となります。ストレス社会と叫ばれる昨今、「仕事をしている限り、悩みを抱えるのは仕方ない」と考える人は多いものの、悩みを抱えたままにしておくのは危険です。仕事の悩みはストレスを引き起こし、そのストレスは、さまざまな病気を引き起こす原因となってしまうのです。
そんな病気のひとつに、「うつ病」があります。また、うつ病はEDを引き起こす大きな要因にもなります。うつ病とEDが併発してしまうと生活の質を大きく低下させるだけでなく、症状を改善させるための治療にもかなりの時間がかかってしまうことになるのです。普段の生活に支障をきたすことなく人生を謳歌するためには、うつ病やEDは予防したいもの。
そこで今回は、うつ病やEDの予防方法についてご紹介します。

うつ病ってどんな病気?

うつ病は、憂うつやマイナス思考な気持ちを引き起こす気分障害の一種です。意欲や集中力も低下し、これまで楽しめていたことでも面倒に感じてしまうようになります。うつ病は精神的な症状だけでなく、身体的な症状も引き起こします。眠れなくなったり、食欲が低下したり、身体がだるくなるのもうつ病の特徴です。そんなうつ病は、15人に1人はかかるといわれているほど身近な病気です。(※1)症状を回復させるためには、ゆっくりと休んだり、ストレス解消につとめたり、新しい生活習慣や考え方を身に付けることが大切です。また、抗うつ剤など薬での治療も重要となります。

うつ病とEDの関係

憂うつな気分や意欲の低下を引き起こすうつ病は、同時に性欲の低下も引き起こします。つまり、性欲の低下は、EDにもつながりうるということ。うつ病は、EDを引き起こす要因にもなります。

EDを大きく分類すると、「心因性ED」と「器質性ED」、「混合性ED」と「薬剤性ED」の4つに分けられます。心因性EDとは精神的な症状が原因となるEDを指し、器質性EDとは身体的な機能不全が原因となるEDを指します。また、混合性EDとは心因性EDと器質性EDが合わさったものを指し、薬剤性EDとは特定の薬によって引き起こされるEDを指します。いずれのEDも、うつ病によって引き起こされる可能性があるといえるのです。

抗うつ剤とEDの関係

うつ病に用いられる治療薬には、抗うつ剤や睡眠薬、抗不安剤や抗精神病剤などさまざまな種類があります。その中には、性機能を低下させてしまう薬も含まれているのです。特に抗うつ剤として最も多く利用されている「SSRI」という薬は、中枢神経系でセロトニンを増加させる働きがあります。セロトニンが増加すると性的衝動に関係するドーパミンの働きを抑える作用があり、性欲を低下させてしまうことが報告されています。つまり、抗うつ剤の使用は、性欲や性機能の低下をもたらし、EDを引き起こす可能性があるとされているのです。

抗うつ剤など服用する薬によって引き起こされる薬剤性EDは、その薬の服用を止めることで改善することが可能です。しかし、その薬が医師から処方されている以上、何らかの必要性があって処方されていることから、自己判断で勝手に薬の量を減らしたり、薬の服用を止めたりするようなことは絶対に避けましょう。

うつ病とEDを併発させないためには

短期的な改善が難しくなるうつ病とEDの併発。そんなうつ病とEDの併発を防ぐには、そもそもうつ病を予防することが大切です。しっかりと休養を取るのはもちろん、自分なりのストレス解消法を見つけ、悩みやストレスをためないようにつとめましょう。また、日々の生活スケジュールにゆとりを持ったり、「明日できることは明日にしよう」など柔軟な考え方を取り入れたりすることも大切です。

まとめ

うつ病は、意欲や集中力も低下し、これまで楽しめていたことでも面倒に感じてしまうようになる気分障害の一種です。治療薬を服用することでEDを引き起こす可能性があるため注意が必要です。

うつが原因となるEDを未然に防ぐためには、日々の生活の中でストレスをためないことが大切です。

 

参照記事

※1)ファイザー心の陽だまり
http://www.cocoro-h.jp/untreated/overview/population.html

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