EDコラム

勃起しない…これってED?医師が原因や対策、治療法からパートナーの対応まで紹介

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最近、セックスで満足できないと悩んでいませんか?もしかしたらそれはEDかもしれません。EDは本人だけでなく、パートナー(妻・彼女)にも影響する問題です。今回は専門の医師が勃起しない原因やEDについて解説。あわせて対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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「勃起しない=ED」なのか

勃起しない悩みがあると、すぐに思い浮かぶのはEDですよね。しかし、勃起しないからといって、それはEDなのでしょうか。EDには多くの種類があり、併発する疾患が潜んでいることも。まずはEDについて理解を深めていきましょう。

そもそもEDとは

満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または(and/or)維持できない状態が持続または(or)再発すること

引用:日本性機能学会/日本泌尿器科学会、ED診療ガイドライン[第3版]

EDは上記の通り定義されています。全く勃起しないことはもちろん、性行為を行なううえで十分ではない勃起レベル・持続性についても含まれ、比較的広義です。そのため、「なんとなく勃起しないな」という場合もEDと判断されます。

EDの種類3つ

特徴 主な原因
心因性(機能性)ED 精神的な要因で発症 トラウマや不安
器質性ED 身体的な要因で発症 血液のめぐりが悪化
混合型ED 精神的・身体的要因で発症

EDには主に3つの種類があります。種類によっては、原因が性生活以外に隠れていることもあります。ご自分に当てはめて、多面的に勃起しない理由を探ってみましょう。

勃起しない場合に考えられる疾患

身体的な要因で勃起しないケースもあります。この場合、血液循環に問題があることが多いです。動脈硬化や高血圧症、脂質異常症や糖尿病といった病気も疑ってみましょう。

なぜ勃起しないのか?シーン別にみるED

身体的には問題がなく、勃起しない理由が探れない場合は、心因性EDのケースを考えてみましょう。シチュエーション別によくある原因をご紹介します。

マンネリ化

彼女や妻との性生活がマンネリしてしまうことでEDになってしまうことがあります。特定の相手だけに反応しないのが特徴であり、妻や彼女にだけ勃起しなくなってしまいます。

パートナーが変わった

パートナーが変わることで心因性EDを発症してしまうケースがあります。パートナーへの不安や焦りがあることがその原因です。一方で彼女が変わった途端にEDが改善される方もいらっしゃいます。

経験の浅さからくるプレッシャー

10代、20代の若年層の場合、経験がないことから勃起しないことがあります。経験不足が緊張や不安を掻き立ててしまうこともあるでしょう。こうした背景により、EDが発症してしまいます。

妊活による焦り

妊活が原因でEDになってしまう、というケースもよく見受けられます。これまでのセックスとは異なり、射精するだけの行為に感じたり、早く子供を授からなくてはならないと焦ってしまったりすることが原因として考えられます。

なんとなく勃起しない場合も病院やクリニックの治療すべき?

勃起しないという悩みはセックスレスなどパートナーとの関係に影響する問題です。男性としての自信喪失、子どもが望むようにできないストレスやジレンマにも繋がるため早期の治療は欠かせません。

EDを治療すべき理由

現在ではバイアグラ、レビトラ、シアリスといった専門治療薬があります。そのため、昔に比べEDは本格的な治療を行うことで改善が見込める症状です。もし勃起しないと感じたら相談だけでもしてみることがおすすめです。

病院やクリニックでED治療を行うメリット

病院やクリニックでは、現状の把握や治療薬の適切な処方だけでなく、メンタル面のケア&サポートも行います。まれにEDを自力で克服しようとする方もいらっしゃいますが、おすすめできません。特に、混合型EDの場合、原因が複雑なため個人的に改善していくのは至難の技です。もしEDを克服したいと思ったら、まず医師のヒアリングを受けましょう。
イースト駅前クリニックでは男性医師のみが診察を行い、その他スタッフも全て男性です。気恥ずかしさを感じている方でもご相談しやすい環境を整えています。ぜひ、お気軽に診察にいらしてください。

勃起しない悩みを専門医に相談する

勃起しない場合に対策すべき生活習慣

様々な原因が考えられるEDという症状。治療に加えて、生活習慣も改善する必要があります。日々の生活で意識的に取り入れられる対策法をご紹介します。勃起しないと感じたら、実践してみましょう。

ストレスを溜め込まない

ストレスを軽減することで症状の緩和が見込めます。不安や心配事を抱えこまず、精神衛生に気を使ってみましょう。

お酒の飲みすぎを避ける

少量であれば緊張の緩和に繋がるお酒ですが、過度な飲酒は控えるべきです。アルコールの多量摂取は肉体的疲労を引き起こし、それが原因で勃起しないケースもあります。

喫煙を避ける

喫煙習慣はEDのリスクファクターであると言われています。もし喫煙習慣がある場合はタバコを控えることをおすすめします。

食生活を改善する

コレステロールの高い食べ物は控えてみましょう。生活習慣病とEDは関係性が深く、併発することがわかっています。内科的な観点から食生活を見直すことも重要な対策です。

適度な運動をする

運動をよくしている人とそうでない人を比較すると、前者の方がEDのリスクが低いことがわかっています。勃起しなくなってきたと感じたら、運動を日常生活に取り入れてみましょう。

「彼氏が…」「夫が…」勃起しない悩みにはパートナーも重要?女性が与える影響

勃起の原因は本人だけの問題ではありません。実はパートナーもEDに深く関わっているケースが非常に多いのです。EDの原因とパートナーとの関係について解説します。

パートナーからの叱責

プレッシャーや焦りからくるEDの場合、パートナーから責められることで悪化してしまう可能性があります。相手の期待に応えなければ、という不安はパートナーの反応が大きく影響してしまうのです。

パートナーからの精神的なケア

パートナーの反応がEDの症状に密接に関係します。そのため、パートナーからの精神的なケアはとても重要です。相手の期待に応えられない不安から勃起しなくなり、失敗。さらに不安が募っていくという悪循環はよくあるケースです。まずは「焦らないでも良い」という認識を共有できるようなケアが求められます。

一緒に受診

海外ではカップルや夫婦で連れ添って来院するケースが多いです。当院でもパートナーと一緒に受診される患者様はよく見られます。一緒に受診することで、EDへの理解が深まるだけでなく、二人で向き合っていく姿勢が不安を解消させてくれるのです。

勃起しない悩みはひとりで抱え込まずに、専門クリニックへご相談を!

海外に比べ、日本国内ではEDの認知度が低く、人前で言えないというイメージが根強くあります。そのため1人で抱え込んでしまう方も多くいらっしゃるのが現状です。しかし見方を変えれば、EDは動脈硬化の一種とも言え、治療すべき症状です。もし勃起しないことに悩んでいたら、恥ずかしがらず、まずは受診してみてください。

イースト駅前クリニックでは電話でのご相談も受け付けています。来院することに敷居の高さを感じている方も、まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

イースト駅前クリニック 札幌院 院長 大久保直樹

1993年、福岡大学医学部を卒業。同年4月より、福岡大学医学部の泌尿器科学教室に入局する。ED治療薬が確立される以前からED治療に尽力。その後、内田記念病院、小千谷さくら病院、ロイヤル病院での勤務を経て、2019年4月より、イースト駅前クリニック札幌院の院長に就任。男性クリニックの少ない札幌でED治療の理解を深めるべく積極的な活動を続けている。