バイアグラ

バイアグラの効果ってどんなもの?EDに効果的な理由と正しい服用方法

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バイアグラはED治療薬として知られていますが、その効果ははたしてどれ程のものなのでしょうか。気になる効果について徹底解説します。また、バイアグラが効かない場合の対処法や副作用、飲んではいけないケースについてもご紹介。正しい飲み方を理解して、バイアグラの効果を最大限に発揮しましょう。

バイアグラの効果とは?

バイアグラはEDに悩む男性のための薬ですが、その効果を理解するためには、まずEDについて理解する必要があります。EDの原因・症状とそれに対するバイアグラの効果・効能を解説します。

EDの原因 

EDになる原因はさまざまですが、多いとされているのが生活習慣によるものです。また、お酒を飲む機会が多かったり、タバコを嗜んでいたりする人はEDになりやすい傾向があります。さらに運動不足が原因といったケースもあります。

他にストレスが原因となることもあります。ストレスによるEDは「心因性ED」と呼ばれています。仕事や子育てのプレッシャー、経済的な不安などによってストレスが溜まり、勃起しなくなってしまうことがあるのです。

成人男性の4人に1人は発症するというED。EDになる方はご年配の人が多いイメージがありますが、実際の発症には年齢がないとされています。若い方でもEDになる可能性は十分に考えられます。(※1)

バイアグラの効果 

・勃起しないトラブルを改善
・性行為中の勃起継続時間を伸ばす

バイアグラの効果は、大きく分けて上記の2つです。これはバイアグラの有効成分シルデナフィルによるものです。シルデナフィルには勃起を抑制するPDF-5の働きを弱める効果があります。PDE-5を弱めた結果、勃起をサポートし、継続させることができます。

なお、シルデナフィルは元々、狭心症の薬として使用されていました。シルデナフィルには血管を拡張する効果があったので、心臓病の治療にも使用されていた薬です。

バイアグラの効果がみられない原因

バイアグラは正しく服用すれば効果を発揮するものですが、間違った服用の仕方をすると、効果が思うように得られないことがあります。また、正しく服用しなかった結果、副作用が強く出てしまった、というケースもあります。ここでは、バイアグラの効果が得られない原因を大きく二つに分けてご紹介します。

バイアグラを空腹時に服用していない 

バイアグラは食前である空腹時に服用するのが基本です。食後に服用すると、バイアグラの効果は低減します。食後の腸は膜が張られた状態で、その膜が薬の吸収を邪魔してしまうためです。

特に脂分の多い食事は要注意。腸に油の膜が更に多く張られてしまうからです。どうしても食後に飲まざるを得ない場合は、なるべく脂分の少ない食事を選ぶようにしましょう。ラーメンや焼き肉といったこってりしたものは避け、お蕎麦などの軽いものを選ぶのがおすすめです。

服用時間を誤っている 

バイアグラは服用してから、すぐに効果が出てくるという訳ではありません。バイアグラを飲んですぐに性行為をすると、時間が経たなすぎて十分な効果を得られないのです。バイアグラの効果のピークは服用後から1時間程度です。人によって多少のずれはありますが、だいたい性行為の1時間前には服用を済ませておくのがよいでしょう。

また逆に、バイアグラを服用してから性行為まで時間が空きすぎるものNG。バイアグラは服用してから5時間程度効果が持続するので、5時間前までの時間ならいつ飲んでもよいと思われるかもしれません。ですが、いくら5時間効果が持続するとはいえ、効果は時間が経つにつれてどんどん減速します。できれば1時間前ぐらいに服用するのがベストです。

しかしお仕事の関係などで、ベストタイミングで服用するのが難しいこともあるでしょう。また、性行為の時間が変わってしまうこともあると思います。バイアグラの持続時間にパートナーの予定を合わせるというのもあまり好ましく思わない人も。そのため服用時間に関しては、できる範囲で守ることを意識していくのがよいです。決して無理はせずに、ストレスを感じない範囲で守りましょう。

バイアグラの副作用と服用が禁止されている人

バイアグラの効果についてご紹介しましたが、そもそも薬の服用には少なからず副作用の影響があります。以下ではバイアグラの副作用と服用を控えるべき人をご紹介します。

バイアグラの副作用 

下記は、バイアグラの服用により発症する可能性のある症状です。しかしこれらは、必ず発生するものではなく、バイアグラの服用により考えられる副作用の域を超えません。ですので、医師の指示通りの服用を行えば過剰な心配は必要ありません。(※3)

発生頻度 副作用
1%以上 ・血管の拡張
・頭痛
0.1%以上1%未満 ・動悸や胸の痛み、頻脈など心血管系の異常
・傾眠
・めまい
・意識の混濁
・AST(GOT)増加
・口の渇き
・消化不良や悪心、胃腸障害、腹痛などの消化器異常
・鼻炎
・筋肉痛や関節痛など全身の痛み
・発疹
・彩視症や充血、視覚障害、結膜炎など眼球に関する異常
・ズキズキとした体の痛み
・ほてり
・CK(CPK)の増加
0.1%未満 ・むくみや高血圧、不整脈、心電図異常など心血管系の障害
・神経過敏
・興奮
・感覚異常
・γ-GTPとALT(GPT)の増加、LAPの上昇
・あくび
・嘔吐や嚥下障害、下痢などの消化器異常
・起床時の勃起延長や陰茎痛、半勃起持続、射精障害などの生殖器異常
・咽頭炎や呼吸障害、鼻閉感、喘息などの呼吸器異常
・背中や骨の痛み
・発汗
・皮膚の乾燥
・発疹や湿疹のないかゆみ
・リンパ球減少症、好酸球増加症
・まぶたのかゆみや屈折障害、ドライアイなど眼球に関わる異常
・BUN増加
・インフルエンザ症候群
・リンパ節症、血中ナトリウムの減少
・血中リンの増加
・体重の増加
・血中尿酸値の上昇
・ウロビリノーゲン陽性反応
・尿中ブドウ糖陽性反応
・尿中赤血球陽性反応
・尿中蛋白陽性反応
・疲労感や無力症
不明 ・心筋梗塞
・心臓に関わる突然死
・失神
・起立性低血圧
・まぶたの腫れや色覚異常、回転性のめまい、網膜静脈閉塞、非動脈炎性前部虚血性視神経症、網膜動
脈閉塞といった眼球や視野に関する異常
・食道炎
・脳卒中
・感覚の麻痺
・片頭痛
・勃起持続症
・鼻血や咽頭炎といった気道の異常
・皮膚のかゆみ

 

服用してはいけない人 

・硝酸剤を服用中の人
・抗不整脈薬を服用中の人
・肝臓病を患っている人

以上のような人は副作用の有無にかかわらず、バイアグラの服用は禁忌です。これらの心臓病を治す薬を使用している場合は、バイアグラを飲むと危険なレベルにまで血圧が下がる恐れがあります。バイアグラと心臓病薬は絶対に併用してはいけません。

また他にも、持病のある人や服用している薬がある場合は必ず医師にお伝えください。安全に服用するためにも、正しい理解が必要です。

バイアグラは正しい知識を持って服用し、効果を実感しよう

バイアグラの効果とそのメカニズム、副作用についてご紹介しました。バイアグラは正しい方法で服用することが肝心です。思うように効果が現れない場合、バイアグラを飲む時間、あるいは自分の生活習慣を見直してみましょう。服用方法や生活習慣の改善で、効果が出るケースもみられます。

また、それでも効果がない場合は医師へご相談ください。自分ではよいと思っていても思わぬ見落としがあって、正しくバイアグラを飲めてない可能生もあります。もしくはバイアグラ以外の薬の方が合っているのかもしれません。医師と相談しながら夜の悩みを改善しましょう。

参考URL

※1)バイエル薬品「データで読む日本人のED」

https://ed-netclinic.com/about_ed/data.php