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EDに効果的なスローセックスのやり方とは|意味から重要性まで詳しく解説

最終更新日:

巷でよく耳にする、スローセックス。女性を喜ばせるための目線で紹介されている内容も多いですが、EDを抱える方にもおすすめしたい方法です。スローセックスとはどのようなものか、その意味や方法など、EDに悩む方必見の情報をお届けします。

この記事の監修者

西澤 康平

プロフィール

2006年北海道大学医学部を卒業。札幌医科大学付属病院での研修医や、釧路優心病院精神科での勤務医を経て、2017年10月よりイースト駅前クリニック京都四条烏丸院の院長を務め、2020年10月より池袋院の院長となる。趣味はスポーツ全般、特に野球が好き。

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スローセックスとは

スローセックスとは時間をかけて愛を深めるために行うもので、セックスセラピーの一種としてとらえられています。必ずしも射精にこだわらず、お互いに時間をかけて気持ちよく感じることを第一とし、幸せな気持ちになることを目的とする行為であると言われています。

EDにおけるスローセックスの重要性

EDの原因は人それぞれですが、特に多いのが心因性のよるものだと考えられています。性への偏見解消を唱えていたKaplanは「性的機能障害」の分類を下図のようにまとめ、それぞれのタイプにあった治療法を示しています。

(※1)

心因が直接的に症状に結び付いている「一時的性心理機能障害」のうち、心理的要因がそれほど重要性をもたない場合は、セックスセラピーが有効であると示しています。たとえば、性に関する無知や、失敗への不安、コミュニケーション不足などにより性機能不全がある場合にはセックスセラピーが効果的ということです。
スローセックスは、スキンシップをはかりながら、じっくりと時間をかけてお互いが気持ち良い状態をめざすコミュニケーションです。そのため、心因性のEDにも効果が期待できます。

【段階別】EDの原因とは

EDによってセックスレスになったり、セックスに不安がつきまとったりする場合は、スローセックスを行ってみてはいかがでしょうか。スローセックスではEDの緩和に不可欠な症状を把握できるチャンスに恵まれます。

まずは射精までの流れに沿ってEDの症状を把握する

Kaplanは「性的機能障害」を判断する際にまず、射精に至るまでの段階を3つに分け、どの部分が障害されているのか把握して適した治療を行う必要があるとしています。スローセックスを取り入れながら、下の3段階のどこで問題が発生するのかをチェックしてみましょう。

1. 欲望 性的な活動についての空想、性行為をしたいという欲求
2. 興奮 女性では膣潤滑化、男性では勃起をする、オルガズムに至るまでの興奮をしている状態
3. オルガズム いわゆる絶頂期のことで、男性の場合は射精を伴う

正常な性反応としては、まず欲望を抱き、興奮して、オルガズムに達して射精します。この欲望、興奮、オルガズムの3つのうち、どの部分が障害されているかで病理性は異なり、治療法も変わってくるとしています。

では、それぞれの段階で問題が発生するのはなぜでしょうか。特徴や原因をスローセックスでできる対策と合わせてご紹介します。

欲望の段階に障害がある場合

欲望の段階で起こる障害の定義は、「性的空想と性的活動に対する欲求の持続的または反復的な不足または欠如」とされています。欲望の段階が課題の場合、以前にあった性欲が減退したり、なくなったりする点が特徴です。しばしばEDを併発することもあり、性的な空想をする頻度も減少すると言われています。

過去の経験によるもの

性欲が減退しEDを併発している場合、これまでの失敗によっては不安感が強く、勃起力や性欲が深刻に低下していることもあります。そんな時は、初期治療として、空想することからはじめる方法があります。

うつ病の場合もある

なかには、うつ病によって性欲が減退している可能性も考えられるため、専門科の治療を必要とするケースもあります。性欲の減退ばかりに注視せず、うつ病の可能性はないか調べてみることも大切です。

興奮の段階に障害がある場合

興奮の段階で起こる障害の定義は、「性行為を完了するまでの間に、勃起を起こし持続することが部分的にまたは完全に障害されることが続いたり反復したりすること。あるいは、男性が性行為中に性的興奮の主観的感覚を欠くことが持続または反復すること。」とされています。

心因性の興奮相障害の場合、「今夜うまくできるだろうか」という不安などが原因となるケースが多いです。

オルガズムの段階に障害がある場合

オルガズムの段階で起こる障害の定義は、「興奮相に続く膣内でのオルガズムの遅延あるいは欠如。マスターベーションではオルガズム可能なもの」とされています。

適切でないマスターベーションが影響

手を使わずシーツなどでマスターベーションを重ねた結果、膣内での射精ができなかったり、一人でないと射精できなかったりなどいくつかの原因が考えられます。マスターベーションの時の握力が強すぎて、膣内の圧力では物足りないケースも考えられます。

セックスに対する不安

心因性の場合、パートナーへの過度の気遣いや、問題なく行えるかわからないという不安が要因となることもあります。

【原因別】EDに効果的なスローセックスのやり方

ここでは、先ほどご紹介したEDとなってしまう原因をもとに効果的なスローセックスのやり方をご紹介します。

欲望の段階に障害がある場合

欲望の段階に障害がある場合の原因は以下の2つです。

・過去の経験
・うつ病

こういった場合には、タッチングを用いたセラピーが有効。男性は、感覚に神経を集中させて、パートナーによるタッチングを受けながら、好みの部位や強さを伝えます。どんなところが気持ち良いと感じるのか、どのくらいの強さがちょうど良いのかを、お互いに理解しあいながら行うことが大切です。

興奮の段階に障害がある場合

興奮の段階に問題がある場合は、ノン・エレクト法がおすすめです。ノン・エレクト法では、勃起させる必要はなく、半勃起の状態で亀頭部を膣に浅く挿入し、膣の内部の温かさを楽しみます。ペニスの根元を握って半勃起状態にするだけで良いため、勃起するかどうか不安な人でも安心感が得られます。

(※2)

オルガズムの段階に障害がある場合

オルガズムの段階に障害がある場合には、以下の2つが障害となっています。

・不適切なマスターベーション
・セックスへの不安

こういった場合には、マスターベーションを行う際、パートナーの居場所を少しずつ近づけていくのが効果的と言われています。はじめは離れた部屋から行い、徐々に近づいていき、パートナーの側や手を借りて行うなど、徐々に膣の側で射精ができるようにステップアップしていく方法です。

(※2)

スローセックスには夫婦・パートナーの協力が不可欠

EDの原因は人それぞれです。心因性EDの場合、パートナーの協力によって改善することもあります。スローセックスはお互いの気持ちよさを第一に考える、コミュニケーションが大切な行為で、愛情を深めることもできます。

パートナーの協力により、スローセックスをより充実させることで、EDを緩和できる可能性があります。もし、EDの原因が心因性であると心当たりがある場合は、スローセックスを実践してみてはいかがでしょうか。

イースト駅前クリニックでは、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどのPDE阻害薬によるED治療を行っています。EDは治療薬によって一定の改善が期待できる症状です。興味のある方はぜひ一度イースト駅前クリニックにご相談ください。

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参考URL

※1)阿部輝夫 「性と心身医学―男性の側面からー」『心身医学』1998年 38(4)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjmj/30/1/30_29/_pdf/-char/ja
※2)阿部輝夫 「性機能障害とセックス・セラピー」『順天堂医学』1984年 30(1)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/38/4/38_KJ00002386569/_pdf/-char/ja
※3)荒木 乳根子 「Aging Coupleの性」『泌尿紀要』2005年 51(9)
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/113685/1/51_591.pdf

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ED治療薬の効果発現は、刺激があると勃起して刺激がなければ普通の状態のままでいることです。ずっと勃起したままの状態にはなりませんのでご安心ください。
ED治療薬の特徴は自然な勃起状態になることです。

いろいろ薬を飲んでいますがED治療薬は飲めますか?

ニトログリセリン(心臓の薬)との併用はできません。
ED治療薬を服用希望であれば、先ずは服用中の薬を持参して医師にご相談ください。また、併用禁忌の薬に関してはこちらをご参照ください。

バイアグラ、レビトラ、シアリスの違いってなんですか?

持続時間、有効成分、食事によって効果の出現が左右されるかなどの違いがあります。
詳細はこちらをご参照ください。

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