EDコラム

ED(勃起不全)でセックスレスに?問題を抱えるカップルの割合からすぐに実践できる解消法まで

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EDによるセックスレスに頭を抱える男性は少なくありません。仲は良く、スキンシップがあっても、EDによるセックスレスはカップルの問題になりがちです。EDの原因はさまざまですが、心因性のEDの場合、解消法はあります。今回は、セックスレスのカップルの割合や、EDによるセックスレスの解消法をご紹介します。

目次※知りたい情報をクリック

スキンシップはあるのに、パートナーにだけ反応しない「性嫌悪症」のEDとは?

EDの治療は日々進化しており、治療薬による改善もすすんでいます。しかし、勃起そのものは起こっても、パートナーにだけ反応しなくなる症状も存在します。

どんなに仲が良くても、EDによるセックスレスに悩んでいるカップルは珍しくありません。女性の性障害に関する件数はここ数年あまり変化がないと言われている一方で、男性の性障害に悩む人の割合は年々上昇していることが明らかとなっています。

勃起そのものに問題がないのにもかかわらず、パートナーにだけ勃起しないEDのことを「性嫌悪症」と言います。スキンシップをしたり、一緒に旅行に行ったりするような仲の良いカップルでも、なぜかパートナーに反応しないことに悩んでいる人は意外と少なくありません。 (※1)

セックスレスの問題を抱えるカップルの割合推移

(※2)

一般社団法人 日本家族家計協会による「第7回男女の生活と意識に関する調査」において、セックスレスに悩む夫婦の割合が明らかとなりました。

グラフをご覧の通り、セックスレスに悩む夫婦の割合は2014年の段階において44.6%にも上っています。つまり、婚姻関係にあるカップルのうち約半数近くがセックスレスであるということです。

さらに、調査が開始された2004年から2014年までのわずか10年間の間に、12.7%もセックスレスの夫婦が増えており、その増加は歯止めが利かない状態であることがあらわれています。つまり、夫婦のセックスレスは、もはや珍しいことではなく、ごく身近な現象だということです。

EDによりセックスレスに陥ってしまう、その他の原因

EDによりセックスレスに陥る原因は、性嫌悪症によるものばかりではありません。機能的な問題が原因となることもありますが、心因性の問題によってEDとなるケースも多いと言われています。以下に、代表的な心因性の問題をまとめましたので、チェックしてみましょう。 (※1)

予期不安

心因性のEDの中でも特に多いと言われています。過去に勃起しなかったなど、失敗した経験がトラウマとなり、性行為に対して「今度は大丈夫だろうか、失敗したらどうしよう」などの不安や緊張からEDにつながるケースです。

もちろん、勃起しなかった経験のある男性すべてが予期不安によるEDになるわけではありません。その時のトラウマをどう受け止めたか、パートナーの反応をどう解釈したかなどにより変化します。

不安発作

性行為中に突然の動悸や息切れなどが起こり、救急車で運ばれるケースがあります。この発作を不安発作と呼び、この症状を持つ人はEDを発症しやすいと言われています。

不安発作に悩む人の多くは、過去に死の恐怖を経験したことがあると言われています。性行為中に自然に生じる動悸や息切れがきっかけで、過去の恐怖体験とリンクし、発作が起きてしまうのです。

軽症うつ状態

うつ病とEDとは大きな関係性があります。注意したいのが、治療が必要とまではいかない、軽度のうつ状態もEDの原因となりうることです。

軽症のうつ状態は、慢性的な疲労状態にあり、気分がすぐれない、意欲が低下気味にあるなどの様子が見られます。何よりも休養したいという状態にあるため、セックスのような疲労を伴う行為に対して拒否的になり、EDにつながります。

不妊外来への通院

妊娠を望んで、積極的に不妊治療をしている夫婦の場合、医療機関から妊娠しやすい日を指定してセックスをすすめられることもあります。こんな時、歓楽を無視した生殖のためだけにセックスするような気分になり、EDになってしまう男性もいます。

セックスに対して情緒的なつながりを感じず、本来のセックスとの違和感を覚えることが原因となるケースが多いようです。

ターン・オフ

性行為を想わせる雰囲気になると、無意識に自ら性欲を抑えてしまう男性もいます。例えば、求められたとたん、明日の仕事のことを考えてしまうなど、スイッチを切り替えるように性欲を消してしまうため、EDの原因になります。

本人にはまったく自覚がないものの、性行為に対する何らかの不安への防衛本能が働いているという意見もあります。

すぐに実践!EDによるセックスレスを解消する方法

EDをなんとか克服してセックスレスを解消したい人は、心理・行動療法のノン・エレクト法を試してみてはいかがでしょうか。

ノン・エレクト法とは

ノン・エレクト法は、しばしば心因性EDの改善のために用いられるアプローチで、この方法を試すことでEDが改善したという例もあります。特に、パートナーが月経中、あるいは来客があるなど、性行為できない日には問題なく勃起するという人におすすめです。

ノン・エレクト法は、ペニスの亀頭部だけを膣に浅く入れて行う感覚集中訓練です。半勃起状態で行うため、心理的な負担がかかりません。 (※1)

ノン・エレクト法のやり方

ノン・エレクト法は、勃起させないようにして行います。このことを、パートナーと認識し合うことで、パートナーに勃起の期待をさせずに行うことができます。

実際の方法は、ペニスの根元をつかんで亀頭部をうっ血状態にし、半勃起状態にします。そして、膣の入り口に浅く挿入し、膣内の温度を楽しむイメージで行うことがポイントです。半勃起状態で行うという認識をカップルで揃って持つことで、勃起に対する期待や不安から解消されます。

EDによるセックスレス、治療薬の検討してみましょう

今やセックスレスは多くのカップルが直面している悩みで、社会問題と捉えてもよい事態です。原因としては、冷えきった関係によって陥るものだと考えられがちですが、そうではありません。仲の良いカップルでも、セックスレスになるケースはあります。スキンシップがあるにもかかわらず、EDで悩んでいる人は、性嫌悪症を疑ってみてはいかがでしょうか。

EDの原因はさまざまです。今回は、心因性のEDの主な原因についてご紹介しました。ノン・エレクト法の実践も含めて、パートナーと一緒に前向きに考えてみることをおすすめします。

カップルふたりで改善が見られない場合は、専門の病院やクリニックでプロに相談するのもおすすめです。決して他人事ではないセックスレスの問題は、特段珍しいことではありません。前向きな気持ちでご相談ください。

参考URL

※1)第13回 精神研国際シンポジウム 阿部輝夫「性と心身医学 ー男性の側面からー」
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/38/4/38_KJ00002386569/_pdf/-char/ja)
※2)一般社団法人 日本家族計画協会「第7回 男女の生活と意識に関する調査」
(http://www.jfpa.or.jp/paper/main/000047.html#1)

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

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2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

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レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

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