EDコラム

若年層に急増中!結婚直後に起こる新婚ED

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「ED=中高年の病気」 このように認識している人は少なくありません。
EDの発症には、加齢による男性ホルモン(テストステロン)の減少や性機能の衰え、働き盛りの年代ならではの生活習慣が関与しています。そのため、中高年時期に起こりやすい病気であることは確かです。
しかし、EDの中には機能性EDというものがあり、これは心理的な諸要因によって引き起こされるものです。加齢とは関係なく発症することから、若年層にもみられる症状です。
なお、若年層が機能性EDを発症するきっかけは、“結婚”であることが多いと言われています。「結婚したものの、妻と性交ができなくなった」 こういった結婚直後に発症したEDは“新婚ED”と呼ばれ、夫婦関係の悪化や不妊症の原因となることから問題視されています。
今回は、そんな新婚EDについてご紹介します。

新婚EDとは

新婚EDは、様々な心理的諸要因によって、結婚直後に性交ができなくなる症状です。機能性EDの一種である心因性EDによって引き起こされます。
主な新婚EDの心理的諸要因としては、新婚初夜の緊張、過去の性交の失敗、仕事からの抑圧、妻からの抑圧、妻の不倫、抑うつ状態、性器ノイローゼ、同性愛などがあげられます。
新婚EDは、お見合い結婚、性交経験がない、このような男性の場合に多くみられます。何度か妻と性交を試みるうちにうまくいくようになるのが普通ですが、一度失敗してしまうと、「次も失敗したらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」といった予期不安が生じ、そういった精神的なダメージが次の行為にも及んで失敗が続きます。最終的には、「妻とは向き合うだけでダメだ」という条件反射まで起こり、新婚EDを引き起こしてしまうのです。
なお、新婚EDになると、妻のほうも「うちの夫はダメだ」と失望し、性交に協力しなくなってしまうことがほとんどです。結果、夫婦はセックスレスとなり、夫婦関係の悪化や不妊症の原因となります。

新婚EDが夫婦を破滅に追い込む!?

新婚EDはセックスレスや夫婦関係の悪化、不妊症だけでなく、不倫・浮気、離婚の原因にもなります。
性行為は、夫婦における子作りや愛情表現の手段です。しかし、新婚EDになると、なかなか子どもができない上に愛情表現のきっかけまで失われてしまうことから、夫婦間に亀裂が生じてしまうのです。
さらに、新婚EDは女性側の精神状態にも悪影響を及ぼし、女性に「私のせいでダメになったんだ」「私じゃダメなんだ」といったネガティブな感情を抱せてしまいます。中には、性的欲求の不満などから不倫・浮気に走ってしまう女性、「夫は私以外の女性で性欲を満たしているのではないか」という被害妄想や強い妊娠願望から離婚を考える女性もいます。
このように、新婚EDを放っておくと、夫婦間に大きな溝ができかねません。

新婚EDを解消!満足な性行為で円満な夫婦生活を

新婚EDは、機能性EDの一種である心因性EDによって引き起こされることがほとんどです。そのため、心因性EDの治療を受けることで概ね症状を改善することができます。
心因性EDの治療では、心理療法を主体に行います。カウンセリングなどを通して症状や悩みなどを医師に相談し、その程度に応じて暗示療法や行動療法、自立訓練法などを提案してもらいます。心因性に混合して器質的な原因もみられる場合には、血管系や神経系、内分泌系といった勃起機能に対してもアプローチしていきます。なお、バイアグラシアリスレビトラなどのED治療薬は、どちらの症状にも効果的です。

新婚EDは、夫と妻の間に生じる症状です。そのため、夫婦ふたりで治療を受けるのが理想的といえます。妻に自分が新婚EDであるということを伝えるのは恥ずかしいかもしれませんが、今後のふたりのためにも正直に打ち明け、一緒にED治療へ取り組みましょう。

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