バイアグラ

バイアグラODフィルムとは?効果や従来のバイアグラとの違いについて

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バイアグODフィルムをご存知でしょうか。従来のバイアグラをさらに飲みやすくするために改良されたこのED治療薬のことです。以前から販売されているバイアグラとの違いは何か、使い分けはどうすればよいのかなどを今回は紹介します。またED治療薬としての効果と効能、および価格・入手方法についても解説していきます。

目次※知りたい情報をクリック

バイアグラODフィルムとは

バイアグラODフィルムとは2016年10月にファイザー株式会社から発売されたED治療薬です。バイアグラと同じ有効成分であるシルデナフィルを含み、薬の形状を薄いフィルムにしているのが大きな特徴です。「ODフィルム」とは、少量の水や唾液で服用できる薬の形状・性質を示す用語のこと。つまり、錠剤で販売されていたバイアグラが、フィルム状になったのがバイアグラODフィルムです。

従来のバイアグラと同じく、シルデナフィルの含有量別に25mgと50mgタイプの2種類があります。

販売されているバイアグラODフィルムは2種類で大きさと薄さは以下のとおりです。

フィルムのサイズ
(縦×横)
フィルムの薄さ
バイアグラODフィルム25mg 24mm×16mm 約0.2mm
バイアグラODフィルム50mg 24mm×32mm 約0.2mm

(※1、2)

バイアグラODフィルムの効果と効能

バイアグラODフィルムの効能・効果は勃起不全の改善です。勃起不全とは、満足な性行為を行うには十分な硬さの勃起が得られない、または硬さの維持ができず、性行為がうまくできないことです。バイアグラODフィルムを服用することで、勃起不全解消が期待できます。(※3)

バイアグラODフィルムと従来のバイアグラとの違い

バイアグラODフィルムと従来のバイアグラは何が違うのでしょうか?ここでは両者の相違点を解説していきます。

バイアグラODはフィルム状になっている

以前から販売されているバイアグラは、硬い固形の錠剤であるのに対して、バイアグラODフィルムは前述のとおり、薄いフィルム状です。バイアグラODフィルムは舌の上に置くと、口のなかの水分だけで溶解することができます。従来と形状は違いますが、薬として重要な効果・効能は、従来のバイアグラとまったく同じです。

バイアグラODフィルムのメリット

バイアグラODフィルムの1番のメリットは手軽に服用できることです。バイアグラODフィルムは形状が一般的な固形錠剤ではなく、溶解性のある薄いフィルム状になっており舌の上で簡単に溶けます。

そのため固形錠剤では飲み込みにくい高齢者や水分の摂取が制限されている方でも気軽に飲むことができます。またバイアグラODフィルムは非常に薄いので携帯性に優れるのも大きな特徴です。

バイアグラODフィルムの価格と入手方法

ここではバイアグラODフィルムの目安価格と入手方法を合わせて解説していきます。使用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

バイアグラODフィルムの価格

目安価格
初診料、再診料 0円~3,000円(初診料)
0円~1,500円(再診料)
バイアグラODフィルム 1,000円~1,500円(25mg)
1,300円~1,800円(50mg)

*上記の価格に消費税が含まれる病院と、別途消費税がかかる病院があります。参考価格としてご覧ください。
*バイアグラODフィルムを50mgしか処方しない病院もあります。

バイアグラODフィルムの価格は、従来のバイアグラ(硬い錠剤タイプ)と同じです。またバイアグラODフィルムの処方にあたって、検査を受けた場合は別途検査量が必要です。加えて病院によっては薬代とは別に初診料、再診料が必要になることもあります。一方でこれらの費用がバイアグラODフィルムの価格に含まれて不要な場合も。

バイアグラODフィルムの処方は、保険が利用できない自費診療です。そのため病院によって価格は変わります。上記の価格よりも高い、または安い病院もあるので各機関で確認してみてください。

バイアグラODフィルムの入手方法

バイアグラODフィルムは病院で医師の処方を受けないと入手できません。通販でも購入できる可能性はありますが、通販には偽造品が含まれている可能性があるのでおすすめできません。

また、バイアグラODフィルムは、服用時に重要な注意点があります。バイアグラODを安心・安全に服用するには医師の処方を受けて購入することを強くおすすめします。なお病院では特殊な場合を除き、問診のみで処方してもらえます。

バイアグラODフィルムの服用方法と用量、および注意点

バイアグラODフィルムは取り扱いと服用方法に気を付ける必要があります。ここではバイアグラODの服用方法の手順と服用上の注意について解説します。

用量と服用方法

バイアグラODの服用量は通常で1回25mgです。または50mg を性行為の約1時間前に服用します。服用は25mgから始めましょう。1日の投与回数は1回に抑えてください。また次回の服用まで 24 時間以上あける必要があります。

なお、食後すぐに服用すると有効成分の吸収が遅れ、効果が低下してしまう恐れがあるため注意。また服用時に飲酒の量が多いとアルコールによって大脳の性中枢の興奮が抑制されるため効果が低下する可能性があります。

服用手順については以下の3ステップで解説します。

1.開封

2.口に含む

3.服用する

1.開封

必ず乾いた指(ODフィルムは水分があるとすぐに溶けます)で開封してください。アルミ包装をゆっくりと開封します。強く引っ張って開封するとODフィルムが切れてしまうことがあるので注意してください。

2.口に含む

ODフィルムを取り出して舌の上にのせます。なお、ODフィルムは口のなかですぐに自然に溶けますが、口の粘膜から有効成分のシルデナフィルは体内に吸収されません。

3.服用する

唾液の水分で簡単に溶けるのでそのまま、もしくは水と一緒に飲み込みます。必ず唾液または水で飲みこむことが必要です。上あごに張り付いた場合は、そのままの状態で少し待てばすぐに溶けるのではがそうとする必要はありません。

備考

服用する用量は、通常、1回25mg、または50mg を性行為の約1時間前に服用します。服用は25mgから始め、1日の投与回数は1回で、次回の服用まで 24 時間以上あけることが必要です。

なお、食後すぐに服用すると有効成分の吸収が遅れ、効果が低下する可能性があります。また、服用時に飲酒の量が多いとアルコールによって大脳の性中枢の興奮が抑制されるため効果が低下する可能性があります。

服用上の注意点

バイアグラODフィルムには従来のバイアグラと同様の注意点があります。服用の際に注意すべき点は以下の3点です。

服用上の注意 ・併用禁忌薬がある ・服用してはいけない患者がいる ・65歳以上は服用に注意

併用禁忌薬がある

併用禁忌薬とは、一緒に飲んではいけない薬のことです。現在、常用している薬があるという方は必ずチェックしてください。バイアグラODフィルムの場合、主に以下の薬が該当します。

硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)
アミオダロン塩酸塩(アンカロン錠)
sGC刺激剤 リオシグアト(アデムパス)

(※4)

服用してはいけない患者がいる

バイアグラODフィルムには服用を禁止されている患者がいます。以下に該当する患者は服用できません。服用を検討している方は当てはまっていないかチェックしてみてください。

服用上の注意 ・バイアグラODフィルムの成分で過敏症を発症したことがある患者
・併用禁忌薬を服用している患者
・心血管系障害を有するなどして性行為をすることが不適当な患者
・重度の肝機能障害患者
・低血圧の患者(90/50mmHg以下)
・治療をおこなっていない高血圧の患者(安静時収縮期血圧が170mmHg以上、または安静時拡張期血圧が100mmHg以上)
・最近6カ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴がある患者
・網膜色素変性症患者

(※4)

65歳以上は服用に注意

65歳以上の高齢者である場合、服用するには注意が必要です。服用を禁止されてはいませんが、バイアグラODの量を25mgにすることが推奨されています。また上記以外にも服用にあたっては注意が必要な患者がいます。気になる方はチェックしてみてください。

飲みやすく携帯性に優れたバイアグラOD!フィルムはどこでも服用できて便利

バイアグラODフィルムの価格や入手方法、服用上の注意点を紹介しました。従来のバイアグラとまったく同じ効果・効能が期待できるバイアグラODフィルム。それに加え、水なしで飲めて携帯性に優れているというメリットがあります。従来のバイアグラに不便を感じている方は、ぜひバイアグラODフィルムの使用を検討してみてください。

参考URL

※1)マルホ株式会社「主な飲み薬の形と特徴」
(https://www.maruho.co.jp/medical/toolorder/file/tool/5060403001.pdf)
※2)持田製薬「ODフィルムとは」
(http://www.mochida.co.jp/dis/generic/mochida_generic/#odfilm)
※3) 富士化学工業株式会社「インタビューフォーム/シルデナフィル錠」
(http://www.fujichemical.co.jp/generic/res/data/IF_sildenafil_VI_FCI_201409_01.pdf)
※4)KEGG MEDICUS「バイアグラ添付書」
(https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066489)

この記事の監修者

三田 浩一の写真
三田 浩一の写真

三田 浩一

イースト駅前クリニック 神戸三宮院 院長


1989年09月 鳥取大学医学部卒業、1991年05月 大阪市立大学医学部附属病院 第二内科(代謝内分泌病態内科学)入局、2008年10月 医療法人厚生会、2015年05月 イースト駅前クリニック名古屋院、2016年03月 イースト駅前クリニック神戸三宮院 院長就任

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

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2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

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