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ザルティア錠はEDに使えるのか?シアリスとの違いや薬の特徴について

最終更新日:

前立腺肥大症による排尿障害改善薬「ザルティア錠」とED治療薬「シアリス錠」。用途は違えど、この二種類の薬は同じ有効成分「タダラフィル」を含みます。そこで今回は、両者の違いや保険適応となるザルティア錠をED治療薬として使用できるかについて詳しく解説します。

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ザルティア錠とは

有効成分 タダラフィル
用量 2.5mg、5mg
用途 前立腺肥大症に伴う排尿障害改善

添付文書:「ザルティア錠

ザルティア錠とは、有効成分「タダラフィル」を含む薬剤です。前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬として、2014年に販売が開始されています。

では、ザルティア錠にはどのような特徴があるのか詳しく見てみましょう。

ザルティア錠の効果

ザルティア錠は前立腺肥大症による排尿障害を改善する作用を持つ薬剤です。前立腺肥大症とは、その名のとおり前立腺が大きくなる病気のこと。年齢を重ねるごとに増え、60歳以降の方は半数以上が前立腺肥大症を患っているとされています。

前立腺は膀胱のほぼ真下に位置し、尿道を取り囲むように存在する器官です。そのため、前立腺が大きくなると尿道が圧迫。その結果、尿が出にくくなるといった「排尿障害」を引き起こすのです。

多くの男性が悩まされる前立腺肥大症。では、ザルティアはどのように排尿障害を改善するのでしょうか?

ザルティア錠の作用機序

ザルティア錠の有効成分「タダラフィル」は、「ホスホジエステラーゼ5阻害薬」と呼ばれるタイプの薬です。ホスホジエステラーゼ5とは、血管の収縮に関わる酵素の一つ。私たちの血管は柔らかい筋肉で形成されており、収縮を繰り返しています。

まず、血管を拡げるためには身体の中で「NO(一酸化窒素)」と呼ばれる物質の産生量がアップ。このNOはcGMPと呼ばれる物質の産生を促します。そして、cGMPは血管に働きかけて筋肉を緩めることで血管を拡げているのです。しかし、血管はいつまでも拡がっているわけにはいきません。一定の時間が経過すると、「ホスホジエステラーゼ5」と呼ばれる酵素の分泌量がアップし、cGMPが分解されていくことに。筋肉を緩める働きを担うcGMPの量が減ることで、血管は元の状態に戻るのです。

ザルティア錠はこの「ホスホジエステラーゼ5」の作用を妨げる働きを持ちます。ホスホジエステラーゼ5は血管だけでなく、前立腺や膀胱の筋肉の収縮にも関わっているとのこと。そのため、ザルティア錠を服用すると前立腺や膀胱の筋肉の緊張がほぐれ、尿道の締め付けが軽減。そして、排尿障害が改善すると考えられています。

ザルティア錠とシアリス錠は何が違う?

ザルティア錠の「タダラフィル」は本来、別の薬剤に使用されていた有効成分でした。その薬剤とは、ED治療薬シアリス錠のことです。シアリス錠は現在承認されているなかでも新しいED治療薬であり、世界シェアは第1位にもなりました。

タダラフィルの作用によって陰茎の血管が長く拡張することで、持続性のある勃起を可能にするとされています。日本では2007年に製造・販売が開始。従来のバイアグラやレビトラなどより使いやすく、副作用も少なめ。マイルドな効き目が人気の理由となっています。

そんなED治療薬として開発された「タダラフィル」。しかし、服用を続けていくとEDだけでなく、前立腺肥大症による排尿障害を改善するとの声が多数寄せられました。その後、詳しい研究がなされ、タダラフィルには前立腺や膀胱の筋肉を緩める作用もあることが判明。そして、2014年、新たに「前立腺肥大症による排尿障害改善薬」として「ザルティア錠」の名で製造・販売が開始されたのです。

では、同じ有効成分を含むザルティア錠とシアリス錠の違いを詳しく見てみましょう。

目的・用途が違う

ザルティア錠とシアリス錠の最も大きな違いは、使用する目的が異なることです。上でも述べたように、ザルティア錠は「前立腺肥大症による排尿障害」、シアリス錠はEDの治療に用いられます。有効成分は同じでも、用途は全く異なるのです。

保険適用の有無

用途は違っても、有効成分が同じならどっちの薬を使用してもよいと思う方も多いはず。しかし、ザルティア錠は前立腺肥大症という病気に伴う症状を治療するための薬。ザルティア錠を処方する際に必要な診察料、検査料、薬剤料などは全て健康保険が適応となります。つまり自己負担は1~3割でOK。

一方、シアリス錠はあくまでEDの改善を目指して使用する薬剤。「病気」の治療ではありませんので、健康保険は適応となりません。全額自己負担です。

用量の違い

ザルティア錠とシアリス錠は同じ有効成分を含みますが、含有量が異なります。ザルティア錠はタダラフィルが2.5mg、5mg含まれた2つのタイプがあり、通常は2.5mgを使用。効き目が悪い際に5mgに切り替えます。

一方、シアリス錠のタイプはタダラフィルが5mg、10mg、20mg含まれる3つです。健康な成人であれば10mgから使用し、効果がなければ20mgにアップ。5mgのタイプが腎臓の機能に問題がある方に対して使用されます。(※1、2)

ザルティア錠はED治療薬として使えるか

このように、ザルティア錠とシアリス錠は同じ有効成分を含むものの、様々な違いがあることが分かりました。

なかでも、ザルティア錠とシアリス錠の経済的負担の差は、使用する方にとって大きな関心となるでしょう。より経済的にED治療をするために「ザルティア錠を処方してもらって、シアリス錠としてしようしてはどうか?」と、思う方も少なくないはずです。しかし、ザルティア錠があくまでも「前立腺肥大症による排尿障害改善薬」。ED治療に使用することはできず、次のような問題が生じることもありますので注意が必要です。

副作用が生じたときに保証されない

どんな薬にも少なからず副作用があります。特に血管の収縮に関係するタダラフィルは様々な副作用が起こりやすいもの。必ずしもすべての方が安全に使用できるわけではありません。

日本では、厚生労働省が認可した医薬品による副作用で健康を害した際に、治療費などを保障してもらえる「医薬品副作用被害救済制度」というシステムが整っています。しかし、この制度は認可された医薬品を正しい方法で使用したときのみ適応されるものです。ザルティア錠もシアリス錠も厚生労働省から認可を得ていますが、用途は別々。ED改善を目的にザルティア錠を使用して万が一副作用が起きても、この制度を利用することができません。(※3)

ザルティア錠はED治療に使用できない!ED治療にはED治療薬を

ザルティア錠がシアリス錠と同じ有効成分「タダラフィル」を含みます。しかし、厚生労働省による認可では用途が異なるため、ザルティア錠をED治療に使用することはできません。誤った使用をした際に、万が一副作用が生じても保障されることはありませんので注意が必要です。

ED治療を安全に行うには、多少経済的な負担が増えたとしても医療機関で正規のED治療薬を処方してもらうようにしましょう。近年では、海外製の安価なED治療薬ジェネリックも出回っていますが、安易な使用は非常に危険です。ED治療薬を入手するには、ED治療に長けた専門クリニックに相談するのがおすすめです。

参考URL

※1)日本新薬、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「ザルティア®錠2.5mg」「同5mg」新発売のお知らせ
https://www.nippon-shinyaku.co.jp/company_profile/news.php?id=283
※2)日本新薬株式会社、シアリス添付文書
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00053585.pdf
※3)医薬品医療機器総合機構、医薬品副作用被害救済制度
https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/index.html

シアリスについてのよくある質問

  • ザルティアとシアリスはどう違うのですか?

    ザルティアとシアリスは、主成分が同様の医薬品ですが、使用の目的により販売名が変わります。ザルティアの目的が「前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善」 なのに対し、シアリスは「ED(勃起不全)の改善」です。シアリスの特徴についてはこちらをご覧ください。

  • ザルティア錠はED治療のために処方されますか?

    ザルティア錠はED治療薬として処方されることはありません。これは、ザルティア錠が処方される目的が「前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善」であり、保険適用の治療だということに起因します。ED治療薬としてザルティア錠の有効成分タダラフィルを服用したい場合は、シアリスを処方してもらいましょう。

  • タダラフィルとシアリスはどう違うのですか?

    タダラフィルはシアリスの有効成分です。そのため、シアリスを服用することでタダラフィルが作用します。シアリス(タダラフィル)の効果についてはこちらをご覧ください。

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

バイアグラジェネリック

2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

バイアグラジェネリックについて詳しくはこちら

レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

シアリス

シアリスは36時間と長い時間効果が持続します。服用のタイミングを考えたり、プレッシャーや焦りを感じる必要がありません。

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