EDコラム

ED(勃起不全)の予防には何が必要?器質性ED・心因性EDそれぞれの回避策

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ED(勃起不全)は、男性であれば誰もが発症する可能性のある病気です。そして、発症原因によって「器質性ED」と「心因性ED」という2つのタイプがあります。今回は、それぞれのタイプのEDについて、効果的な予防法をご紹介。日常生活の中でどんなことに取り組めばよいか確認してみましょう。

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ED(勃起不全)は主に2種類に分かれる〈器質性EDと心因性ED〉

ED(勃起不全)は発症原因によって2つのタイプに分類されます。1つは、勃起に関わる神経や血管の異常による「器質性ED」。もう1つは、過度な緊張や疲労、精神的な不調による「心因性ED」です。EDを予防するために、まずはそれぞれのタイプの特徴を知っておきましょう。

器質性EDとは

器質性EDとは、勃起を引き起こすために必要な器官である血管や神経に異常が生じることによって引き起こされるEDを指します。その主な原因は、動脈硬化と糖尿病です。動脈硬化とは、高血圧や糖尿病、脂質異常症や肥満などの生活習慣病によって、血管が硬く、細くなる病気のことです。陰茎の血管に動脈硬化が生じると、陰茎への血流が低下し、勃起が妨げられます。一方で、糖尿病になると、神経にダメージが与えられ、性的な刺激や勃起を促す司令が伝わりにくくなります。

また、これらの病気がない場合でも、年齢を重ねるにつれて、身体は全体的に衰え、血管や神経の働きは悪くなっていくものです。年齢が上がるごとに、器質性EDに悩む方も増えていきます。 (※1)

≫器質性EDの特徴や治療法について詳しく見る≪

心因性EDとは

心因性EDとは、精神の不調によって引き起こされるEDのことです。勃起の際、陰茎の血管を広げるために必要な「NO」という物質は、性的興奮を覚えることによって生成されます。つまり、性的興奮を十分に感じられないと、満足な勃起に至らないのです。精神の不調というと広く様々ですが、主に緊張や疲労、性行為への苦手意識やプレッシャー、パートナーとの気持ちのズレなどが挙げられます。また、幼少期の体験や性行為の失敗など、心的なトラウマが原因となることも珍しくありません。

心因性EDの原因は人それぞれで、はっきりと原因が分からないケースもあります。治療が順調に進まず、それがさらに精神的な負担となり、症状が悪化するという悪循環に陥ってしまう方も少なくないでしょう。 (※2)

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器質性EDに対する予防法

器質性EDを予防するためには、生活習慣全般を見直すことが大切です。生活習慣病による血管や神経のダメージは、器質性EDの大きな原因になります。特に食生活の乱れは生活習慣病の大きなリスクです。適正カロリーを守り、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

そして、全身の血行を改善し、肥満などを防ぐためには、適度な運動習慣を身に付けるのもポイントです。特にウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は脂肪燃焼効果が高く、生活習慣病の予防に最適とされています。毎日とはいかなくとも、週に2~3回は有酸素運動を行うのが理想です。そのほか、喫煙や睡眠不足などもEDの原因になりますので注意しましょう。 (※1)

心因性EDに対する予防法

心因性EDを予防するには、原因となっている精神的な負担を軽減することが大切です。そのために、まずはどのようなことが精神的な負担になっているのか把握する必要があります。緊張や不安感が原因の方は、リラックスした状態で性行為に挑めるような環境づくりを目指すことが先決です。性行為はパートナーとの共同作業。たとえEDがパートナーに知られたくない悩みであっても、共に解決していくためには、正直に打ち明けることで改善の道が開けるかもしれません。過去のトラウマなどが根底にある場合、また、うつ病や不安障害など精神的な病気が原因の場合、薬物療法やカウンセリングなどが必要となることもあります。

心因性EDは「心の問題だから」と軽く考えられがちです。しかし、治療を受けることで劇的に改善する可能性もあります。症状が長引く場合は、医療機関を受診することも視野に入れましょう。 (※2)

ED予防のために注意すべき生活習慣まとめ

1. 食事
2. 運動
3. 禁煙

2つのタイプのEDは、原因も予防法も異なります。現在、ED治療の主軸を担うのは投薬治療です。しかし、上述のような生活習慣の見直しによって、発症や悪化を予防することもできます。まずは、生活習慣病を防ぐための食事・運動・禁煙に取り組んでみましょう。EDは、加齢による生理的な変化という側面もあるため、生活習慣に注意しても発症を避けられないことがあります。

しかし、仮にEDを発症してしまったとしても、変わらず生活習慣に注意することで悪化を防ぐことが可能です。また、ED以外の病気を予防することにもつながります。継続して生活習慣の改善を目指していきましょう。なお、EDの予防や改善のために見直すべき生活習慣については、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

≫EDの予防・改善に必須!見直すべき生活習慣について詳しく見る≪

ED予防へ日々の生活習慣を見直そう!

日本人男性の4人に1人はEDに悩まされているとされています。人には打ち明けにくい悩みのため、一人で抱え込んで性生活を諦めてしまう方も多いのが現状です。しかし、EDは普段の生活を見直すことで予防・改善を図ることができます。EDに対する正しい知識を持ち、ご自身に合った対策を講じていくことが大切です。

また、EDになってしまった時は、一人で抱え込まず、できるだけ早い段階で専門の医療機関を受診することをおすすめします。少しでも不安を抱えている場合、イースト駅前クリニックへお気軽にご相談ください。

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参考URL

※1)厚生労働省、勃起障害のメカニズムと病態生理等
(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/dl/s0930-7d3.pdf)
※2)日本泌尿器科学会、ED診療ガイドライン
(https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0131/G0000436/0046)

この記事の監修者

平田 勝俊
平田 勝俊

名古屋院

平田 勝俊

  • 長崎大学医学部 卒業

  • 長崎大学病院 脳神経外科入局

  • 北九州市立八幡病院 部長

  • 福岡徳洲会病院 医長

  • ひらた脳神経外科クリニック 院長

  • イースト駅前クリニック名古屋院 院長就任

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