EDコラム

食事でED(勃起不全)改善へ!避けるべき食べ物&効果的な栄養素を紹介

最終更新日:

EDを改善するには、ED治療薬の使用以外に生活習慣を見直すことも大切です。特に食生活の乱れは、様々な面からEDのリスクになりえます。今回のテーマは「食事」です。EDを改善に導くために避けるべき食べ物、摂取すべき栄養素について解説します。ぜひ参考にして、ご自身で取り組んでみましょう。

目次※知りたい情報をクリック

日頃の食事を見直せばED(勃起不全)改善へつながる?

EDの原因は実に様々です。しかし、その中の一つとして、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などの「生活習慣病」が大きく関わっていることが分かっています。これらの生活習慣病は「生活習慣の乱れ」特に食生活の乱れや運動不足などが、主な原因となって引き起こされるものです。

つまり、日頃の食生活や運動習慣を見直せば、EDの発症や悪化を予防することもできると考えられます。今回は、EDを改善するための食生活について詳しく見ていきましょう。

≫食事・運動・禁煙!ED改善のために
注意すべき生活習慣を詳しく見る≪

ED(勃起不全)改善のために避けるべき食事

1. 高カロリー食
2. 高塩食
3. 高脂肪食

EDの原因は様々ですが、その一つに陰茎の血行が悪化することが挙げられます。そして、血行が悪化、血流が低下する原因として挙げられるのが「動脈硬化」です。動脈硬化は上述の生活習慣病によって引き起こされるもの。生活習慣病とEDに深い関係があるのも頷けます。まずは、EDの改善を目指すため、動脈硬化を防ぐべく、主に3つの「高」の食事に注意しましょう。

高カロリー食

適正カロリーを大幅に超えた食事は肥満のもとです。アメリカで2万人以上の男性を対象にした研究によれば、肥満度がアップすればするほど、EDの悪化が見られたとのこと。そのほかにも様々な研究によって、肥満はEDのリスクファクターであることが示唆されています。

また、高カロリー食による肥満は、動脈硬化を引き起こすため、EDの発症・悪化に深く関わっていると言えるでしょう。一日に必要なカロリーは、運動量や体格によって異なりますが、男性は2200±200kcalが基本的な目安となります。もちろん、運動をした時などはさらに多くのカロリーを摂取しても構いませんが、取り過ぎには注意しましょう。 (※1、2)

高塩食

塩分の多い食事は体内の水分貯留を促し、高血圧を引き起こします。血圧が高い状態が続くと、血管の内側の壁が傷つき動脈硬化を引き起こすことに。その結果、陰茎の血管が広がりにくくなり、EDの発症・悪化につながるのです。厚生労働省によれば、高血圧を予防するためには、一日の塩分摂取量を8g未満に抑える必要があるとのこと。一方で、平成30年の国民健康・栄養調査によれば、男性の一日の塩分摂取量は平均して11.0g。理想的な塩分摂取量とは程遠い結果です。

塩分は思いのほか様々な食品に多く含まれています。自身がどれくらいの塩分を摂っているか正確に把握するのは困難です。毎日の食生活の中では、「薄味を心がける」「だしや薬味を活用して減塩する」「麺類は汁を飲み干さない」などの対策を行ってきましょう。 (※3)

高脂肪食

高脂肪食は、生活習慣病である脂質異常症や肥満のもとです。いずれも動脈硬化を引き起こし、EDのリスクとなりえます。さらに、高脂肪食はED治療薬の効果を半減させる可能性も。

ED治療の主流となる2種類の治療薬、バイアグラとレビトラは、脂質の多い食事を食べた後に服用すると、効果が低くなることが分かっています。特にバイアグラは、脂質との相性が悪く、効果が半減することも。ED改善のためには、日頃から高脂肪食を避けることをおすすめしますが、ED治療薬を服用する前は特に注意が必要です。

ED(勃起不全)改善のために避けるべき食事

・亜鉛
・シトルリン
・DHA・EPA

EDを改善に導くには避けた方がよい食事もあると同時に、積極的に摂るべき栄養素もあります。「EDに効く」と謳われたサプリメントも多く販売されていますが、具体的にはどのような栄養素を摂ればよいのでしょうか。ここでは、ED改善におすすめの栄養素を3つご紹介します。

亜鉛

亜鉛は、性欲を司る男性ホルモン「テストステロン」の分泌を促す働きがあります。テストステロンの分泌量は、年齢を重ねるごとに減少していくものです。それが、EDを引き起こす要因とも考えられています。このため、40代以降になって性欲が湧かないという方におすすめの栄養素です。

亜鉛は、アーモンド、ごま、抹茶、牡蠣、レバー、鶏肉などに含まれていますので、積極的に摂り入れるようにしましょう。

シトルリン

シトルリンは遊離脂肪酸の一種です。陰茎の血管を広げるのに必要な「NO」という物質の生成を促す効果が報告されています。そのため、シトルリンにはEDを改善する効果があると考えられているのです。実際に行われた研究でも、軽度のED患者がシトルリンを摂ることで、そのうち半数の方に症状改善が見られることが分かりました。また、ED治療薬の効果をさらに高める働きがあるとの声も。

普段は聞き慣れない栄養素かも知れませんが、スイカ、メロン、きゅうり、冬瓜などのウリ科植物に多く含まれています。今後は意識して、これらの食材を摂るようにしましょう。 (※4)

DHA・EPA

DHAとEPAはそれぞれ必須脂肪酸の一種です。体内ではほとんど合成されないため、食品から摂るしかありません。DHAとEPAには、血液をサラサラにする効果や、中性脂肪を下げる効果があります。そのため、全身の血行を改善し、肥満や脂質異常症を防ぐ効果も、ED改善につながると考えられます。厚生労働省が推奨する1日の摂取量は、両者合わせて1000㎎以上です。

サンマやイワシなどの青魚、マグロ(トロ)やブリなど油が乗った魚類にも多く含まれています。ただし、DHAやEPAは煮汁などに溶け出す性質がありますので、煮魚で食べる時は煮汁と一緒に食べるようにしましょう。 (※5)

食事の見直しでED(勃起不全)改善へ!治療薬の効果をさらにUPさせよう

高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などの生活習慣病は、ED発症・悪化の大きな要因の一つです。これらの生活習慣病は食生活を見直すことで大幅に改善することができます。そして、それがED改善につながることにもなるのです。また、食生活の改善を続けることで、その後EDを再発するリスクも低くなります。EDに悩んでいる方は、まず今回ご紹介したような食生活の改善を目指してみましょう。

そして、もちろんEDの原因は食生活の乱れだけではありません。より確実にEDの改善を目指したい方は一度専門クリニックで相談や治療を受けることをおすすめします。

≫お近くのイースト駅前クリニックを探す≪

参考URL

※1)日本泌尿器科学会、ED診療ガイドライン「EDのリスクファクター」
(https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0131/G0000436/0020)
※2)農林水産省、実践食育ナビ「食事バランスガイド早分かり」
(https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/balance/required.html) ※3)厚生労働省、平成30年国民健康・栄養調査結果の概要
(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000584138.pdf) ※4)日本薬理学会、虚血に伴う勃起不全に対する新規アプローチ
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/147/1/147_31/_pdf)

この記事の監修者

平田 勝俊
平田 勝俊

名古屋院

平田 勝俊

  • 長崎大学医学部 卒業

  • 長崎大学病院 脳神経外科入局

  • 北九州市立八幡病院 部長

  • 福岡徳洲会病院 医長

  • ひらた脳神経外科クリニック 院長

  • イースト駅前クリニック名古屋院 院長就任

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

バイアグラジェネリック

2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

バイアグラジェネリックについて詳しくはこちら

レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

シアリス

シアリスは36時間と長い時間効果が持続します。服用のタイミングを考えたり、プレッシャーや焦りを感じる必要がありません。