EDコラム

機器を使ったED治療「ED1000」とは?ED治療薬が効かない方必見

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※当院では扱っておりません

ED1000とは、機器を用いたED治療法です。ED治療と言えば、薬剤による治療が主流で、ED1000という名称を初めて耳にされる方も多いことでしょう。「ED治療薬が効かない」「ED治療薬を服⽤できない」という方、EDの根本的な改善法を探している方に向けて、ED1000という新しい治療法について、効果や価格などを解説します。

目次※知りたい情報をクリック

ED1000とは?

ED1000とは機器を使って、体の状態を改善し、勃起能力そのものを再生させる治療法です。バイアグラなどの薬剤を用いた投薬療法とは異なり、性行為の度に薬などを服用する必要がありません。

ED1000の仕組みは、陰茎に低強度の衝撃波を与えることで、細胞増殖因子を活性化し、血管の新生を促進。細胞増殖因子により新生された血管の内面(内皮)の細胞は増殖し、外に向かって枝が生えるように新しい血管が伸び、広がっていきます。その結果、陰茎内の血流量が増加し、勃起が起こりやすい体質へと変化するのです。

ED1000はこんな人におすすめ

・ED治療薬で効果が出なかった方
・持病(⼼疾患や脳疾患など)のためにED治療薬の服用が難しい方
・ED治療薬を服用することで副作用が強く出てしまう方
・EDの症状を根本的に改善したい方

ED1000を使った治療

ED1000を使った治療の流れ

1. 陰茎部にED1000の装置を当て、低強度衝撃波を照射する

2. 血管の細胞を刺激し、血管新成を促す

3. 血管の新成によって、陰茎海綿体の血流が増加し、EDが改善される

ED1000による治療効果を実感するには時間がかかります。典型的な例では、1クール12回を6~9週間かけて行い、その間に徐々に効果を発揮させます。1回の処置の所要時間は20分ほどです。

ED1000を使った治療にかかる費用

クリニックにもよりますが、1クール12回分の費用が30~40万円程度というのが平均的な相場です。

ED治療のメカニズムは?薬物療法とED1000の違いを解説!

従来の薬物療法とED1000では、症状に働きかけるポイントが異なります。2つの治療法のメカニズムを対比しながら、違いを見ていきましょう。まず前提知識として、勃起とEDの仕組みを解説します。

勃起の仕組み

男性は性的刺激を受けると、脳から勃起を促す信号が送り出され、神経系を伝って陰茎付近に達し、陰茎の動脈に一酸化窒素を放出させます。一酸化窒素はcGMPという分子の合成を促進し、この分子の働きにより、陰茎海綿体の平滑筋が弛緩して、血流が増加、勃起に至ります。

性的刺激によってcGMPの合成が促されるのと同時に、cGMPを分解するPDE5という分子も活性化します。cGMPの増殖とPDE5による分解が綱引きをしながら、陰茎の適切な膨張と収縮をコントロールしているのです。

EDが発生する仕組み

陰茎が膨張しなかったり、勃起が維持されずしぼんでしまったりするのは、陰茎海綿体の血流が不十分だからです。脳からの信号がうまく伝わらなかったり、血管に問題があったり、分子の働きが滞っていたり、心理的な撹乱要素があったりと、EDの原因は多岐にわたります。最終的には、海綿体の血流不足が勃起の不全をもたらしています。

ED治療薬が効果をもたらす仕組み

1.治療薬がPDE5の働きを阻害

2.cGMPの働きが活性化

3.ED改善の効果が発現

バイアグラ、レビトラ、シアリスといったED治療薬に含まれる有効成分は、PDE 5の働きを阻害します。PDE5はcGMPを分解する働きを持った分子ですので、結果的に血管内のcGMP濃度が上がることになります。これにより海綿体の平滑筋の弛緩が促進され、血流が増加しやすい状態になり、EDが改善するのです。 (※1)

ED1000が効果をもたらす仕組み

1. 機器を使い、低強度の衝撃波を陰茎に与える

2. その刺激により、細胞増殖因子が放出される

3. 血管細胞の分裂が促進される

4. 血管から新しい枝が伸びる(血管新生が起こる)

ED治療薬が一時的に分子の働きに介入して、症状を抑え込むのとは異なり、ED1000は陰茎海綿体の血管を増やすことで、勃起しやすい体質を作ります。薬物療法では、性行為の度に薬を用い、効き目が持続する間に性交を済ませる必要がありますが、ED1000を使えば、より根本的で持続的な改善を図ることができるのです。

ED治療薬と比較したED1000のメリットとデメリット

ED1000のメリット

ED治療薬には頭痛やほてりなどの副作用があり、程度によっては性交に集中できないこともあります。また、持病がある場合、ED治療薬が持病の治療薬の作用を阻害したり、重篤な副作用を引き起こしたりするかもしれません。一方、ED1000による副作用は報告されておらず、薬の飲み合わせの問題もありません。

さらにED治療薬がその場限りの効果をもたらすものであるのに対し、ED1000では根本的で持続的な改善を目指すことができます。治療薬の場合、服用のタイミングや服用前の食事などに注意しなければなりませんが、ED1000で勃起しやすい体質が得られれば、そうした負担はなく、自然に性交を臨みやすくなります。

ED1000のデメリット

ED治療薬は1回の服用ごとに短時間(1時間程度)で効果を発揮します。初回服用時には、緊張などによりうまく効果が出ないこともありますが、服用を続けることで即効性が期待できます。一方、ED1000で症状が改善されるまでには相当の時間がかかります。

バイアグラ1回分(50mg 1錠)の相場が1,500円程度ですので、ED1000の1クールを300,000円とすると、バイアグラ200回分にあたります。消耗品と持続的な変化をもたらす治療法を単純に比較することはできませんが、ED1000が思い切った投資を要求するものであることは確かです。 (※2)

ED1000は時間をかけてEDを治す治療法!自分に合った治療を選択しましょう

機器を用いる新しい治療法「ED1000」について紹介しました。従来のED治療薬とは、まったく異なったメカニズムで症状改善を図る方法ですので、治療薬では効果が出なかった方や持病などにより治療薬が服用できない方も利用できます。また、治療薬がその場かぎりの効果を持つだけなのとは対照的に、根本的な体質改善によって症状を抑えることができます。

ただし、ED1000で症状改善を自覚するまでには時間がかかりますし、かなりまとまった費用を用意する必要があります。薬物療法もED1000も一長一短があり、向き不向きもありますので、医師と相談しながら自分に合った治療法を選択し、適切な対処を継続していくことが大切です。

参考URL

※1)公益財団法人日本医療機能評価機構「ED診療ガイドライン 2012年版」
(https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0131/G0000436/0047)