EDコラム

【ED(勃起不全)とは】意味・原因・治療の基礎情報!気になる初期症状についても

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ED(Erectile Dysfunction)という言葉を聞いたことがありますか?日本語では「勃起不全」と呼ばれていますが、具体的にはどのような病気でしょうか。そこで、EDの定義からメカニズムや原因について解説。初期症状から治療薬を含む各種治療法、さらに日常の改善策もご紹介します。

【関連リンク】

心理的・精神的な原因によるED、「機能性ED」
常用薬によって引き起こされるED、「薬剤性ED」
物理的に勃起が阻害されるED、「器質性ED」

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ED(勃起不全)とは?

EDの定義

ED とは:満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか,または(and/or)維 持できない状態が持続または(or)再発すること

引用:日本医療機能評価機構、ED診療ガイドライン

ED(Erectile Dysfunction)は勃起機能の低下を指す疾患です。「たまに勃起しないことがある」「勃起できるか不安になる」といった、本人の勃起に満足を感じられない場合も勃起不全の治療対象です。

症状を判断するポイントは「満足な性交が行えるだけ勃起が維持できているか」というところにあります。

EDのメカニズム

EDのメカニズム

正常な勃起のメカニズムは、性的刺激が神経を伝って陰茎に伝達され、その刺激を受けて陰茎の海綿体に血液が送られ広がることで勃起が起きます。

一方、何らかの原因で神経や血管のどちらか、あるいは両方が正常に働かなくなると、十分な勃起が得られなくなります。陰茎海綿体に血液が十分に送られず、EDを発症するのです。

EDのメカニズムについて詳しく見る

意外なEDの初期症状

EDとは、性的刺激を受けてもまったく勃起しなくなることだと思っていませんか。実はそれだけではありません。

・勃起までに時間がかかる
・勃起の持続時間が短い
・性交渉中に萎えてしまう(中折ともいう)

上記のように、満足な性交渉ができないという症状すべてにEDの可能性が潜んでいます。また、「年のせいだから仕方がない」「たまに性交渉ができるからEDではない」「ストレスのせいだからやがて治る」などの誤解もあります。

EDの初期症状について詳しく見る

EDの主な原因

EDの主な原因として3つが挙げられます。

特徴 原因として多い年代
心因性(機能性)ED 精神的なものが要因 20代・30代
器質性ED 身体的なものが要因 30代・40代・50代
混合性ED 心因性、器質性が合わさったもの

心因性ED

仕事や学業などの悩み、プレッシャー、性行為でのちょっとしたパートナーとの行き違いなど心理的な原因から発生するEDです。

器質性ED

「神経伝達に不具合を起こす可能性のある脳出血」、「動脈硬化や生活習慣病(糖尿病、高血圧など)」といった身体的原因のEDです。

混合性ED

身体的問題から抑うつ的となり心理的問題を引き起こすなど、心因性と器質性が複雑に絡み合ったEDです。

年代別でみると、心因性EDは若年層に多く、年齢とともに器質性EDが増える傾向にあります。

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EDの治療について

・ED治療薬
・カウンセリング
・テストステロン補充療法
・血管外科手術
・陰圧式勃起補助具
・プロスタグランジンE1の陰茎海綿体注射

上記が主なEDの治療方法です。非常に様々な種類がありますが、中でも最もポピュラーなものがED治療薬による治療法。

ED治療薬は体の血管を膨張させ、血行を良くし、特に陰茎海綿体の血管を広げることで勃起を補助する薬です。さらに、服用により性交渉に対する自信を取り戻せば、ストレスなどから生じる心因性EDに効果を期待することもでき、心因性や器質性を問わず一定の効果が見込めます。

ただし、血管を膨張させる効果を発揮する狭心症や心筋梗塞に使用されるニトログリセリン系の薬や、排尿障害や血圧の薬を服用している場合は注意が必要です。

その他、外科的治療法からカウンセリング、補助具を使用した治療法など、多くの方法があります。まずは医師の診断を受け症状や患者さんの状況に合わせた治療法を処方してもらうことが大切です。 (※1、2)

ED治療について詳しく見る

ED治療までの流れや診断方法

パートナーとの性行為でどうも満足度が低いと感じ、EDかどうか気になったときは、自らがどの程度のED度なのかを確認してみましょう。

そこで便利なのが「EDセルフチェック」です。チェックの結果、EDの可能性が疑われる場合は、専門の病院で医師の診察を受けましょう。診察では、セルフチェックの結果や問診を通し、EDの程度を判断、適切な治療方法を医師が提案します。

近年ではEDに対する社会的理解も深まっていますので、ぜひ恥ずかしがらずに診察を受けてみましょう。ハードルを感じられる方は、ED専門外来へお越しいただければ、ご自分がEDであることを話す必要もなく、医師の診察を受けることもできます。

簡単!EDセルフチェックをしてみる

日常生活でできるED改善の工夫

日常生活でできるED改善の工夫

・食生活の見直し
・飲酒、喫煙を控える
・ストレス軽減
・適度な運動
・パートナーとの連携

ED治療薬はEDの改善を図ることに役立ちます。しかし、根本的な改善を望むなら、食生活から運動、ストレス軽減など日常生活の見直しも忘れてはいけません。

日常生活で実践できる主な改善策は上記の5つ。栄養バランスのとれた食生活や運動が体の基盤を整え、ED改善へと導いてくれるでしょう。

また、心因性EDはストレスやパートナーとの不和が原因となる場合もあります。EDが疑われる男性は、より積極的に夫婦間のコミュニケーションを図ることも大切です。

EDを改善させるための具体的対策について詳しく見る

EDは回復が見込める疾患!まずは気軽に医師へ相談

EDは回復が見込める疾患!まずは気軽に医師へ相談

EDとはどんな病気なのか、その定義やメカニズム、原因についてみてきました。EDと聞くと全く勃起しないことだけを考えがちですが、勃起の硬さが不十分であるなど、満足な性交が行えない状態も含まれます。

自分がどの程度のED度なのか、「EDセルフチェック」などを活用し、症状を知る所か始めてみましょう。また、チェックの結果、EDの疑いがあるようでしたら積極的な治療が大切です。自己診断で通販のED治療薬に手を出すと、治るどころか命に関わることも。

「EDかも」と思ったら電話やネットを通じて気軽にクリニックへご相談ください。

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参考URL

※1)日本医療機能評価機構、ED診療ガイドライン
(https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/26_ed_v3.pdf)
※2)東邦大学医療センター泌尿器科、勃起障害(ED)
(https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/repro/patient/sexual_impairment/erectile_disorder.html)

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

バイアグラジェネリック

2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

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レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

シアリス

シアリスは36時間と長い時間効果が持続します。服用のタイミングを考えたり、プレッシャーや焦りを感じる必要がありません。