薄毛

知っておこう!男性ホルモンで薄毛になる場合?

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年齢を重ねるにつれて、見た目の老化は気になるものです。顔のシワやたるみが増えた・脂肪が増えてきて体型が変わったなどさまざまな悩みがありますが、男性の場合に特に気になるのは薄毛ではないでしょうか。
薄毛の原因は、加齢によるものだけではありません。中には、若いうちから薄毛になってしまう方もいます。そういった方の場合、薄毛の原因は男性ホルモンのが関係している可能性があります。
そこで今回は、薄毛の原因のひとつなる場合もある男性ホルモンについてご紹介します。

男性ホルモンが過剰分泌されると薄毛になる理由

一般的に、成人男性の薄毛の悩みのタネのひとつとなるのがAGA(男性型脱毛症)といえるでしょう。

AGAは、頭頂部やおでこの生え際の髪の毛から薄くなっていく進行性の脱毛症です。20代から症状がみられるようになり、発症する割合は年齢を重ねるごとに高くなっていく傾向にあります。(※1,2)

AGAの原因は、主に男性ホルモンが関係しています。
代表的な男性ホルモンであるテストステロンは、筋肉や骨格の形成、生殖機能の向上など健康的な体を維持するために必要なものです。しかし、このテストステロンは、5αリダクターゼと呼ばれる酵素の働きを受けるとジヒドロテストステロンという物質へと変化します。すると、ジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合してヘアサイクルを乱し、髪の毛の成長を妨げ、薄毛の進行を助長させてしまいます。

男性ホルモンのバランスを整えれば問題ないか

男性ホルモンは体にとって必要な物質であるため、単に抑制すればよいというわけではありません。男性ホルモンの分泌が低下してしまうと、体力が落ちたり筋肉量が減ってしまったりと、健康的な体から遠ざかってしまうかもしれません。

そのため、AGAに対して男性ホルモンの観点から対応する場合は、治療薬を活用した方法などで治療することもできます。(※2)

適切な治療は専門機関の医師へ相談を

もし薄毛の原因がAGAである場合、具体的な治療はAGAを専門的に取り扱う医療機関へ相談すると良いかもしれません。。

薄毛の原因となるジヒドロテストステロンの過剰分泌は、5α還元酵素阻害薬という治療薬によって抑制することができます。この治療では、体に必要な男性ホルモン・テストステロンを減らすわけではなく、ジヒドロテストステロンの発生に働きかけます。

5α還元酵素阻害薬は、AGAを専門に行う皮膚科やクリニックでのみ取り扱っているもの。クリニックでは、一人ひとりに合わせた適切な治療方法をご提案します。薄毛は早期治療を行うことで予防や進行を止めることができるので、AGAかもしれないと感じたら早めの行動が大切です。

AGAを発症する原因はいくつか考えられますが、男性ホルモンの働きが原因となっているケースもあります。AGAは男性であれば誰にでも起こる可能性がありますので、今はまだお悩みでない方も、知識をつけておくとよいでしょう

参考記事

※1)AGA-News、AGAとは
http://www.aga-news.jp/secure/about_aga/index.xhtml

※2)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

この記事の監修者

西澤 康平の写真
西澤 康平の写真

西澤 康平

2006年03月北海道大学医学部卒業, 2013年04月, 札幌医科大学付属病院研修医, 2016年03月釧路優心病院精神科勤務医, 2017年10月イースト駅前クリニック京都四条烏丸院院長就任

プロペシア

プロペシアは、AGAの予防・改善に使用される治療薬であり、皮膚科やAGA治療を専門として扱う病院で処方されています。

アロビックス

アロビックス液とは、塗布タイプの脱毛治療薬です。患部に直接塗布することで、毛根の血行をよくして抜け毛を抑制し、発毛を促す効果があるためプロペシアとの併用が効果的といわれています。

アロビックスについて詳しくはこちら

ザガーロ

ザガーロはAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を強力に抑制することで、薄毛や脱毛の治療効果を発揮します。AGA専門クリニックや男性外来を中心とする、国内の医療機関で処方されています。