AGAコラム

AGAの症状って?AGAの定義と診断基準

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抜け毛や薄毛が目立ってきたからといって「=AGA」とは限りません。脱毛症にもいろいろな種類があり、原因も症状も異なります。AGAの症状にも、種類があります。脱毛症の種類を判断して適切な対策をとれないと、改善どころか症状が悪化してしまう恐れもあります。そんな事態にならないように、AGAの定義や診断基準を知っておくことが大切です。もしもAGAの疑いが濃厚となってきたら、専門の医療機関を早めに受診して医師に相談することをおすすめします。

前頭部、頭頂部、生え際から薄くなるAGA

AGAは、進行性の男性型脱毛症です。(※1) AGAは毛周期が通常よりも短くなることで起こります。部位としては、最初は前頭部や頭頂部の頭髪が柔らかく細くなっていき、やがて額の生え際が後退して頭頂部の頭髪がなくなってしまうことを指します。(※1,2) 後頭部や側頭部などの抜け毛が気になってきたら、AGA以外の脱毛症が疑えます。

AGAには、特徴的な脱毛パターンもあります。日本では、皮膚科医の高島巌氏が作成した高島分類が用いられています。高島分類は、欧米で用いられているハミルトン・ノーウッド分類に頭頂部が薄くなるⅡ vertex を加えて修正した分類です。(※3)

医療機関でのAGAの診断基準

AGAの診断では、大きく分けて問診と視診が行われます。問診では、家族歴や脱毛の経過などが問われるのが一般的です。家族歴が問われるのは、AGAの原因として遺伝の可能性もあるためです。脱毛の経過は、いつ頃から抜け毛が目立ち始めたかなどがAGAの進行度合いに関係するためです。視診では、毛髪や頭皮の状態を直接診てもらいます。AGAの特徴的な症状として、額の生え際が後退しているか、前頭部と頭頂部の毛髪が細く短くなっているかなどがチェックされるのです。目視するだけでなく、拡大鏡やダーモスコピーを使って診断されることもあります。(※4)

AGAと診断されたら、症状がどのように出ているかの分類も行われます。頭頂部のみが脱毛しているタイプ、前頭部の中央が脱毛しているタイプ、前頭部がM字型に脱毛しているタイプの3種類が主な分類です。(※1) 簡単なようにも思えるAGAの診断基準ですが、他の脱毛症との切り分けは単純ではありません。治療や貧血、急激なダイエット、円形脱毛症、全身性疾患など、他の原因による脱毛症ではないか診断するためにも問診が行われています。最近ではAGAの診断を自宅で行える検査キットも出ているようですが、より的確な診断やアドバイスが可能なのは専門の医師による診断です。

まとめ

AGAは、専門の医師により問診と視診を中心に診断されます。ヘアサイクルが短くなることで頭頂部と前頭部の毛髪が柔らかく細くなり、最終的には頭頂部の頭髪がなくなってしまうのがAGAの定義です。(※1,2) 日本では、その進行パターンが高島分類という方法で見分けられています。(※3) ただ、薄毛であれば本当にAGAかと言ったらそうではないため、状況を確かめるためにも、専門の医師による診断を受けることをおすすめします。

→その他AGAの基本的な情報はこちらからご覧いただけます。

参考記事

※1)MSD、AGA-News、AGAとは
http://www.aga-news.jp/secure/about_aga/index.xhtml

※2)MSD、AGA-News、髪の毛って何
http://www.aga-news.jp/secure/about_hair/index.xhtml

※3)日本皮膚科学会、男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913421_2.pdf

※4))男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf