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AGAは必ず遺伝するの?AGAと遺伝の関係

AGAについて

AGAは必ず遺伝するの?AGAと遺伝の関係

AGAの原因のひとつとしてあげられるのが、遺伝です。AGAの多くは遺伝的要素によって引き起こされるとされており、その関係性については今もなお、専門家によって研究が進められています。
ここで気になるのが、親がAGAであった場合、必ずしも子もAGAになるのかということ。今回は、そういった点も含めて、AGAと遺伝の関係についてご紹介します。

AGAの発症には遺伝が深く関与している

1pixabayAGAには、以下のような特徴があります。

・思春期以降に発症する

・思春期以前に睾丸除去をすると発症しない

・思春期以降に睾丸除去をすると進行が止まる

・進行が止まっている状態でテストステロン(男性ホルモン)を投与すると、再び進行しはじめる

テストステロンの95%は睾丸でつくられており、睾丸を除去するということはテストステロンの分泌を抑制するということになります。

 

こういった点から、AGAには男性ホルモンが関与していることが明らかです。

しかし、テストステロンだけではAGAの発症は決定付けられません。

というのも、AGAの発症にはアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)の感受性が関係しており、アンドロゲンレセプターの感受性が強ければAGAが発症しやすく、感受性が弱ければ発症しにくいのです。

また、AGAの症状が進行した人の家系にはAGAの人が多く、反対にテストステロンを投与してもAGAの症状があらわれなかった人の家系にはAGAの人が少ない傾向にあったといわれています。

このことからも、AGAの進行にはテストステロン以上にアンドロゲンレセプターの感受性が深く関わっていることがわかります。

そして、アンドロゲンレセプターの感受性は家系で引き継がれている、つまり遺伝の影響が大きいということもわかります。

以上のことから、AGAの発症には、遺伝が深く関与しているということが明らかです。

必ずしもAGAが遺伝するとは限らない

2前項において、AGAと遺伝の関係についてご説明しましたが、ここで気になるのが“AGAは必ず遺伝するのか”ということです。結論からいうと、答えはNOです。

ひとつの家系において、祖父母から両親、両親から子どもへと遺伝子は引き継がれていきます。遺伝子の中には23本のX染色体、23本のY染色体、合計46本の染色体があり、女性はXX、男性はXYの組み合わせで成り立っています。

 

 

このうち、アンドロゲンレセプターの遺伝子(AGAの発症に関与する遺伝子)はX染色体上に存在しており、男性の場合は母親からX染色体を引き継ぐことになります。そのため、仮に父親がAGAを発症していたとしてもその息子はAGAになることはありません。母方の家系にAGA発症者がいない限りはAGAは遺伝しないのです。

しかし、娘は別です。女性のXX染色体は父方のX染色体、母方のX染色体の両方を引き継ぐため、父方の家系にいるAGA発症者の遺伝子も引き継いでしまうことになります。

また、アンドロゲンレセプターの遺伝子を引き継いでしまったからといって、必ずしもAGAが発症するというわけではありません。AGAは遺伝子的要因に加齢や生活習慣といったその他の要因が加わったときに発症するため、発症するかしないかは個人によって異なります。

なお、自分の家系にAGAの発症者がいるかどうかがわからないという人は、遺伝子検査を受けてみましょう。遺伝子検査を受ければ、自分のX染色体上にアンドロゲンレセプターの遺伝子が存在するかどうかを確認することができます。早期AGAの予防・改善につながるでしょう。

遺伝的にAGAになりやすい人が注意すべきこと

家系的にアンドロゲンレセプターの遺伝子を引き継いでいるという人の中には、既にAGAを発症しているという人もいるでしょう。そういった人は、すぐにAGA治療を専門に取り扱う皮膚科やクリニックで治療をはじめましょう。AGAは進行型の疾患です。放っておくと、脱毛症状が進行し、生活の質にも大きな悪影響を及ぼします。

そして、未だAGAを発症していないという人は、今からでもAGAの予防に取り組みましょう。日頃の生活習慣や食事を見直すのはもちろん、AGA治療薬の服用を開始しはじめるのもおすすめです。

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