ミノキシジル

【ミノキシジルの効果】メカニズムから頭頂部や前頭部などの部位ごと、タブレットについても

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ミノキシジルは頭皮に直接塗るタイプのAGA治療薬です。薄毛改善に高い効果があるとされる一方、薄毛のタイプによっては十分な効果が得られないことも。今回は、薄毛の部位によるミノキシジルの効果やミノキシジルの内服薬について詳しく解説します。

目次※知りたい情報をクリック

ミノキシジルの効果とは

ミノキシジルは毛包に直接作用し、ハリやコシのある健康的な髪の毛の生育を促す薬です。
また、健康的な髪の毛の生育にはたっぷりの酸素と栄養素が必須。ミノキシジルは頭皮の血管を拡げて血行を改善することで、髪の毛に生育に適した頭皮環境へと導く効果もあります。

ミノキシジルが作用するメカニズム

ミノキシジルは直接頭皮に塗るタイプのAGA治療薬です。髪の毛の元となる毛包内の毛母細胞に直接働きかけ、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進します。ヘアサイクルの休止期に入っている毛母細胞を活性化させて新しい髪の毛の生育をサポート。また、成長期の毛母細胞に働きかけて髪の毛の成長を促す効果も。

ミノキシジルは、毛母細胞に対するこの2つのアプローチにより、「新しい髪の毛の生育」と「細く柔らかい髪の毛にハリとコシをもたらす」という効果を発揮するのです。 さらに、ミノキシジルは本来高血圧治療薬として開発された薬。血管を広がる作用も持ちます。直接塗った頭皮の血管を拡げる作用も。

健康的な髪の毛の生育には毛母細胞への十分な栄養と酸素が必須。ミノキシジルの血管拡張作用は頭皮の血流をアップさせるため、まさに髪の毛の生育に適した環境を作り出してくれるのです。(※1)

ミノキシジルの効果が実感できるのは使用してどれくらいから?

6ヶ月~1年程度で効果を実感

上でも述べた通り、ミノキシジルは毛母細胞に直接働きかけて乱れたヘアサイクルを整える薬です。そのため、使用を開始してすぐに効果が現れるわけではありません。活性化した休止期の毛母細胞から新しい髪の毛が生まれたり、細く柔らかい髪の毛がハリ・コシのある髪の毛に成長したりするには一定の時間を要するからです。

ミノキシジルの効果が実感できるのまでには少なくとも4~6か月は継続して使用する必要があります。一般的には1年間は様子を見ることが必要です。使用を開始してすぐに効果が現れないからと、使用を中止するのはNG。じっくり効果が現れるのを待つようにしましょう。

一方で、使用を開始して1年以上効果が現れない場合は、漫然と使用を続けるのは良くありません。ミノキシジルの作用では解決できない原因が潜んでいる可能性がありますので、AGA治療に長けた医師に相談するようにしましょう。 (※2)

部位ごとの原因とミノキシジルの効果について

部位 主な原因 ミノキシジルの効果
頭頂部 頭頂部の薄毛 血行不良
前頭部 生え際が後退し、額が広くなる ジヒドロテストステロン/頭皮の硬さ
生え際 「M字ハゲ」 ジヒドロテストステロン/頭皮の硬さ
その他 円形脱毛症 ストレス/自律神経の乱れ ×

ミノキシジルはヘアサイクルを整えることでハリやコシのある健康的な髪の毛の生育を促します。しかし、どの部位の薄毛や脱毛にも高い効果があるわけではありません。薄毛や脱毛が気になる部位別のミノキシジルの効果について詳しく見てみましょう。

【頭頂部】の薄毛に対するミノキシジルの効果

ミノキシジルは頭頂部の薄毛に対して高い効果を発揮する薬です。この部位の薄毛の主な原因は、頭皮の血行不良。ミノキシジルは上でも述べた通り、頭皮の血管を拡げて血行を改善する効果を持ちます。そのため、まさに頭頂部の薄毛に適した治療薬なのです。

【前頭部】の薄毛に対するミノキシジルの効果

頭頂部から広がって徐々に前頭部まで広がるタイプの薄毛にもミノキシジルは効果が効くこともあります。ですが、前頭部が中心となる薄毛はミノキシジルの効果が薄いことも。
というのも、前頭部に生じる薄毛の原因は男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン(DHT)」だからです。DHTは、毛母細胞の働きを低下させ、薄毛や脱毛を引き起こす作用があります。

このDHTは5αリラクターゼと呼ばれる酵素の働きによって、テストステロンから合成されるホルモンです。前頭部は、この5αリラクターゼが多く分泌される部位であることが知られており、体質的に多く分泌される方ほど薄毛になりやすいのです。

そのため、前頭部の薄毛はミノキシジルによって毛母細胞を活性化させたり、頭皮の血行を改善したりするだけでは不十分。5αリラクターゼの作用を阻害する薬剤を使用する必要があります。

【生え際】の薄毛に対するミノキシジルの効果

生え際の薄毛もまた、ミノキシジルのみでは不十分なケースがあります。

まず、生え際は頭頂部などに比べて頭皮が硬いため、直接塗ったミノキシジルが浸透しにくい部位。また、生え際は上で述べた5αリラクターゼの分泌が盛んな部位でもあるため、ヘアサイクルを整えたり、頭皮の血行を改善したりしても十分な効果は得られないのです。
生え際の薄毛を改善するには、前頭部の薄毛と同じく5αリラクターゼの働きを妨げる治療薬が必要となります。

【その他部位】の薄毛に対するミノキシジルの効果

また、円形脱毛症などによる薄毛にもミノキシジルは効果がありません。円形脱毛症は性別・年齢問わずよく見られる頭髪トラブルの一つですが、主な原因はストレスや自律神経の乱れ。また、免疫機能に異常が生じることで自分自身の毛根が攻撃されてしまうためとも考えられています。

そのため、ヘアサイクルを整えたり、頭皮の血行を促したりしても円形脱毛症による薄毛が改善することはありません。 (※3)

内服薬(タブレット)、外用薬(塗り薬)で効果の違いはある?

内服薬(タブレット) 外用薬(塗り薬)
血圧を下げる 薄毛や脱毛を改善する

日本では頭皮に直接塗るタイプのAGA治療薬として知られるミノキシジル。しかし、ミノキシジルは本来、血管を拡張させることで血圧を下げる薬として開発された薬です。そして、高血圧の治療薬として使用される中で薄毛を改善する効果があることが分かり、AGA治療薬として製造販売されるようになった歴史があります。

現在、日本ではミノキシジルはAGA治療薬としての塗り薬のみが厚生労働省から承認を受けています。一方、アメリカなどではミノキシジルを含む飲み薬が高血圧治療薬として認可済み。ですが、急激な血圧低下など重篤な副作用を引き起こす危険があるとして「慎重に投与すべき薬剤」に指定されています。

近年では、海外製の薬をインターネットなどで手軽に購入することが可能です。このミノキシジルの内服薬もその一つ。本来であれば、ミノキシジルの内服薬は限られた高血圧の治療にしか使用されていません。しかし、「ミノキシジル=薄毛の治療薬」というイメージが強いため、内服薬も薄毛への治療効果が高いと勘違いされることも珍しくないのです。
思わぬ副作用に襲われる危険がありますので、安易にAGA治療を目的として海外製のミノキシジル内服薬を使用するのは控えましょう。 (※4)

ミノキシジルは全ての薄毛に効果があるわけではない!

ミノキシジルはAGA治療薬として最も歴史が長い薬です。しかし、どのようなタイプの薄毛にも効果があるわけではありません前頭部や生え際の薄毛には十分な効果が現れないことも。

ミノキシジルは市販されているため、自己判断で使用している方が多いのも事実です。しかし、ミノキシジルが効かないタイプの薄毛に使用しても十分な効果は得られません。薄毛に悩んだときは自己判断によるセルフケアではなく、薄毛治療を専門的に行うクリニックを受診することが大切です。

また、近年では海外製の安い薬を個人輸入することが可能となっています。ですが、これらの薬は正式な認可を受けていないため、思わぬ副作用が現れることも少なくありません。薬は医師から正規ルートで処方してもらったものを使用するようにしましょう。

参考URL

※1)大正製薬、ミノキシジルの作用と効果データ
https://brand.taisho.co.jp/contents/riup/detail_200.html#:~:text=%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E6%AF%9B%E5%8C%85%E3%81%AB,%E6%AF%9B%E3%81%AB%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
※2)大正製薬、ミノキシジルの使用期間
https://brand.taisho.co.jp/contents/riup/detail_207.html

プロペシア

プロペシアは、AGAの予防・改善に使用される治療薬であり、皮膚科やAGA治療を専門として扱う病院で処方されています。

アロビックス

アロビックス液とは、塗布タイプの脱毛治療薬です。患部に直接塗布することで、毛根の血行をよくして抜け毛を抑制し、発毛を促す効果があるためプロペシアとの併用が効果的といわれています。

アロビックスについて詳しくはこちら

ザガーロ

ザガーロはAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を強力に抑制することで、薄毛や脱毛の治療効果を発揮します。AGA専門クリニックや男性外来を中心とする、国内の医療機関で処方されています。

ミノキシジル

ミノキシジルとは、薄毛治療に用いる「発毛剤」として使用される薬剤です。様々な研究や調査を重ね、ミノキシジルが血管を拡げることで髪の毛のもととなる毛母細胞への血流をアップされることが分かりました。

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