AGAコラム

AGAは保険適用される?医療控除や保険告知についてもあわせて解説!

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日本では公的医療保険制度への加入が義務づけられていますが、AGA治療は医療保険の適用がない自由診療です。医療費が高額になる場合が多く、「医療控除が受けたい」「生命保険の告知はしなくてはならないのか」とさまざまな疑問がでてきます。今回は、保険がネックとなってAGA治療に踏み出せない人の参考となる話題を集めてみました。

目次※知りたい情報をクリック

AGA治療に保険は適用されるのかどうか

AGA治療は保険適用のない自由診療に属しています。100%自己負担であるため、どの程度費用がかかるか不安になるかもしれません。しかし多くのクリニックでは明確な価格を表示しているので、事前に確認することで安心して受診することができます。

自由診療は医療費が100%自己負担となり高額になってしまうデメリットばかりが目につきますが、一方でメリットもあります。自由診療を利用するメリットは、治療の選択肢が増えることです。保険適用を気にしないで済む分、自分に合った治療を自由に受けることができます。

ただし、高額なローンを組ませるなど悪質な医療機関も存在します。インターネットでの検索や直接クリニックに確認するなど、事前にしっかりと確認するようにしましょう。 (※1)

保険証持参の必要性

AGA治療が保険診療ではなく自由診療である以上、基本的には受診時に保険証を持参する必要はありません。イースト駅前クリニックでも保険証を持参してもらってはいません。しかし、他のクリニックの場合は保険証持参を推奨している場合があります。湿疹などAGA以外の病気が判明した場合や、急な体調不良で治療が必要となったときなどは、保険診療が適用され保険証が必要となるためです。クリニックで受診する際には保険証が必要かどうかの事前確認をおすすめします。

保険証持参の必要性

AGA治療で保険診療が受けられないなら、「せめて年末の医療控除を受けたい」と思う方も多いのではないでしょうか?実はAGA治療が医療費に含まれるか否かは見解が分かれています。

結論から言えば、課税当局からの正式な指針は公表されておらず、税務署がどう判断するかは“おまかせ”というのが現状です。

医療費控除肯定派は「若年性脱毛症、壮年性脱毛症という病名のついた病気の治療だから控除できる」とし、否定派は「美容整形と同じで、それ自体が病気とは言えないので控除対象にならない」という見解を示しています。

AGA治療は容姿の美化に該当?

「AGA治療は容姿の美化に該当するため、医療控除が適用されない」という声は一見すると違和感のある方も多いかもしれません。なぜ、容姿の美化に該当するのか?その理由をみていきましょう。

主な理由は以下の2点です

・薄毛や脱毛は身体機能を失う「疾病」ではない
・美容目的(容姿の美化)の医療行為であり「疾病治療」ではない

このように、あくまで見た目を変えるための治療であると判断され、医療費控除の対象の適用外とされることが多いようです。

では次に、治療医療費の範囲を条文から確認してみましょう。所得税法施行令207条には、「医療費の範囲」として7項目が挙げられています。特に重要なのは1項と2項です。

1項:医師又は歯科医師による診療又は治療
2項:治療又は療養に必要な医薬品の購入
(以下略)

電子政府の総合窓口e-Gov:『所得税法施行令』「第二百七条医療費の範囲」

条文だけを見ると、AGA治療も該当するように見えます。しかし、207条全体の要旨から、基本的に「疾病治療」を目的としているものに限られ、「予防」や「健康増進」を目的としたものは含まれないというのが一般的見解のようです。

ただし、薄毛や脱毛が何らかの病気が原因で現れた症状だとみなされれば、医療控除の対象となる例外もあるので税務署で無料相談を受けるのも選択肢の一つでしょう。

AGA治療は保険告知するべき?

生命保険を契約する際には、保険会社に対し現在の健康状態や傷病歴を申告する「告知義務」があります。告知内容に保険診療か自由診療かといった区別はありません。AGA治療が「自由診療なので告知しなくてもよい」と勝手な判断をせず、きちんと告知するようにしましょう。生命保険契約に際して、保険会社から提示される契約のしおりには「健康告知の重要事項」が記載されています。細かな記載ですが、後々のためにもしっかり確認することを忘れないでください。

AGA治療を保険告知すべき理由

生命保険には「公平性の原則」があります。そのため、同じ年齢、性別であれば保険料が同じになるよう設定されています。ところが、すでに病気のある人や、過去に多くの病歴を持つ人は、より多くの保険金を受け取る可能性があり、健康な人と同じ保険料では不公平となります。告知義務は、健康な人との不公平感をなくすためのものだと認識しましょう。

生命保険の告知義務に対し、ありのままの状態を告げず、ウソをついたり事実を正確に告げなかったりした場合は、告知違反として保険会社は契約を解除することができます。契約が解除されると保険金が支払われない可能性があります。「AGA治療は病気ではないから大丈夫」などと思わず、どんな些細な医療行為であっても、細大漏らさず申告しましょう。 (※3)

AGAは自由診療!保険が適用されないからこその工夫も

AGA治療は保険診療が適用されない自由診療です。長期間の治療を要することからも、医療費を考えると二の足を踏んでしまうかもしれません。そこで大切なことは専門クリニックが提示している費用を比較検討することです。

クリニックの中にはクスリにだけ費用がかかり、診療費負担がないという場合も。また無料のカウンセリングを受けられるところもあり、工夫次第では費用を抑えることも可能です。AGA治療が自由診療だからこそ、徹底的にクリニック選びに時間をかけましょう。

最後に、費用削減としてAGA治療薬を個人的に入手し、自宅治療を行う方法を考える方もいるかもしれません。しかし薬の安全性や正しい知識を持たずに服用すれば重篤な副作用がでてしまうこともありえます。費用削減だけを目的にした自宅治療はおススメできません。

もしAGA治療を積極的に考えているなら、専門クリニックを受診し治療に取り組むことをおすすめします。

参考URL

※1)MSD「自由診療(保険外診療)について」
http://www.aga-news.jp/sp/about_medical_coverage.xhtml
※2)電子政府の総合窓口e-GOV、『所得税法施行令』「第二百七条医療費の範囲」
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=340CO0000000096#1815
※3)電子政府の総合窓口e-GOV、『保険医療機関及び保険医療養担当規則』「第9条」
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=332M50000100015_20180401_430M60000100020&openerCode=1#83