シアリス

シアリスの成分、効き目について

最終更新日:

シアリスには、含有されている成分の量によって5mg・10mg・20mgの3種類があります。このうちのどれを飲むのかは、病院・クリニックの判断によって決められます。この成分ですが、シアリスとほかのED治療薬とでは異なるものが使用されているため、目的は同じでも効果は若干異なります。ここでは、シアリスの成分についてご紹介します。

シアリスの有効成分、タダラフィル

シアリスは、タダラフィルという成分で構成されています。このタダラフィルの含有量によって、5mg・10mg・20mgの3種類にわけられます。

ED治療薬としてはシアリス以外にも、バイアグラやレビトラといったものがあります。バイアグラの有効成分はシルデナフィル、レビトラの有効成分はバルデナフィルと、それぞれ使用されている成分が異なりますが、どれもPDE-5という酵素に作用し、男性器の正常な勃起を促します。しかし、成分の構造はそれぞれで異なるため、同じ効果をもたらすにもその過程で差異が現れます。

もっとも大きな違いは、その効果時間です。シアリスの有効成分であるタダラフィルは、ブロック上の構造をしていることから体内に吸収されるまでに時間がかかります。これが、シアリスの長い効果時間につながっているのです。その代わり、服用から効果が現れるまでの時間もほかのふたつに比べて長くなっているので、その点には注意が必要です。

タダラフィルの効果

シアリスの有効成分であるタダラフィルは、前述のようにPDE-5という酵素に作用して勃起を促す効果があります。PDE-5、正しくは5-ホスホジエステラーゼという酵素が働き過ぎると、陰茎内の血流に深く関わっているcGMPという物質を過剰に分解してしまい、血流が悪くなります。これによって勃起不全が起きるのです。シアリスの有効成分であるタダラフィルには5-ホスホジエステラーゼの働きを阻害する効果があり、それによって正常な勃起を促します。また、タダラフィルは前立腺肥大症の薬の成分のひとつとしても利用されています。ここでは、前立腺や膀胱平滑筋を弛緩させる効果があるとされています。

シアリスの成分としてのタダラフィルについて勘違いしてはならないのは、催淫効果があるわけではなく、勃起を強制するものでもないということ。あくまでも自然な勃起を促す効果であるため、服用後に性的刺激を受けなければ勃起はしません。

海外通販のシアリスにはきちんとタダラフィルが含まれているのか?

ほかのED治療薬の例に漏れず、シアリスにも偽造品があります。(※1) 日本国内では出回っていませんが、海外の通販などで購入した場合には偽物に遭遇することもあります。このような偽物の場合、シアリスの有効成分・タダラフィルがきちんと含まれていないこともあり、正規のシアリスのような効果は得られないでしょう。単にタダラフィルの含有量が少ない、あるいは含まれていないというだけならまだしも、ほかの成分が含まれているものもあり、場合によっては重篤な副作用を引き起こす可能性も。(※2) 劣悪な環境で製造されていることも多いため、海外通販を利用する場合には偽造品に注意しましょう。

シアリスの有効成分であるタダラフィルについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? タダラフィルの分解されにくいという性質が、シアリスの長い効果時間を実現しているのです。シアリスは近年人気が高まっていて、その分偽造品も増えています。効果が出ないだけでなく副作用の可能性もあるため、タダラフィルがきちんと含有されている正規品を購入できるよう気をつけましょう。

参考記事

※1)日本新薬株式会社 インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/official/company/news/20161124_news.pdf

※2)日本新薬株式会社EDケアサポート ED治療薬の偽物にご注意
https://www.ed-care-support.jp/fake/

■イースト駅前クリニック医師のご紹介
イースト駅前クリニック各医院の医師はこちらからご覧いただけます。