AGAコラム

AGAの治療。やめどきはいつ? やめるとどうなる?

最終更新日:

近年では、薬を使用したAGA治療なども行われるようになりました。薬によりますが、治療薬を使うことで乱れたヘアサイクルを正常にし、薄毛の進行を抑制することなどができます。また、AGA治療薬は継続的に使い続けることで効果を実感することができます。継続的にAGA治療薬を使い続けていると、「やめどきはいつなのか」「やめるとどうなるのか」といった点が気になるかもしれません。
そこで今回は、AGA治療薬の「やめどき」や「やめるとどうなるのか」についてご紹介します。

AGA治療をやめるとどうなる?

AGAは進行性のある脱毛症(※1)なので、何もせずに放置すると症状が進行していきます。しかし、AGA治療薬を使用すると脱毛の進行を抑制することが可能になります。(※2) そのため、AGA治療の効果を実感しだすと満足してやめうとする人も中にはいることでしょう。治療薬によるAGAの治療をやめると薬剤の効果がなくなってしまうため、再度進行する場合があります。(※2,3)

AGAの治療を考えるのであれば、AGAが進行性の脱毛症であることや、治療をやめることで再び症状が進行することを理解しておきましょう。

AGAは完治しない

AGAは進行性の脱毛症なので、放置すると薄毛が進行する一方です。(※1) しかし、AGA治療薬を使うことで進行を抑制することができます。ただし、あくまでもAGAの症状の進行を抑制して回復させることが目的であるという点に注意が必要です。
「AGAを完治させることができない」といわれる理由は、治療薬を用いたAGA治療はあくまで進行を「抑制」するためのものだからです。それゆえ、AGAを治療薬で改善するためには症状を抑制できるミノキシジルやプロペシア、ザガーロなどのAGA治療薬を使い続ける必要があります。(※2,3)

ただし、AGA以外の脱毛症は種類によって完治させることができるものもあるようです。

AGA治療のやめどきはいつ?

前述のとおり、AGAの症状を改善したいのであれば治療薬を使用し続ける必要があります。しかし、治療を継続することは、費用面にも負担がかかります。AGA治療は、健康保険がほとんど適用されない(※4)ので治療にかかる費用をすべて自己負担する必要があります。治療薬を用いる場合は主に薬を使用して薄毛を改善していくので、定期的に病院で薬を処方してもらうことになります。ただし、全額自己負担なので1カ月ペースで病院へ足を運んだとしても、経済的な負担は大きくなります。このことから、AGA治療を受けている人の中には、経済的な理由で治療をやめたいと考えることがあるかもしれません。

そこでAGA治療のやめどきを考える際の着目するべき点の1つとしては、「治療の効果がいつ頃から発揮されるのか」という観点があります。

AGA治療薬は、使用を開始してから数か月ほどで効果が表れ始めるといわれています。そのため、AGA治療を開始してから1年以上経っても治療の成果が現れなかった場合には、それ以上の治療を続けても効果が期待できない可能性があり、ある種AGA治療のやめどきであるともいえるかもしれません。

まとめ

治療薬を利用したAGA治療は、一年以上の治療を試しても効果がない場合に、治療のやめどきであるともいえます。AGA治療薬には健康保険が適用されない(※)ので、費用面の負担を考えるとやめどきを明確にしておくこと必要があるかもしれません。もしもAGA治療をやめることを考えているのなら、一度その時に病院やクリニックに相談してみると良いかもしれません。自己判断でやめると、本来であればAGA治療の効果を得られたにもかかわらず無駄に終わらせてしまう可能性も考えられます。病院やクリニックに相談することで、AGA治療のやめどきを決めておくのも治療開始前には良いかもしれません。

参考記事

※1)MSD、AGA-News、AGAとは
http://www.aga-news.jp/secure/about_aga/index.xhtml

※2)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/127/13/127_2763/_pdf/-char/ja

※3)国立研究開発法人科学技術振興機構、ミノキシジルの発毛作用について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/119/3/119_3_167/_pdf

※4)厚生労働省、薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について
http://www.mhlw.go.jp/topics/2018/04/tp20180401-01.html