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バイアグラの主成分、シルデナフィルは肺動脈性肺高血圧症にも効果アリ!

バイアグラ

バイアグラの主成分、シルデナフィルは肺動脈性肺高血圧症にも効果アリ!

EDの治療では、多くの場合で治療薬が用いられます。その治療薬のひとつであるバイアグラは、かつて社会現象になったことから高い知名度を誇ります。
そんなバイアグラの主成分は、ED治療の有効成分であるシルデナフィルです。このシルデナフィルはED治療に効果的であることはもちろん、実は肺動脈性肺高血圧症の治療にも用いられています。男性器と肺動脈という大きく異なる場所で起こる問題に対して、なぜシルデナフィルは効果を発揮することができるのでしょうか。
そこで今回は、シルデナフィルの効果や肺動脈性肺高血圧症に効果的な理由についてご紹介します。

PDE5を阻害する効果を持つ、シルデナフィルとは

1Flickrシルデナフィルはもともと、狭心症の治療薬として開発が進められていました。その臨床試験の結果、男性器の勃起を促進する作用が認められたため、ED治療薬として研究されることとなったのです。そうして1998年にアメリカで発売されたのが、シルデナフィルを有効成分とするバイアグラです。

シルデナフィルがED治療に効果的な理由として、PDE5を阻害する働きがあることがあげられます。このPDE5は、EDに大きく関係している成分なのです。

男性が性的な刺激を受けると一酸化窒素が放出され、男性器でcGMP(環状グアノシン一リン酸)が増産されます。cGMPには血管を拡張させる作用があり、これによって男性器に血液が流れ込むことで勃起が起こります。しかし、ずっと勃起が続くのは危険であるため、どこかで勃起を収める必要があります。そのために、cGMPを壊す作用があるPDE5という酵素が放出されるのです。

ED患者の場合、さまざまな理由からcGMPの放出量が少ないため、相対的にPDE5の量が多くなってcGMPを余計に壊してしまいます。そのため、シルデナフィルによってPDE5の働きを阻害することで、正常に勃起できるようになるのです。

肺動脈性肺高血圧症においてもcGMPとPDE5は重要なファクター

2Flickrシルデナフィルを主成分とした薬はED治療薬であるバイアグラの他に、肺動脈性肺高血圧症の治療薬であるレバチオがあります。シルデナフィルが肺動脈性肺高血圧症の治療薬に利用されているのは、肺動脈性肺高血圧症にもcGMPとPDE5が深く関係しているからです。

肺動脈性肺高血圧症とは、肺に血液を送るための肺動脈が狭くなることで起こる高血圧症です。肺機能が低下することで呼吸困難や運動能力の低下などが起こり、心不全を引き起こす恐れもあります。この肺動脈の収縮には、EDでの男性器の血管収縮と同じくPDE5が関係しています。肺動脈にもcGMPが存在し、これをPDE5が壊すことで肺動脈が収縮するのです。そのため、EDの場合と同じくPDE5を阻害する作用のあるシルデナフィルが効果的なのです。

EDの治療にレバチオは使用できる?

3Flickr上述したように、シルデナフィルは肺動脈性肺高血圧症の治療薬であるレバチオの主成分でもあります。そこで気になるのが、レバチオをEDの治療に使用できるのかということ。レバチオは、バイアグラの代わりになるのでしょうか。

バイアグラとレバチオは同じくシルデナフィルを主成分とした治療薬ですが、その目的が異なることからその他の成分は異なります。そのため、実際には全く同じ薬であるとはいえません。加えて、バイアグラは性行為を行う約1時間前に服用する薬であるのに対し、レバチオは1日3錠を繰り返し服用する必要があります。こうした細かい成分や用法の違いがあることから、EDの治療を目的としてレバチオを服用するのは避けるべきだといえます。

また、バイアグラの処方が自由診療であることに対し、レバチオの処方には保険が適用されるため、費用面でレバチオを使用したいと考えることもあります。しかし、レバチオが保険適用となっているのは肺動脈性肺高血圧症の治療に対してであるため、そもそもEDの治療薬として保険が適用されるわけではありません。用量もバイアグラが基本的に50mgであるのに対してレバチオは20mgであるため、わざわざレバチオを服用する必要性はないといえます。

まとめ

バイアグラの主成分であるシルデナフィルは、PDE5の働きを阻害することで正常な勃起を促すPDE阻害薬です。肺動脈性肺高血圧症も同じくPDE5が重要なファクターとなっていることから、シルデナフィルを主成分としたレバチオが治療に用いられています。ただし、バイアグラとレバチオは細かい部分で異なる点が多く、主成分が同じだからといってED治療としてレバチオを服用するのは避けるべきです。

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