レビトラ

「レビトラ」の効果は男性器の勃起補助!他の治療薬と効果の違いを比較してみた!

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レビトラの基本的な効果は男性器の勃起補助ですが、具体的なメカニズムをご存知でしょうか?バイアグラなどその他ED治療薬とどのような違いがあるのかを比較してみました。さらに、レビトラの効果がないときに感がされる原因についてもあわせて紹介します。

目次※知りたい情報をクリック

レビトラの効果と服用の目的

レビトラの代表的な効果は男性器の勃起補助です。男性器が勃起するメカニズムは、性的刺激や興奮により細胞内にcGMP(サイクリックグアノシン-リン酸)という物質が増え、血管を膨張させることで起こります。一方、放出されたcGMPはPDE-5という酵素によって壊され、海綿体の血管が収縮して勃起が収まります。

レビトラは、このPDE-5の作用を阻害することで、勃起補助の効果を発揮するED治療薬です。レビトラの効果は基本的に勃起補助であり、服用するだけで勃起するという性欲増進材ではありません。性的欲求や刺激がなくなれば、作用時間内でも勃起効果は収まります。レビトラ服用の目的は、あくまで勃起の補助にあることを忘れないでください。

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容量別でのレビトラの効果時間

レビトラ最大の特徴は、服用してから効果を発揮するまでの時間が短いことです。また、作用時間もバイアグラよりやや長くなっており、容量による違いは作用時間の長さに出てきます。しかし、容量が増えると効果や持続が増す反面、副作用の発現頻度や程度が強く長く続くことも起こります。

10mg 20mg
効果発現までの時間 30分 30分
作用持続時間 5~6時間 8~10時間

効果時間は、その日の体調により変化します。上記の数字は、あくまでも目安だと認識しておいてください。また、どちらを選ぶかは、医師の中でも意見が分かれていますが、健康状態や年齢、EDの症状など問診や診察結果をもとに、医師が患者と相談しながら判断します。

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レビトラと他のED治療薬との効果・特徴比較

レビトラと同様に正常な勃起をサポートするED治療薬は、現在日本では「バイアグラ」と「シアリス」を含め3種類が承認されています。そこで、それぞれの効果と特徴の違いを比較してみました。どの治療薬を使用するかは、自己判断することなく必ず医師の診断結果に基づいて行うことを忘れないでください。

 

■比較表

レビトラ バイアグラ シアリス
特徴 水に溶けやすく、即効性が高い短距離タイプ 1999年に承認された薬、安心感がある短距離タイプで同じ効果を得られるジェネリックがある 吸収に時間がかりマイルドな効果から自然な勃起になる長距離タイプ
用量 5mg、10mg、20mg 25mg、50mg、
ジェネリック50mg
5mg、10mg、20mg
効果 男性器の正常な勃起をサポートする(PDE-5酵素のはたらきを阻害する) 男性器の正常な勃起をサポートする(PDE-5酵素のはたらきを阻害する) 男性器の正常な勃起をサポートする(PDE-5酵素のはたらきを阻害する)
成分 塩酸バルデナフィル水和物(水に溶けやすいという特徴がある) シルディナフィルクエン酸塩 タダラフィル(吸収に時間がかかるという特徴がある)
料金(1錠の価格/税込) 10mg 1,500円
20mg 1,800円
25mg 1,300円
50mg 1,500円
(ジェネリック1,000円)
10mg 1,500円
20mg 1,800円
効果が出る時間 服用後、30分程度 服用後、30分〜1時間程度 服用後、1時間程度
効果が最も高い時間 服用後、45分程度(性行為を行う1時間程度前に服用するのがベスト) 服用後、1時間程度(性行為を行う1時間程度前に服用するのがベスト) 服用後、60分〜4時間程度(性行為を行う3時間が程度前に服用するのがベスト)
効果持続時間 10mgは最低5時間20mgは最大10時間程度 最低5時間程度 10mgは20〜24時間
20mgは30〜36時間
飲み方 1日1回、24時間以上間隔を空ける 1日1回、24時間以上間隔を空ける 1日1回、24時間以上間隔を空ける
食事の影響 食事の内容により効果発現時間が遅れることがある 受ける 食事摂取による影響は認められない
アルコールの影響 適度なアルコール量での影響は認められない 適度なアルコール量での影響は認められない 適度なアルコール量での影響は認められない
副作用 顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸など(9割り以上の方に現れる) 顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸など(9割り以上の方に現れる) 頭痛、紅潮、ほてり、消化不良など(3割り程度の方に現れる)

以上をまとめると、「バイアグラ」は使用実績が長く、安心感があること。「レビトラ」は即効性が高く効果も強く現れ、持続時間もバイアグラより長いこと。「シアリス」は、作用時間が長く服用タイミングの自由度がある薬だということになります。

レビトラの効果がないときに考えられる4つの要因

勃起補助効果を発揮する「レビトラ」ですが、ときとして効果が現れない場合があります。レビトラに限らずED治療薬一般にいえることですが、長期的に服用を続けていると効かなくなることがあります。レビトラの効果が出なくなったとしても、効かないと決めつけるのではなく、服用時間や性的刺激の有無など、下記にかかげた要因を考えながら再挑戦してみましょう。

服用時間

即効性の高いレビトラといっても、効果が現れるまでには20分程度の時間がかかります。服用から性交までの時間の長短によって、十分な効果を期待できなくなります。一般的には性行為の1時間前に服用することをおすすめ。

また、食事による影響を受けにくいですが全く受けないわけではありません。700kcal以上の食事から悪影響が出るといわれています。「食前」の場合は1時間前、「食後」の場合は2時間後くらいに服用するのが良いとされています。さらに、過度のアルコール摂取や油っこいものを食べた後などにも影響が出てくる場合もあります。服用のタイミングはレビトラの効果を発揮させるために、非常に大切な条件だと認識しましょう。

性的刺激がない

レビトラの効果は、性的刺激を受けて増えたcGMPという物質を壊す、PDE-5という酵素のはたらきを阻害することが役目です。まずは、性的刺激を受けてcGMPという物質を増やさないと始まりません。レビトラには性欲をつかさどる脳や中枢神経への作用はなく、服用するだけで勃起を改善するという精力剤でもありません。性的刺激がなければ、レビトラの効果は期待できないということを忘れないようにしてください。

薬への耐性

「同じ薬を繰り返し高頻度で使用すると、その薬の効果が減弱する」ことを薬物耐性といいます。レビトラなどPDE-5阻害薬(ED治療薬)は、薬物耐性を引き起こしにくいといわれています。しかし、薬全体にいえることですが、頻繁に使用すると薬が効かなくなる場合もあります。決められた用法容量を守りつつ医師の指導のもとで使用することが重要です。

体質

レビトラを使用したいと希望していても、レビトラの成分に対して過敏症の既往があるなど体質が合わないことで、効果がない場合もあります。また、脳梗塞・脳出血などの既往症があり併用が禁止されている薬を服用しているなど、もともとレビトラの使用が禁止されている人もいます。このような場合には医師の指導を受けて、別の治療薬を処方することや、内服薬治療以外の治療法を選択することも考えられるでしょう。

 

レビトラの効果は勃起補助!精力剤でないことを忘れないで!

レビトラは、勃起補助という効果を発揮するED治療薬です。その成分は水に溶けやすく最高血中濃度に達するまでの時間が短いのが特徴。また、糖尿病の患者に対しても有効性が認められた優れた治療薬ですが、精力剤ではありません。レビトラの基本的な効果が勃起補助だということを見失わないように、ED治療の際は必ず医療機関に相談し、医師の管理のもとで治療を行うべきであると肝に銘じてください。


※1)バイエル薬品株式会社 レビトラ インタビューフォーム
http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/630004_259000BF1029_1_001_1F

※2)ファイザー株式会社 バイアグラ 添付文書
https://pfizerpro.jp/documents/lpd/vgr01lpd.pdf

※3)日本新薬株式会社 シアリス 添付文書
https://www.lillymedical.jp/jp/JA/_Assets/non_public/Cialis/PDF/CLS_IF.pdf

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

バイアグラジェネリック

2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

バイアグラジェネリックについて詳しくはこちら

レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

シアリス

シアリスは36時間と長い時間効果が持続します。服用のタイミングを考えたり、プレッシャーや焦りを感じる必要がありません。