ザガーロ

飲み合わせに注意!ザガーロの併用禁忌薬とは

プロペシアに次ぎ、世界で2番目に登場した飲むAGA治療薬「ザガーロ」。日本でも、2016年の6月に販売開始となり、高い注目を浴びています。そんなザガーロですが、服用の際には気をつけなくてはならないことがいくつかあります。そのうちのひとつが、飲み合わせです。ザガーロに併用禁忌薬はありませんが、併用に注意しなければならない薬は存在します。
今回は、ザガーロの併用禁忌薬・併用注意薬についてご紹介します。

併用禁忌薬と併用注意薬

1Flickr併用禁忌薬とは、飲み合わせの悪い薬のことをいいます。薬物間相互作用によって薬効の減弱や副作用の増強といった悪影響を招く可能性があることから、併用が禁止されています。

結論から言うと、ザガーロに併用禁忌薬はありません。しかし、飲み合わせに注意が必要な併用注意薬は存在します。

 

併用注意薬とは、併用禁忌までとはいかないものの、飲み合わせによって身体に何らかの悪影響が及ぶ可能性のある薬のことです。

 

併用注意薬とザガーロの併用を避けるためには、AGA治療を専門に取り扱うクリニックや皮膚科でザガーロと常用薬の飲み合わせが大丈夫かどうかを医師に確認してもらうのがおすすめです。

AGA治療を専門に取り扱うクリニックや皮膚科では、ほとんどの場合、初診時の問診票に常用薬についての記入欄が設けられていますので、普段から常用している薬があるという人は、そこに薬の名前や服用頻度などを記入すると良いでしょう。

ザガーロの併用注意薬は

2Flickrザガーロの併用注意薬としてあげられるのが、「CYP3A4阻害薬」です。

CYP3A4とはシトクロムP450の分子種の一種であり、人体に存在する生体異物を代謝する酵素のひとつです。肝臓に存在するCYPの大部分を占めており、ザガーロの有効成分であるデュタステリドもCYP3A4で代謝されます。

 

 

そのため、CYP3A4阻害薬とザガーロを併用するとCYP3A4阻害薬の作用でデュタステリドの代謝が悪化し、デュタステリドの血中濃度が上昇。腎機能の低下などの症状を招く可能性があります。

なお、主なCYP3A4阻害薬としては、以下があげられます。

・プロテアーゼ阻害剤

(リトナビル、インジナビル、ネルフィナビル、サキナビル)

・一部のマクロライド系抗生物質
(クラリスロマイシン、テリスロマイシン、エリスロマイシン)

・クロラムフェニコール(抗生物質)

・一部のアゾール系抗真菌薬
(ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール)

・ネファゾドン(抗うつ薬)

・アプレピタント(制吐剤)

・一部のカルシウム拮抗剤
(ベラパミル、ジルチアゼム)

・ベルガモチン
(グレープフルーツジュースの成分のひとつ)

・ヴァレリアン

・フルオキセチン

・シメチジン(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)

・ブプレノルフィン(鎮痛剤)

・カフェストール(フィルター前のコーヒーの含有成分)

・オルフェナドリン

これらの薬の中には、素人で判断しにくいものも存在します。常用薬があるという人は、AGA治療を専門に取り扱うクリニックや皮膚科などで服用中の薬がCYP3A4阻害薬に該当するかどうかを医師に診てもらうと良いでしょう。

 

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