ミノキシジル

内服のミノキシジルの正しい飲み方

ミノキシジルといえば頭皮に直接塗布する外用薬が有名ですが、より効果が早く現れる内服薬もあります。飲んで直接体に入れるとなると、「いつ飲めばいいのか」「飲む量はどのぐらいなのか」「飲み忘れた場合はどうすればいいのか」など、気になるポイントも多くなります。薬の効果を正しく得るためには、まずは正しい方法で服用することが大切です。ここでは、ミノキシジル内服薬の正しい飲み方についてご紹介します。

基本的には1日に5mgの服用

12-2今現在、日本で正式に認可されたミノキシジルの内服薬はなく、入手方法はAGA治療専門医や皮膚科医によって処方される海外輸入品に限られます。日本で認可されていないために飲み方に統一的な決まりは設定されておらず、処方する医師がケースバイケースで用法用量を指示しているのが現状です。基本的には、1日1回または2回に分けて、1日合計5mgを服用するのがよいとされています。この処方を行っても効果が薄い場合には、副作用が出ないかどうか慎重に確認しつつ1日10mgまで増やすケースもあります。

飲むタイミングは?飲み忘れはどうする?

12-3ミノキシジル内服薬を飲むタイミングは、1日2回処方の場合は朝と晩、1日1回処方の場合は決まった時間に飲むのが一般的です。特に食前・食後の服用といった決まりはないので、飲む時間は自由に設定して問題ありませんが、できるだけ毎日同じ時間に飲むように心掛けるのが望ましいといえます。これは、同じ時間に服用することで、ミノキシジルが体内で発揮する効果をなるべく毎日一定に保つことができるためです。また、ミノキシジルの服用時は同じく血管拡張作用のあるアルコールの摂取にも注意しなければなりません。安全のため、ミノキシジルの服用前7時間程度は飲酒を控えるようにしましょう。

ミノキシジルを飲み忘れてしまった場合は、同日内に飲み忘れに気付いたときはその時点で忘れた分を飲むようにします。しかし、日をまたいで翌日飲み忘れに気付いたときには、飲み忘れた分を追加で服用する必要はありません。飲み忘れた分を取り戻そうとして1日の合計摂取量を超えて服用すると、副作用のリスクも大きく増加します。あくまで、1日に決められた処方量の範囲を超えないよう注意が必要です。

ミノキシジルは副作用のある薬

ミノキシジルは頭皮の血行を促進して発毛・育毛を促すAGA治療薬です。もともと血管を拡張して血圧を下げるための血圧降下剤として開発され、偶然発毛の効果が発見されたことからAGA治療薬として利用されるようになりました。今では血圧降下剤としては使用されなくなりましたが、血圧を下げる作用が残っているのは事実です。消化器官を通して血液から吸収できる内服薬のミノキシジルの場合、皮膚を通して摂取する外用薬に比べて効果の現れ方も強い半面、危険な全身症状の副作用が出る確率も高くなります。そのため、血圧や循環器に問題を抱えている人はもちろん、健康な人でも用法用量を超えて服用するようなことがあってはなりません。正しい飲み方を徹底して、安全にAGA治療に取り組めるよう心掛けましょう。

まとめ

内服のミノキシジルは高い効果が期待されている発毛・育毛促進剤で、基本的には1日に5mg服用します。服用するタイミングは自由ですが、1日の摂取容量はしっかりと守る必要があります。用法用量を守らず無茶な服用をすると重篤な副作用が発生する危険性もあるため、服用の際には十分に注意しましょう。