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マンジャロの作用と効果を徹底解説!注意すべき危険性や打ち方についても

最終更新日:

マンジャロは2型糖尿病の治療薬として使用される注射薬として開発されました。血糖改善効果が報告されており、治療過程で見られる副次的な効果として体重減少もあります。このコラムでは、マンジャロの作用や効果、副作用などについて詳しくまとめました。マンジャロの打ち方や保管方法についても解説するため、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

  • 東邦大学医学部医学科卒業

  • 戸塚共立第一病院

  • 聖マリアンナ医科大学 皮膚科学教室 任期付助教

  • 町屋皮フ科クリニック 院長

  • 所沢中央病院健診クリニック

  • 企業・社会福祉法人 嘱託医

  • 堀之内ハーモニー皮膚科 院長

  • イースト駅前クリニック秋葉原院 院長就任

目次※知りたい情報をクリック

マンジャロとは?

マンジャロは、2型糖尿病治療薬である「GIP/GLP-1受容体作動薬」に分類される皮下注射剤です。

マンジャロは2型糖尿病の治療薬

マンジャロは2型糖尿病の治療薬で、インスリン分泌の促進によって血糖値を下げる働きが期待できます。

マンジャロは、2型糖尿病の治療薬として、2023年6月12日に発売が開始されました。2型糖尿病は、遺伝的要因に加え、過食や運動不足などの生活習慣が原因となり発症する病気です。インスリンという血糖値を下げる働きのあるホルモンが不足し、高血糖の状態が続いてしまうことでさまざまな合併症を引き起こします。

マンジャロの有効成分「チルゼパチド」は、インスリンの分泌を促すため、血糖値を下げる働きが期待できます。

マンジャロは、週に1回、皮下注射で投与します。有効成分の含有量によって、2.5mg、5mg、7.5mg、10mg、12.5mg、15mgの6種類があり、2.5mgおきに増量可能です。

(※1、2、3、4)

GIPとGLP-1というホルモンと同じ働きを持つ薬

【GIPとGLP-1とは?】

    GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)

  • エネルギー消費を高め、抗肥満ホルモンとも呼ばれる「レプチン」の分泌を増進させる
  • インスリン分泌の促進の作用がある
  • GLP-1(グルカゴン様ペプチド−1)

  • インスリンの分泌を促し、血糖値を下げる作用がある

血糖値が下がる仕組みには、血糖値が上がったときに小腸からGIPとGLP-1というホルモンの分泌が関係しています。

小腸からGIPとGLP-1が分泌されると、それらのホルモンはすい臓に運ばれ、すい臓でインスリンを分泌させるように命令することで、血糖値が下がります。マンジャロの有効成分「チルゼパチド」は、GIPとGLP-1と同様の働きを持つため、投与することで血糖値を下げることが可能です。

通常、GIPとGLP-1は分解酵素により、すぐに機能を失ってしまいますが、チルゼパチドは体内で安定的に作用するようになっています。

(※1、2、3、4、5)

マンジャロによる主な3つの効果

マンジャロによる主な3つの効果

マンジャロに期待できる3つの効果について、詳しく見ていきましょう。

インスリン分泌を促して血糖値を下げる

マンジャロの有効成分「チルゼパチド」がGLP-1と同じ作用により、インスリン分泌を促し、血糖値を下げる効果が期待されています。摂食して食べ物が体の中に入り、血糖値が高くなったときのみ作用する仕組みです。

また、GIPによるグレカゴン分泌の抑制も血糖値を下げる理由になっています。2型糖尿病の発症は、血糖値を上げるホルモン「グレカゴン」の分泌が過剰になることも原因だとわかってきました。

なお、糖尿病の状態を表す、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という指標があります。HbA1cは、血液中のヘモグロビンに対する糖化ヘモグロビンの割合を示したものです。この指標をもとに、糖尿病の発見や血糖コントロール状態を見極めます。

日本において糖尿病と診断される数値は、6.1以上です。食事・運動療法で血糖コントロールが不十分な日本人2型糖尿病患者を対象にした臨床試験では、全患者のHbA1cが8前後でしたが、マンジャロを投与した結果、HbA1c 7.0未満になり、糖尿病の治療や血糖値を下げるはたらきが注目されるようになりました

(※1、2、3、4、5)

レプチンの分泌を促してカロリー消費を高める

GIPと同じ働きをするマンジャロの有効成分「チルゼパチド」は、「レプチン」の分泌を促す効果が期待できます。レプチンは糖の代謝や脂肪燃焼を促進し、満腹感を促す作用も期待できる物質です。

レプチンは、脳の視床下部に介して交感神経を刺激することで、カロリー消費を高めます。

リラックスする副交感神経とは逆に、交感神経は臓器などの働きを向上させるため、エネルギー消費が高まるでしょう。

(※1、2、3、4、6)

胃の働きをゆるやかにする

GLP-1には、摂取した食べ物を胃から排出する働きをゆるやかにする作用があります。そのため、GLP-1と同じ作用を持つ有効成分「チルゼパチド」は、胃の中に食べ物を長くとどめるのです。

(※1、2、3、4)

マンジャロによる体重減少の研究結果

マンジャロによる2型糖尿病治療の過程では、副次的な効果として体重減少が報告されています。

これについては、GLP-1受容体作動薬(セマグルチド)と比較した海外の研究結果があり、従来のGLP-1受容体作動薬に比べて、GIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド)投与者の体重変化が大きいことが報告されています。

それぞれ、有効成分の含有量が5mg、10mg、15mgで比較した結果です。GLP-1受容体作動薬が平均-5.7kgだったのに対し、GIP/GLP-1受容体作動薬は平均で-7.6kg、-9.3kg、-11.2kgでした。

また、日本人の2型糖尿病患者を対象におこなった、マンジャロの作用に関する臨床試験において、体重減少のうち75~80%は体脂肪の減少によるものだと結果が出ています。

なお、効果には個人差があり、ダイエット目的での使用は国内では承認されておりません。

(※3)

マンジャロの危険性について事前に知っておくべきこと6つ

マンジャロの危険性について事前に知っておくべきこと6つ

マンジャロは医薬品のため副作用があります。また、健康状態によっては服用できないため、事前に注意事項を確認しておきましょう。

マンジャロの主な副作用

マンジャロの主な副作用として、吐き気、下痢、嘔吐などの胃腸症状があります。胃腸症状は、マンジャロの投与初期に起こりやすく、また投与量を増やしたときにも注意が必要です。なお、吐き気があるときは、以下の対応が役立つとされています。

  • 1回当たりの食事量を減らし、3食を4食にする
  • 脂質の多い食品は避ける
  • 満腹感を得たらそれ以上食べない

ただし、症状が表れたらただちに医師へ相談し、今後の指示を仰ぎましょう。

(※1、2、3、4)

マンジャロの重大な副作用

  • 低血糖
  • 急性すい炎
  • 胆嚢炎
  • 胆管炎
  • 胆汁うっ滞性黄疸
  • アナフィラキシー
  • 血管性浮腫

頻度は不明とされていますが、重大な副作用として低血糖があります。脱力感や冷汗、めまいなど、低血糖の症状が表れた場合は、ただちに投与をやめて医師に相談してください。

また、0.1%未満の確率とされていますが、急性すい炎も重大な副作用です。嘔吐を伴う激しい腹痛などが表れた場合も、ただちに投与をやめて医師に相談しましょう。

(※1、2、3、4)

注意すべき自覚症状

部位 自覚症状
全身 発熱、寒気、冷汗、倦怠感、けいれん、ふらつき
頭部 意識の低下
顔面 血の気がひく、唇・まぶた・舌・口の中・顔・首の急な腫れ
白目が黄色くなる
口や喉 吐き気・嘔吐、喉のかゆみ、喉がつまる感じがある、声が出にくい
胸部 動悸、息苦しい
腹部 腹部右上の強い痛み、極端な空腹感、上腹部の激しい痛み、お腹の張り
背中 背中の痛み
手・足 手足のふるえ
皮膚 お腹のあざ、皮膚が黄色い、かゆみ、蕁麻疹
尿 尿の色が濃い

上記は、副作用の具体的な症状です。たとえば低血糖の場合、冷汗、手足のふるえ、動悸、極端な空腹感、顔面蒼白などが挙げられます。

(※1、2、3、4)

マンジャロを投与できない人

  • マンジャロの成分に対して過敏症の既往歴がある人
  • 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の患者
  • 重症感染症、手術など緊急の場合

マンジャロの成分に対する過敏症として、蕁麻疹や嘔吐などのアレルギー反応が出たことのある人は使用できません。糖尿病性ケトアシドーシスとは、吐き気があり、甘酸っぱいにおいの息の症状が出る、糖尿病の合併症です。

また、重症の感染症にかかっている人や手術など緊急の場合は、マンジャロを使用できません。医療機関を受診する際、きちんと自身の健康状態を伝えてください。

(※1、2、3、4)

マンジャロを使用する際に注意が必要な人

  • 重度の胃腸障害がある人
  • すい炎の既往歴のある人
  • 低血糖を起こすおそれのある人
  • 増殖糖尿病網膜症、糖尿病黄斑浮腫、急性期治療を要する非増殖糖尿病網膜症を合併している人、またはこれらの既往歴のある人
  • 妊婦
  • 授乳婦
  • 高齢者
  • 小児等

重症胃不全麻痺など、重度の胃腸障害がある人は、主な副作用である胃腸症状が悪化するおそれがあります。また、すい炎や低血糖も副作用として挙げられるため、同じ理由です。そのほかには、急激な血糖コントロールの改善に伴い、糖尿病網膜症が悪化する可能性があります。

(※1、2、3、4)

マンジャロとの併用に注意が必要な薬

  • インスリン製剤やSGLT2阻害薬をはじめとする糖尿病用薬
  • 経口避妊薬
  • ワルファリンカリウム(抗凝固剤)

糖尿病治療薬との併用は、注意が必要です。これらの薬に限らず、普段から使用している薬やサプリメントなども医師に報告しましょう。

(※1、2、3、4)

マンジャロの用法用量

マンジャロは週1回、同じ曜日に投与します。週1回2.5mgから始め、4週以上投与してから、5.0mgに増量することが基本です。その後は、状態に合わせて医師が増量するか判断します。

なお、食事に関係なく、自分が投与しやすいタイミングでよいとされているため、生活リズムに合わせて検討しましょう。

(※1、2、3、4)

マンジャロの打ち方

マンジャロは、自己注射が可能な場合、基本的に自分で投与します。複雑なルールはありませんが、打ち方を誤ると十分な効果が期待できないため、きちんと確認しましょう。

キャップを外す

まず、専用ペンの紫色の注入ボタンの反対側にある、灰色のキャップを外します。このとき、真っすぐ引っ張るようにして外してください。成分に影響を及ぼすため、キャップは使う直前に外しましょう。

なお、外したキャップはすぐに捨ててください。再度はめると、針が破損する可能性があります。

投与する場所を決める

自分で投与する場合は、腹部または太ももに、毎回、同じ場所に投与しないようにし、少しずらした場所に投与しましょう。

投与する場所を決めたら、消毒用アルコール綿で消毒します。

皮膚にあてた状態でロックを解除する

キャップを外した側(透明)の底面を皮膚にしっかりとあてた状態で、ロックを解除しましょう。「南京錠が外れたマーク」がロック解除の目印のため、解除の方向に止まるまで回します

皮膚に対して、専用ペンを垂直にあてた状態でおこなってください。なお、専用ペンの中央を強くつまむと、針が戻らなくなる可能性があるため注意しましょう。

注入ボタンを押す

皮膚にあてている反対側部分、紫の注入ボタンを押してそのまま待ちます。1回目のカチッという音が鳴ると、注入開始です。2回目のカチッという音で注入が終了し、約10秒以内で注入が終わります。

カチッという音が鳴らなかった場合は、専用ペンの透明部分を確認してください。透明な部分に灰色のピストン(棒のようなもの)が見えていれば、注入は終了しています。

(※1、2、3、4)

マンジャロの保管方法

マンジャロの保管方法

  • 冷蔵庫(2~8℃)に保管する
  • ガラスが使用されているため丁寧に扱う
  • 子どもの手の届かないところに保管する

基本の保管方法は上記のとおりです。2~8℃の冷蔵庫に保管しましょう。ただし、凍結させてしまうと使用できないため、注意してください。

冷蔵庫を使用できない場合は、30℃以下の室温で21日間まで保管できます。その場合、直射日光や高音を避けて保管しましょう。

(※1、2、3、4)

マンジャロを破棄する方法

使用済みのマンジャロの専用ペンは、主治医の指示に従って廃棄してください。自動的に針は戻る仕組みになっていますが、廃棄するときは針が出ていないか確認しましょう。ケガのおそれがあるため、本体の中に指が入らないように注意して破棄してください。

(※1、2、3、4)

マンジャロを使用する際の3つの注意点

マンジャロは2型糖尿病の治療薬として使用される注射薬ですが、治療過程における体重変化も認められています。ここでは、使用時の注意点を3つ見ていきましょう。

2型糖尿病の治療薬としてのみ国から認可されている

日本において、マンジャロは2型糖尿病の治療薬として使用される注射薬として認可されています。肥満治療薬として国から認可されていないため、2型糖尿病の治療以外の目的で使用する場合は自由診療になり、保険適用外です。

クリニックによって費用が異なるため、場合によっては高額になるケースもあります。なお、同一成分の注射製剤が日本の厚生労働省とアメリカ食品医薬品局(FDA)において肥満症治療薬として承認されています(※)。具体的な副作用は、急性膵炎、低血糖症状(冷や汗、気持ち悪くなる、手足の震え、ふらつく、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘などの症状です。

また、国内で肥満症として承認を受けている薬剤として、ゼップバウンド、サノレックス、ウゴービ等があります。

※:承認年月日 日本2024/12/27・アメリカ2023/11/08

食事や運動など生活習慣の見直しを一緒に行う

マンジャロには血糖改善効果が報告されており、治療過程で見られる副次的効果として体重減少効果も認められています。しかし、今までと同じ乱れた食生活や極端な運動不足の状態が続いていては、健康的な体は目指せません。食事療法と適度な運動をおこない、生活習慣を見直すことが不可欠です。

必ず医療機関で医師に相談のうえで処方してもらう

マンジャロは医薬品のため、必ず医療機関を受診し、医師による適切な診断・処方を受けてください。正しい用法用量と投与の仕方、保管方法について、医師から指導を受けないと危険です。治療の適応についても、必ず医師に相談してください。

また、個人輸入や医療機関ではない通販で購入すると、質の悪いものや偽物のおそれがあります。オンライン上で医師に相談できるオンライン診療も活用するとよいでしょう。

マンジャロに関するQ&A

マンジャロについて、よくある質問に回答しています。

(※7)

Q.マンジャロの値段はいくらですか?

A.2型糖尿病の治療以外の目的で使用する場合、自由診療のため、クリニックごとに値段が異なります。

2型糖尿病の治療で使用する場合は、保険滴用になるため、年齢や所得によって自己負担額が1~3割で処方を受けられます。

なお2型糖尿病の治療以外を目的とした使用は全額自己負担です。イースト駅前クリニックでは、マンジャロを24,400円~で提供しています。

Q.マンジャロは個人輸入してもよいですか?

A.危険なためやめてください。

マンジャロを個人輸入することは危険です。質の悪いものや偽物の可能性もあり、安全性が保障されていません。

Q.マンジャロは保険適用されますか?

A.2型糖尿病の治療以外を目的とした使用は、保険適用外です。

2型糖尿病の治療で使用する場合は、保険適用です。国から認可されている目的以外での使用は「自由診療」に該当し、全額自己負担になります。

Q.マンジャロの投与を失敗したらどうすればよいですか?

A.マンジャロの投与に失敗したときは、その日は追加投与しないでください。

投与できた量がわからないため、その日は追加で投与しません。基本的に、次回から決めた曜日に通常どおり投与します。

(※1、2、3、4)

イースト駅前クリニックのサービスについて

イースト駅前クリニックのサービスについて

イースト駅前クリニックでは、マンジャロの他、GLP-1受容体作動薬や医療用漢方などさまざまな薬を扱っています。ここでは、イースト駅前クリニックにおける診療の特徴や魅力についてご紹介します。

イースト駅前クリニックの肥満外来の概要

イースト駅前クリニックでは、医師のサポートとともに肥満治療を提供する肥満外来を開設しています。生活習慣の改善に加えて、無理なく理想の体型を目指すことを目的にサポートを実施しており、皮下注射薬のGIP/GLP-1自己注射薬(マンジャロ)をはじめ、経口薬や医療用漢方などを扱っています。

イースト駅前クリニックの肥満外来の魅力

  • 医師のサポートのもと肥満治療を受けられる
  • 良心的な価格設定で続けやすい
  • 予約なしでも受診ができる
  • オンライン診療も可能

イースト駅前クリニックの肥満外来では、男性医師が診察し、安全性に考慮しながら治療プランをご提案します。自由診療ですが、適切な価格設定にすることで、患者さまが無理なく続けられるようにすることがモットーです。

体質や体調、服薬の状況によっては薬を処方できない場合もあるため、詳しくはお気軽にご相談ください。

イースト駅前クリニックで扱う薬の種類

薬の種類(約1カ月分) 投与方法 価格(税込)
GLP-GLP-1内服プラン
(リベルサス)
3mg 30錠 内服(毎日) 6,600円
7mg 30錠 15,180円
14mg 30錠 28,050円

GLP-1自己注射プラン
(ウゴービ)

0.25mg SD 4キット 皮下注射(週1回) 19,200円
0.5mg SD 4キット 37,800円
1.0mg SD 4キット 72,040円
GIP/GLP-1自己注射プラン(マンジャロ) 2.5mg アテオス4キット 皮下注射(週1回) 24,400円
5mg アテオス4キット 49,700円
7.5mg アテオス4キット 68,200円
10mg アテオス4キット 97,600円

SGLT2内服プラン
(カナグル)

30錠 内服(毎日) 15,840円

医療用漢方
(防風通聖散)

3.75g 56包 内服(毎日) 4,950円

マンジャロはインスリンの分泌を促して血糖値を下げる薬

GIP/GLP-1受容体作動薬に分類されるマンジャロは、有効成分「チルゼパチド」により、主に血糖改善効果が期待できる皮下注射剤です。2型糖尿病の治療薬として国から認可されており、治療過程の副次的な効果として体重減少も認められています。

イースト駅前クリニックの肥満外来は、良心的な価格設定と医師による適切な診療を受けられる点が魅力です。オンライン診療もおこなっているため、お気軽にお問い合わせください。

※2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。本治療に用いる医薬品は国内医薬品販売代理店経由で購入しています。

参考URL

※1)独立行政法人医薬品医療機器総合機構「マンジャロ皮下注 2.5mg アテオス マンジャロ皮下注 5mg アテオス マンジャロ皮下注 7.5mg アテオス マンジャロ皮下注 10mg アテオス マンジャロ皮下注 12.5mg アテオス マンジャロ皮下注 15mg アテオス 患者向医薬品ガイド」
https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/guide/ph/530471_2499422G1024_1_00G.pdf
※2)J-STAGE「マンジャロ®皮下注2.5mg/5mg/7.5mg/10mg/12.5mg/15mgアテオス®」
https://doi.org/10.14894/faruawpsj.59.3_228
※3)日本イーライリリー株式会社「マンジャロ®(チルゼパチド)」
https://medical.lilly.com/jp/mounjaro
※4)厚生労働省 e-ヘルスネット「糖尿病(とうにょうびょう)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-048.html
※5)厚生労働省 e-ヘルスネット「ヘモグロビンA1c / HbA1c(へもぐろびんえーわんしー)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-066.html
※6)J-STAGE「食後ホルモンインスリン・GLP-1の求心性迷走神経を介した摂食・糖代謝調節」箸:岩﨑 有作、矢田 俊彦
https://doi.org/10.32272/ans.58.1_105
※7)The New England Journal of Medicine「Tirzepatide versus Semaglutide Once Weekly in Patients with Type 2 Diabetes」
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2107519

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メディカルダイエットコンテンツについてのよくある質問

マンジャロの効果はいつから出ますか?

マンジャロの投与から数週間以内で効果が出るでしょう。

マンジャロの値段はいくらですか?

マンジャロをダイエット目的で使用する場合、自由診療のため、クリニックごとに値段が異なります。

マンジャロは個人輸入してもよいですか?

危険なためやめてください。

マンジャロは保険適用されますか?

マンジャロは、ダイエット目的だと保険適用外です。

マンジャロの投与をやめたらどうなりますか?

マンジャロの投与をやめると、徐々に食欲が戻り始めます。

マンジャロの投与を失敗したらどうすればよいですか?

マンジャロの投与に失敗したときは、その日は追加投与しないでください。

この記事の監修者

  • 東邦大学医学部医学科卒業

  • 戸塚共立第一病院

  • 聖マリアンナ医科大学 皮膚科学教室 任期付助教

  • 町屋皮フ科クリニック 院長

  • 所沢中央病院健診クリニック

  • 企業・社会福祉法人 嘱託医

  • 堀之内ハーモニー皮膚科 院長

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GLP-1は国内未承認ですが問題ないのでしょうか?
GLP-1受容体作動薬は、厚生労働省から2型糖尿病の治療薬として承認されているため、ダイエット目的での使用は適応外となります。そのため、処方の際には、既往歴の確認やBMIの側面から医師による判断で処方を決定します。また、容量の決定について初めての方は安全性を考慮し、一番容量の少ない、3mgから処方するなど、慎重な判断を行います。
服用後どれくらいから効果を実感できますか。
リベルサスは早ければ服用後1ヶ月〜3ヶ月程度で、体重減少の効果が現れます。
ただし服用を途中でやめてしまうと継続効果がなくなるため、医師の処方通り服用してください。
どのような方におすすめですか?
「普段の生活で無理せずダイエットしたい」「食事制限や運動が続かない」といった方におすすめです。
健康的に食欲を抑制し接種カロリーを抑え、その結果、減量効果が期待できる処方薬になります。
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