バイアグラ

バイアグラ(ジェネリック)が効かない理由とは?効果がない場合の対処法

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バイアグラが効かないと嘆く人は多いですが、実は原因は以外なところに隠れている場合があります。正しい知識で服用すれば、十分な効果も得られるはずです。今回は、バイアグラが効かない場合の対処法から、バイアグラの効果を大きく向上させるちょっとした工夫をお伝えします。また、ジェネリック医薬品についてもご紹介するので、要チェックです。

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バイアグラが効かない代表的な理由

バイアグラが効かないとお悩みの男性は多いですが、その原因は何でしょうか。バイアグラが効かない理由は、大きく分けて、以下の4つに振り分けられます。

① 精神的な問題
② 老化・神経障害
③ 血管機能の低下
④ 食後の服用

① 精神的な問題

まず、精神的な問題ですが、こちらは特定の改善方法がありません。多くの場合、心因性のストレスが大きな要因と考えられるので、それらを対処するほかありません。

② 老化・神経障害

次に、老化や神経障害によって、バイアグラが効かなくなることがあります。老化はどうしようもないものですが、神経障害も原因不明で起きることが多いので、こちらも対処が難しいです。

③ 血管機能の低下

また、血管機能の低下によりバイアグラが効かなくなることもあります。バイアグラは血管を拡張させて、陰茎へ送る血液の量を増やす作用がありますが、血管機能の低下により、それが阻害される可能性が高まります。そのため、血管機能の低下の原因となりやすい肥満や運動不足を解消すれば、健康的な血管が戻り、バイアグラの効き目を向上させることに繋がります。

④ 食後の服用

バイアグラが効かない理由として最もよく挙げられるのが、バイアグラを「食後」に服用することです。バイアグラの効果は空腹時の方が遥かに高く、バイアグラを効かせるためには、極力食事を控えるべきでしょう。食事は個人でコントロールしやすい事柄なので、さらにポイントを2点ご紹介します。

■ 特にNGな食べ物

バイアグラの服用前に特にNGとされる食べ物は「脂っぽい食べ物」です。脂っぽい食べ物は、胃の中で固着し、バイアグラの成分を吸収しにくくします。バイアグラが効かないと感じている方は、バイアグラ服用前の食事が油物だった可能性があるので、このケースに当てはまると感じた方は、食事を改善しましょう。

■ 多量の飲酒も厳禁

多量の飲酒がバイアグラの効果を緩和させてしまうことがあります。アルコールには脳の働きや性機能を低下させる上、リラックス効果もあります。また、バイアグラは血管拡張の作用があるため、バイアグラを服用したタイミングでアルコールを摂取し過ぎると、急性アルコール中毒になる恐れが高まることです。バイアグラとアルコールの組み合わせはあまり良い相性ではないので、できれば組み合わせない方が賢明です。

(※1)

バイアグラの効果が出ない時に行う4つの対処法

油ものを食べない、お酒を飲まない。この二つに気をつけるだけでも、バイアグラの効き目は十分に高まります。しかし、出来るならバイアグラの効き目を最大限まで高めたい。そうお考えの方のために、バイアグラの効き目をさらに上げるためのポイントをご紹介します。

① 空腹時に服用する

よくバイアグラの効果をUPさせるためのポイントとして紹介されているのが、「空腹時に服用する」というものです。バイアグラが効かないと嘆く人の多くは、食後バイアグラを服用するケースが多いので、効果を感じられないようです。空腹時にバイアグラを服用し、その後、食事した方がまだ効き目がありますので、どうしても食べたい方は、先にバイアグラを服用してから食事するのが望ましいでしょう。

② 極力食事を摂らない

空腹時にバイアグラを服用すれば効き目は上がりますが、食前にバイアグラを服用した場合も、その後、脂っぽい物を食べると効果がなくなることがあります。バイアグラを服用した日は油ものを食べない、あっさりした食べ物を少量というのを基本に、可能であれば、その日は性交渉を終えるまでは夕食を摂らないというのも、バイアグラの効果を感じるには好ましいと言えるでしょう。

③ バイアグラは性交の一時間前に服用すること

服用したバイアグラの種類にもよりますが、基本的に性交の一時間前に服用するのが望ましいとされています。空腹は多少我慢しなければなりませんが、普段からバイアグラが効かないと感じている方は、最低でも夕方~夜は空腹にしておくようなコントロールを実践することをおすすめします。

④ その他、飲み方の注意点

空腹時でもバイアグラが効かないことがあります。前の食事が胃の中に残っている場合、特に昼食に脂っこい物を食べた日の夜などは、効果が薄まる可能性があります。そのため、本気でバイアグラの効果を感じたい方は、昼食はもちろんのこと、前日から脂っこい物を控えるという選択が望ましいです。胃の消化力には個体差があるため、消化が弱いと感じている方は、前日から食べ物に気をつけることを推奨します。

ジェネリックのバイアグラは効かないのか?

ジェネリックのバイアグラは効かない、ということは本当にあるのでしょうか。結論から言うと、ジェネリック医薬品は先発医薬品をより安価な形で販売するため、使用している添加物は先発品と異なっています。

しかし、必要なデータを用いて、安全性と効果を厚生労働省に承認されたものなので、基本的にジェネリックと先発品で効果が異なるということはありません。ただ、服用した方の体質によって、先発品もしくはジェネリックのどちらか一方でアレルギー反応や、何らかの副作用が引き起こされる可能性はあります。

先発品は良い、ジェネリックは悪い、ということではなく、人によってジェネリックは合っていたのに、先発品では何らかの不具合が起こった、ということもありえます。一概に先発品とジェネリックの優劣をつけるのは難しいでしょう。

 

ジェネリック医薬品の効果が薄いと言われる背景

ジェネリック医薬品は安価だから効果が薄い、という医学的根拠の乏しい思い込みで、ジェネリックを先行品の劣化版のように思う風潮も見られます。実際、気持ちの問題も薬の効果に影響するので、それでジェネリック医薬品が効かないと感じる場合もあるかもしれません。

先発医薬品とジェネリック医薬品では、生物学的同等性試験の許容域を80%~125%としています。この数値だけ見てしまえば、最大45%も差があるため、「ジェネリックは効かないのでは?」と思い込んでしまう方がいるようです。

しかし、こちらの生物学的同等性試験の許容域80%~125%という数値は、決してネガティブなものではありません。先発品およびジェネリックを服用した後、被験者の血中濃度が変化する中、総合的に両者間でこの数値を超えて、血中濃度に大きな差異が生まれなかった、ということを表しているのです。そして、この許容域の範囲であれば、薬の効果は同等とされています。

以上のことから、基本的に先発品とジェネリックは安全面・効能面ともに同等のものと保証されているため、ジェネリックが先発品より効果が薄いという根拠はありません。

正しい知識でバイアグラの効果を十分に体感しよう

ここまで、バイアグラが効かない時の理由と、効かせるための対策をご紹介しました。老化や病気には勝てないかもしれませんが、ダイエットや食事コントロールで、バイアグラの効き目はかなり向上させられます。特に、バイアグラを服用する日は油物を食べない、空腹時にバイアグラを服用する(可能な限り食事量を控える)。この2点を守ることです。また、バイアグラ服用前後にアルコールを摂取するのも、好ましくありません。バイアグラの効き目を大いに感じるために、今回紹介した工夫や努力をぜひ試してみてください。


※1)ファイザー株式会社 バイアグラ添付文書
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00066489.pdf

この記事の監修者

三田 浩一の写真
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三田 浩一

イースト駅前クリニック 神戸三宮院 院長


1989年09月 鳥取大学医学部卒業、1991年05月 大阪市立大学医学部附属病院 第二内科(代謝内分泌病態内科学)入局、2008年10月 医療法人厚生会、2015年05月 イースト駅前クリニック名古屋院、2016年03月 イースト駅前クリニック神戸三宮院 院長就任