ED専門外来

バイアグラ

目次

知りたい情報をクリックすると該当コンテンツに飛びます

1. バイアグラについて

バイアグラは、食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、 バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間,患者様に服用されています。

バイアグラは有効成分としてクエン酸シルデナフィル(Sildenafil citrate)を含有しています。
もともとシルデナフィルは1990年代前半、狭心症の治療薬として研究・開発が始まり、第1相臨床試験において、狭心症への効果は僅かでありますが陰茎の勃起を促進する作用が認められ、これを適応症として発売される運びとなりました。

1998年にアメリカでバイアグラという名称で販売を開始。発売直後からマスコミやインターネットなどで騒がれ、日本にも多くの個人輸入代行業者の手によってもたらされるようになりました。日本では1999年1月25日にバイアグラの製造が正式に承認され、同年3月23日よりファイザー株式会社より医療機関向けに販売が開始されました。

2. バイアグラは1999年に開発された世界初のED治療薬!

サムネイル:バイアグラは1999年に開発された世界初のED治療薬!

日本で承認されているED治療薬には、バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類があります。これら3種類のED治療薬のなかで、最も早く承認された薬がバイアグラです。バイアグラは1999年に開発されたED治療薬であり、現在でも長い間患者様に服用されているED治療薬です。

もともとは狭心症の治療薬として開発

バイアグラは一般名をシルデナフィルとする薬で、1990年代前半にアメリカで開発が開始されました。もともとはED治療薬ではなく狭心症の治療薬として開発が進められていましたが、第1相臨床試験においては狭心症の治療効果は思わしくなく、試験は中止されました。この際、被験者からは余剰分の試験薬を回収することになりましたが、被験者はその返却を渋りました。その理由を問うと、バイアグラの服用によって男性器の勃起が認められたというのです。そこで調査を行ったところ、男性器の勃起を促す効果が認められ、これを適応症として発表することになりました。(※3)

日本では異例のスピード承認

アメリカでは1998年に販売が開始され、販売当初から画期的な治療薬であるとして大いに話題になりました。当初は日本では販売されていませんでしたが、個人輸入代行業者によって多くのバイアグラが日本に入ってきました。日本人にとってもバイアグラは魅力的な薬であり、一大ブームを巻き起こしていたことから多くの人がバイアグラを買い求めました。しかし、当時はバイアグラに対する認識が不完全であり、また医師を通さない個人輸入であることから詳しい説明を聞くこともできませんでした。そのため、バイアグラの併用禁忌薬である硝酸剤を使用している人がバイアグラを服用し、性行為の直後に心停止に陥って死亡するという事故が発生。世間に大きく報じられ、バイアグラは危険な薬であるという誤った認識も広がりました。その結果、医師の判断や処方箋が必要となる医療用医薬品として正規に販売することが早急に決定し、日本国内での臨床試験を行わずに1999年1月に製造を承認。同年3月から販売が開始されたのです。

購入には医師の処方が必要

現在でも日本国内でバイアグラを購入する場合は、泌尿器科や一般内科、ED専門のクリニックなど必ず医療機関を通して購入しなければなりません。もしもそういった機関を通さずに販売している場合は違法となります。ただし、前述した個人輸入代行の場合は輸入量の制限はあるものの、医師を通さずに購入することができます。こうした個人輸入代行などではバイアグラの偽造薬(厚生労働省 未承認薬)も出回っているため、非常に危険であるといえます。日本で承認されている正規品のバイアグラを使用するなら、必ず医師を通して購入するようにしましょう。

安価なバイアグラジェネリックも登場

ED治療薬は総じて高価なイメージがあるとおり、決して安価ではありません。バイアグラなどのED治療薬は自由診療であるためクリニックによっても価格は異なりますが、製薬会社の希望販売価格は25mgで1,100円、50mgで1,300円となっています。これは1錠の価格であるため、1週間分を買うとなると10,000円弱の費用がかかることになります。もしもバイアグラの価格が高いと考える場合には、バイアグラのジェネリック医薬品を利用するという方法があります。 バイアグラは2014年5月に成分特許が切れたため、正規のジェネリック医薬品を開発・販売できるようになりました。こちらも購入には医師の処方箋が必要となっていますが、その価格はバイアグラより安価に抑えられています。現在では日本国内で複数の製薬会社がバイアグラジェネリックを開発・販売しており、クリニックでバイアグラジェネリックを処方してもらえます。海外製のバイアグラジェネリックも販売されていますが、なかには特許が切れる前から販売されていたものもあります。こういった海外製のバイアグラジェネリックには、バイアグラ同様偽造薬(厚生労働省 未承認薬)が紛れ込んでいる可能性があるため、購入の際には注意が必要です。

3. バイアグラODフィルム 水なし携帯にも便利2016年10月発売

サムネイル:水なし携帯にも便利2016年10月発売

今までジェネリックも含め錠剤のみで販売されてきたバイアグラですが、2016年10月にファイザー社よりフィルムタイプの「バイアグラ®ODフィルム」が発売となりました。 またこの薬剤はバイアグラを除いても、国内では初めてのフィルムタイプです。 水を飲まなくても、「すっ」と使えて非常に便利です。 加えて包装も防湿性のあるアルミを使用。 非常にコンパクトなので、財布やポケットや名刺入れ、携帯ケースにも忍ばせることが出来て、持ち歩きにとても便利です。

「バイアグラ®ODフィルム」の特徴としては下記となります。

  • シルデナフィルクエン酸塩を有効成分とする勃起不全治療剤
  • 口腔内で速やかに溶け、服用しやすいODフィルム
  • 唾液または水で服用します。水なしでも飲み込むことができる
  • 割れ・欠けがなく、扱いやすい剤形
  • 薄くて、携帯に便利なアルミ包装

より詳細なバイアグラODフィルムの情報は、下記のリンクからご覧ください。

4. バイアグラ・レビトラ・シアリス ED治療薬の比較

バイアグラの特徴

バイアグラは1990年代の前半に狭心症の薬として開発が始まり、1998年にアメリカで、1999年に日本でED治療薬として販売が開始されました。世界で初めて認可されたED治療薬ということもあり、その知名度は抜群です。バイアグラが登場した当時は画期的な発明に世界が沸き、一大ブームが巻き起こりました。日本でも一時社会現象となりましたが、そのせいで誤った情報が拡散されたこともありました。バイアグラをずっと使い続けていることからほかの薬に変えたくないという人もいるため、根強い人気を誇っています。3種類のED治療薬のなかでは、一番オーソドックスな薬です。食事の影響を受けやすい(※1)という特徴があるため、その点には注意が必要です。

レビトラの特徴

レビトラは、食事の影響を受けやすいと言われているバイアグラの弱点をある程度克服したED治療薬です。2003年にドイツで発売、2004年に日本で承認されました。特徴的なのはその即効性で、バイアグラやシアリスに比べて効果が現れるまでの時間がとても早いと言われています。これは、レビトラが非常に水に溶けやすい構造をしているからです。レビトラのパッケージには炎のマークが書かれていて、これはレビトラの即効性を表しているといわれています。

シアリスの特徴

シアリスは、現在(2018年5月時点)承認されている3種類のED治療薬のなかで最も遅い2007年7月に日本で承認された薬です。2002年にヨーロッパで承認され、日本では2007年から販売が開始されています。これまでに100ヶ国以上の国で処方され、2013年に世界シェア42%(※5)を記録した、世界で利用されているED治療薬です。シアリスの最大の特徴は、その持続時間です。バイアグラが5時間程度、レビトラが最大10時間程度であるのに対し、シアリスは最大36時間という持続時間を誇っています。シアリスの有効成分であるタダラフィルはブロック状の分子構造をしていて水に溶けにくいため、これほどの持続時間を実現しています。

用量 25mg、50mg
バイアグラ、ジェネリックともに25mgと50mgの2種類があります。
成分 有効成分名:シルデナフィルクエン酸塩
シルデナフィルクエン酸塩には、PDE-5というEDの原因となる酵素を阻害する働きがあります。
効果が出る時間 服用後、30分~1時間程度
バイアグラは、服用してから効果が現れるまで30分~1時間程度かかります。1時間あればほとんどの場合で効果が現れます。
効果持続時間 5時間程度
バイアグラ、ジェネリックともに25mgと50mgの2種類がありますが、どちらも5時間程度効果が持続します。
飲み方 1日1回、24時間以上間隔を空ける
バイアグラは、同日に2回以上服用してはいけません。
食事の影響 受ける
バイアグラは食後に服用した際の影響が認められているため、食前に服用するのが良いでしょう。
アルコールの影響 適度なアルコール量での影響は認められない(※1)
少量のアルコールであればリラックス効果があり、EDの改善に良いとされています。ただし、多量に摂取すると脳の働きが抑制されるため正常に勃起できず、また血管拡張作用によって急性アルコール中毒の危険もあります。
副作用 現れやすい
特に顔のほてりや目の充血は現れやすい副作用(※1)として報告されています。
併用禁忌 あり
塩酸アミオダロン製剤、硝酸剤、慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬
その他注意点 服用後の食事は1時間程度空ける
バイアグラは食事の影響を受けやすいと言われているため、服用後すぐに食事をするとうまく効果が発揮できないこともあるようです。服用後食事をする場合、1時間程度時間を空けましょう。
用量 5mg、10mg、20mg
5mg、10mg、20mgの3種類がありますが、5mgは取り扱っていないクリニックもあります。
成分 有効成分名:塩酸バルデナフィル水和物
塩酸バルデナフィル水和物には、PDE-5というEDの原因となる酵素を阻害する働きがあります。水に溶けやすいという特徴があります。
効果が出る時間 服用後、30分程度
レビトラは、服用してから効果が現れるまで30分程度かかります。個人差によってもう少し時間がかかることもあります。
効果持続時間 5時間~10時間程度
レビトラには10mgと20mgの2種類があり、個人差はありますが、5時間~10時間程度効果が持続します。
飲み方 1日1回、24時間以上間隔を空ける
レビトラは、同日に2回以上服用してはいけません。
食事の影響 食事の内容により効果発現時間が遅れることがある
レビトラは「標準的な食事」かつ「総エネルギーの脂肪の割合が30%以下(※4)」であれば食事の影響を受けないと言われています。食前に服用するのが理想的です。
アルコールの影響 適度なアルコール量での影響は認められない(※4)
少量のアルコールであればリラックス効果があり、EDの改善に良いとされています。ただし、多量に摂取すると脳の働きが抑制されるため正常に勃起できず、また血管拡張作用によって急性アルコール中毒の危険もあります。
副作用 現れやすい
特に顔のほてりや目の充血は現れやすい副作用(※4)として報告されています。
併用禁忌 あり
硝酸剤、抗ウイルス薬(HIV治療薬)、内服の抗真菌薬、抗不整脈薬、慢性血栓塞栓性肺高血圧症
その他注意点 グレープフルーツに注意
グレープフルーツにはフラノクマリン酸という成分が含まれていて、レビトラの吸収率を高める効果があります。これにより、予期せぬ副作用(※4)が発生する場合があります。
用量 5mg、10mg、20mg
5mg、10mg、20mgの3種類がありますが、5mgは取り扱っていないクリニックもあります。
成分 有効成分名:タダラフィル
タダラフィルには、PDE-5というEDの原因となる酵素を阻害する働きがあります。ブロック状の分子構造をしているため、吸収されるのに時間がかかるという特徴があります。
効果が出る時間 服用後、1時間程度
シアリスは、服用してから効果が現れるまで1時間程度かかります。ゆるやかに効くことから、ピークを迎えるのはもう少しあとになります。
効果持続時間 24時間~36時間程度
シアリスには10mgと20mgの2種類があり、個人差はありますが、24時間~36時間程度効果が持続します。
飲み方 1日1回、24時間以上間隔を空ける
シアリスは、同日に2回以上服用してはいけません。なお、24時間経過していれば、前に飲んだシアリスの持続時間中であっても別のED治療薬を服用することができます。
食事の影響 食事摂取による影響は認められない
シアリスは、800kcal未満の食事であれば影響を受けないと言われています(※5)。食前に服用するのが理想的です。
アルコールの影響 適度なアルコール量での影響は認められない(※5)
少量のアルコールであればリラックス効果があり、EDの改善に良いとされています。ただし、多量に摂取すると脳の働きが抑制されるため正常に勃起できず、また血管拡張作用によって急性アルコール中毒の危険もあります。
副作用 あまり現れない
頭痛、めまい、ほてりといった軽度の症状のみが現れやすいと報告されています。
併用禁忌 あり
硝酸剤、慢性血栓塞栓性肺高血圧症
その他注意点 用法用量を勝手に変えない
シアリスは効果がゆるやかであるため、効果を不安に思い一度に2錠飲むなどするケースがあります。こうした行為は危険であるため、自己判断で用法用量を変えないようにしましょう。
商品名 バイアグラ
バイアグラODフィルム
バイアグラジェネリック
レビトラ シアリス
用量 25mg、50mg
バイアグラ、ジェネリックともに25mgと50mgの2種類があります。
5mg、10mg、20mg
5mg、10mg、20mgの3種類がありますが、5mgは取り扱っていないクリニックもあります。
5mg、10mg、20mg
5mg、10mg、20mgの3種類がありますが、5mgは取り扱っていないクリニックもあります。
成分 有効成分名:シルデナフィルクエン酸塩
シルデナフィルクエン酸塩には、PDE-5というEDの原因となる酵素を阻害する働きがあります。
有効成分名:塩酸バルデナフィル水和物
塩酸バルデナフィル水和物には、PDE-5というEDの原因となる酵素を阻害する働きがあります。水に溶けやすいという特徴があります。
有効成分名:タダラフィル
タダラフィルには、PDE-5というEDの原因となる酵素を阻害する働きがあります。ブロック状の分子構造をしているため、吸収されるのに時間がかかるという特徴があります。
効果が出る時間 服用後、30分~1時間程度
バイアグラは、服用してから効果が現れるまで30分~1時間程度かかります。1時間あればほとんどの場合で効果が現れます。
服用後、30分程度
レビトラは、服用してから効果が現れるまで30分程度かかります。個人差によってもう少し時間がかかることもあります。
服用後、1時間程度
シアリスは、服用してから効果が現れるまで1時間程度かかります。ゆるやかに効くことから、ピークを迎えるのはもう少しあとになります。
効果持続時間 5時間程度
バイアグラ、ジェネリックともに25mgと50mgの2種類がありますが、どちらも5時間程度効果が持続します。
5時間~10時間程度
レビトラには10mgと20mgの2種類があり、個人差はありますが、5時間~10時間程度効果が持続します。
24時間~36時間程度
シアリスには10mgと20mgの2種類があり、個人差はありますが、24時間~36時間程度効果が持続します。
飲み方 1日1回、24時間以上間隔を空ける
バイアグラは、同日に2回以上服用してはいけません。
1日1回、24時間以上間隔を空ける
レビトラは、同日に2回以上服用してはいけません。
1日1回、24時間以上間隔を空ける
シアリスは、同日に2回以上服用してはいけません。なお、24時間経過していれば、前に飲んだシアリスの持続時間中であっても別のED治療薬を服用することができます。
食事の影響 受ける
バイアグラは食後に服用した際の影響が認められているため、食前に服用するのが良いでしょう。
食事の内容により効果発現時間が遅れることがある
レビトラは「標準的な食事」かつ「総エネルギーの脂肪の割合が30%以下(※4)」であれば食事の影響を受けないと言われています。食前に服用するのが理想的です。
食事摂取による影響は認められない
シアリスは、800kcal未満の食事であれば影響を受けないと言われています(※5)。食前に服用するのが理想的です。
アルコールの影響 適度なアルコール量での影響は認められない(※1)
少量のアルコールであればリラックス効果があり、EDの改善に良いとされています。ただし、多量に摂取すると脳の働きが抑制されるため正常に勃起できず、また血管拡張作用によって急性アルコール中毒の危険もあります。
適度なアルコール量での影響は認められない(※4)
少量のアルコールであればリラックス効果があり、EDの改善に良いとされています。ただし、多量に摂取すると脳の働きが抑制されるため正常に勃起できず、また血管拡張作用によって急性アルコール中毒の危険もあります。
適度なアルコール量での影響は認められない(※5)
少量のアルコールであればリラックス効果があり、EDの改善に良いとされています。ただし、多量に摂取すると脳の働きが抑制されるため正常に勃起できず、また血管拡張作用によって急性アルコール中毒の危険もあります。
副作用 現れやすい
特に顔のほてりや目の充血は現れやすい副作用(※1)として報告されています。
現れやすい
特に顔のほてりや目の充血は現れやすい副作用(※4)として報告されています。
あまり現れない
頭痛、めまい、ほてりといった軽度の症状のみが現れやすいと報告されています。
併用禁忌 あり
塩酸アミオダロン製剤、硝酸剤、慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬
あり
硝酸剤、抗ウイルス薬(HIV治療薬)、内服の抗真菌薬、抗不整脈薬、慢性血栓塞栓性肺高血圧症
あり
硝酸剤、慢性血栓塞栓性肺高血圧症
その他注意点 服用後の食事は1時間程度空ける
バイアグラは食事の影響を受けやすいと言われているため、服用後すぐに食事をするとうまく効果が発揮できないこともあるようです。服用後食事をする場合、1時間程度時間を空けましょう。
グレープフルーツに注意
グレープフルーツにはフラノクマリン酸という成分が含まれていて、レビトラの吸収率を高める効果があります。これにより、予期せぬ副作用(※4)が発生する場合があります。
用法用量を勝手に変えない
シアリスは効果がゆるやかであるため、効果を不安に思い一度に2錠飲むなどするケースがあります。こうした行為は危険であるため、自己判断で用法用量を変えないようにしましょう。
バイアグラ・レビトラ・シアリスの効果・効果時間について

効果について

バイアグラ、レビトラ、シアリスはそれぞれ有効成分が違うものの、薬の種類はすべて同じPDE-5阻害薬です。そのため、効果時間などは異なりますが、基本的には同じ効果を有しています。

バイアグラの有効成分であるシルデナフィルにはPDE-5という酵素の働きを阻害し、cGMP(環状グアノシン一リン酸)が分解されるのを防ぐ効果があります。cGMPには陰茎海綿体の筋肉を弛緩させて血液を流し込む作用があり、これによって男性器は勃起します。そのため、cGMPが分解されると正常な勃起ができなくなるのです。だからこそ、cGMPを分解するPDE-5の働きを阻害することが、ED治療につながります。レビトラの有効成分・バルデナフィルやシアリスの有効成分・タダラフィルも同じ効果を持っているため、ED治療薬として承認されています。

ただし、これらのPDE-5阻害薬はあくまでも正常な勃起をサポートするための薬であり、いわゆる精力剤のような効果や媚薬のような効果はありません。バイアグラ、レビトラ、シアリスともに、性的な刺激や興奮なしに勃起することはありません。

効果時間について

バイアグラ、レビトラ、シアリスの効果時間は、それぞれ大きく異なります。

効果を発揮するまでの時間は、バイアグラが30分~1時間程度、レビトラが10分~30分程度、シアリスが1時間程度です。また、薬の効果が最も現れるまでの時間は、バイアグラが1時間程度、レビトラが45分程度、シアリスが30分~4時間程度となっています。このことから、レビトラが最も即効性が高く、シアリスは緩やかに効果を発揮していくことがわかります。

持続時間は、バイアグラが最低5時間程度、レビトラが5時間~10時間程度、シアリスが24時間~36時間程度となっています。レビトラとシアリスは容量によっても異なります。シアリスは水に溶けにくいことから圧倒的に持続時間が長く、金曜日の夜に飲めば日曜日の朝まで持続するということからウィークエンドピルとも呼ばれています。

バイアグラ・レビトラ・シアリスの飲み方・食事の影響について

飲み方

薬の飲み方に関しては、バイアグラ、レビトラ、シアリスともに大きな違いはありません。1日に1回、水で服用します。基本的には水で飲みますが、お茶や清涼飲料水などでも問題ありません。アルコールでの服用も可能ですが、その場合は飲み過ぎには注意が必要です。アルコールを多量に摂取すると脳の働きが抑制され、ED治療薬を服用していても正常な勃起が行われなくなります。また、血管拡張作用によってアルコールが急速に全身に回り、アルコール中毒にかかる可能性もあります。

バイアグラやレビトラは、性行為を行う1時間程度前に服用するのが理想的です。効果を発揮するまでの時間は個人差がありますが、1時間あればほとんどの場合で効果が現れます。シアリスの場合、性行為を行う3時間程度前に服用するのが理想的です。シアリスはほかのED治療薬より持続時間が長いですが、その分効果を発揮するまでの時間も長くなっています。これも個人差がありますが、3時間あればほとんどの場合で効果が現れます。

また、3種類のED治療薬すべてにいえることですが、食前の空腹時に服用するのが理想的です。レビトラやシアリスは食事の影響を受けにくい薬ですが、空腹時にもっとも効力を発揮するとされています。どうしても食後に服用する場合、バイアグラやレビトラでは最低2時間空けるようにしましょう。2時間あれば、胃の中のものはほとんど消化されます。シアリスの場合は食事の影響を受けにくいことから、食後に服用しても大きな問題はないとされています。ただし、重い食事の場合は影響が出てくるため、その場合は時間を置くようにしましょう。

食事の影響

各ED治療薬において、食事の影響をどれだけ受けるかは異なります。

3種類のED治療薬のなかでも、バイアグラは食事の影響を受けやすい薬です。バイアグラの有効成分シルデナフィルは血液に吸収されることで効果を発揮しますが、服用時に胃のなかに食べ物が残っているとその油によって成分が取り囲まれ、うまく吸収されなくなってしまいます。そのため、本来の効果を発揮できなかったり、効果が出るのが遅くなったりしてしまいます。こうしたことから、バイアグラは食事の影響を受けやすい薬といえます。

レビトラは、食事の影響を受けやすいというバイアグラの弱点を解消すべく作られたED治療薬です。そのため、バイアグラに比べて食事の影響を受けにくくなっています。レビトラの場合、製造元であるバイエルの資料(※4)では「標準的な食事の影響は受けない」とされています。この「標準的な食事」に関しては栄養学で定義されており、成人男性の場合は1食あたりおよそ700kcalです。レビトラを服用する場合は、この標準的な食事の範囲であれば食事を気にする必要がありません。ただし、脂肪の割合には注意が必要です。食事の影響を受けない条件にはもうひとつ、「総エネルギーの脂肪の割合は30%以下」というものがあります。つまり、700kcalの食事のなかで、脂肪が210kcalを超えた場合には食事の影響を受ける可能性があります。この点には注意しておきましょう。

シアリスは、レビトラよりもさらに食事の影響を受けにくいED治療薬です。レビトラが食事の影響を受けないための条件は、「標準的な食事=成人男性で1食700kcal」と「総エネルギーの脂肪の割合は30%以下」となっています。これに対してシアリスは、メーカー発表(※5)によると800kcal未満の食事であれば食事の影響を受けないとされています。レビトラに比べて100kcalの余裕があることから、シアリスが食事の影響を受けにくいことがわかります。

バイアグラ・レビトラ・シアリスの副作用について

副作用について

バイアグラ、レビトラ、シアリスに起こり得る副作用(※1、4、5)は、同じPDE-5阻害薬であることもあって似通っています。

よく見られる副作用としては、顔のほてり、めまい、頭痛といったものがあげられます。これらはED治療薬を服用したことで、血行が促進されたり血圧が下がったりしたことによって発生します。裏を返せば、こういった症状が出ている=ED治療薬の効果が現れているということです。ほかにも、目の充血や鼻づまり、鼻血、消化不良、動悸、特定の色が認識しづらくなる色覚変化なども起きるケースがあります。

こうした軽度の副作用(※1、4、5)以外にも、極稀に重篤な副作用(※1、4、5)が起きることもあります。たとえば、長時間にわたって勃起が治まらない持続勃起症。一見するとそれほど深刻な症状に思えないかもしれませんが、陰茎内部では動脈が破れて大量に出血しており、1日以上勃起が続けば勃起障害に陥る可能性があります。4時間を超えて勃起が持続した場合は持続勃起症の疑いが強いため、早めにクリニックを受診しましょう。また、確率は低いながらも突発性難聴や狭心症の症状が発生することもあります。異変には注意しておきましょう。

副作用(※1、4、5)の発生する確率ですが、バイアグラとレビトラの場合は服用するとなんらかの症状を訴えやすい薬剤です。とはいえ、そのほとんどがほてりや頭痛といった軽度の症状です。シアリスは副作用(※5)の発生率自体が低く、軽度の症状のみが現れやすいと報告されています。それほど深刻に考える必要はないでしょう。

バイアグラの特徴

5. バイアグラの効果時間(※1)はどれくらい?

サムネイル:バイアグラの効果時間はどれくらい?

バイアグラの効果時間(※1)は、一般的に4時間~5時間程度であるとされています。この効果時間は服用した人の体調や体質などによって変わりますが、概ねこの程度の時間であれば効果が持続します。服用から効果が現れるまでの時間は、30分程度。これにも個人差がありますが、服用から1時間もすればほとんどの場合で効果が現れるため、性行為を行う1時間前に服用するのが理想的だとされています。 日本で認証されているバイアグラには25mgと50mgの2種類がありますが、効果時間についてはどちらも同じです。25mgでも50mgでも、4時間~5時間程度は効果が持続します。

食事の影響

ただし、この効果時間に関しては個人差のほかに、食事による影響を受ける可能性があります。食べた物が胃の中に残った状態でバイアグラを服用すると、薬の成分がうまく吸収されず、効果を発揮するまでの時間が長くなったり、効果そのものが弱くなってしまったりということがあります。そのため、バイアグラは空腹時に服用するようにしましょう。また、すでに食事をしてしまったという場合は、食事から2時間空けて服用します。2時間空けば胃の中が空になるため、空腹時と同じく効率よく薬の成分を吸収することができます。

6. バイアグラが効かないケース

バイアグラは服用方法以外にも、身体・精神的な状態が原因となって効かない場合もあります。 以下にバイアグラが効かないケースをご紹介しますので、服用前に一度ご確認ください。 また、すでに服用中だが効きが悪いという方もこちらをご覧ください。

ケース1:食後の服用

バイアグラは普通の薬とは違って、食事の前に服用することでその効果を発揮します。食事をした後は食べた物が成分の吸収を妨げてしまうため、思ったような効果が得られません。バイアグラを服用する場合は、食事のおおよそ1時間前、空腹時に飲むようにしましょう。そうすることで成分がしっかり吸収され、バイアグラの効果を十分に得ることができます。また、食事をした場合は最低2時間以上あけて、食べ物が消化されてから飲むようにしましょう。

ケース2:精神的な問題

精神的な問題や性欲減退などの症状を抱えている方には、バイアグラは効きません。バイアグラは、あくまで「勃起しようとしている働きを助けるもの」なので、媚薬のように性的な興奮を促進させる効果はありません。性欲減退など精神的な問題によるEDの場合は、専門のクリニックで相談してバイアグラ以外の治療法を考えた方がよいでしょう。

ケース3:老化・神経障害

老化による全身の機能の衰えは、バイアグラの効果を半減させてしまいます。特に60歳を超えると、勃起させる力が弱まり、バイアグラを服用しても効果が現れにくくなるのです。また、脊髄などの神経伝達に欠かせない機能が衰える、または、損傷してしまっている場合も薬の効果が陰茎に行き渡らないため、バイアグラが効きません。

ケース4:血管の機能が低下している

バイアグラは血管を拡張させることで、陰茎に流れ込む血流の量を増やし、勃起を補助する薬です。そのため、動脈硬化や肥満などの影響で血管が固くなったり機能が低下していたりすると、血管が上手く広がらず、バイアグラが効きません。また、糖尿病にかかっている人も血管の働きが弱まっているため、バイアグラが効かない場合があります。

効かない場合、まずはクリニックにご相談ください。

サムネイル:効かない場合、まずはクリニックにご相談ください。

上記の様なケースがあるとはいえ、効かない理由は人によって様々です。 一人で解決しようとはせずに、必ずご相談ください。 効かないからといって用法用量を守らない過剰服用などは決して行わないようお願い致します。

7. バイアグラの購入方法と価格

バイアグラの購入方法 バイアグラは大きく2つの方法で入手できます。

  • 病院での処方
  • 通販での購入

それぞれ下記にて説明いたします。

日本で承認されたED治療薬は医療機関で処方をもらう必要がある

バイアグラは医療用医薬品の為、医療器なんで処方をしてもらう必要があります。ED治療を専門としている病院・クリニックなどのほか、泌尿器科でも処方してもらえます。きちんと出元がわかっているため、安心して利用できることが大きな利点です。また、使用に関するアドバイスなども決め細やかにもらえることも特徴です。

リスクが高い通販での購入

ED治療に関しては、人に知られることが恥ずかしいと思っている方も少なからずいます。通販であれば、そういった方でも問題なくバイアグラを手に入れることができます。 しかし、通販を利用する場合はニセモノを掴まされないように注意しなければなりません。バイアグラを始めとしたED治療薬には粗悪なニセモノも多く、各メーカーにネットで購入したED治療薬で体の変調を訴える情報が報告されているようです。(※2) 海外のジェネリックには1粒200円程度という値段のものもありますが、日本国内でのバイアグラの処方は医師の処方箋があることが必須です。日本で承認されている正規品は通販では購入が出来ないので注意しましょう。

バイアグラの価格について

通常病院やクリニックで処方してもらう場合、バイアグラ1粒の価格は25mgのもので1,300円、50mgのもので1,500円程度というのが一般的です。なお、ED治療薬は薬価がつかないため、各医療機関で価格を自由に設定することができます。よって、各病院・クリニック毎に価格が異なるため診察を受ける前によく比較しておくことが大切です。また、初診料や再診料がかかることもあるので、こちらも合わせて確認しておくとよいでしょう。

価格も安価な選択肢のひとつ、バイアグラジェネリック

病院やクリニックで処方してもらう場合の選択肢のひとつとして、ジェネリック医薬品もあります。ジェネリック医薬品とは、特許が切れた医薬品と同じ成分で作られた「より値段の安い医薬品」のことです。バイアグラの特許は2014年5月に切れたため、2015年からバイアグラのジェネリック医薬品が販売されるようになりました。

より安価な医薬品ということで、その値段は50mgで1粒1,000円ほど。同量の正規品と比較すると、8割程度に価格が抑えられています。バイアグラを含むED治療薬の価格は決して安くないため、少しでも出費が抑えられるジェネリック医薬品は十分に選択肢のひとつに入ります。

8. バイアグラに含まれている成分とは?

バイアグラの有効成分

サムネイル:バイアグラの有効成分

バイアグラに含まれている主な成分は、バイアグラの有効成分であるシルデナフィルです。シルデナフィルにはPDE-5という酵素を阻害する働きがあり、これによって男性器の勃起を補助します。バイアグラの錠剤にはいくつか種類がありますが、これらはシルデナフィルがどれだけ含まれているかによって異なります。たとえばバイアグラ50mgの場合、シルデナフィルクエン酸塩が70.32mg含まれており、そのなかに有効成分であるシルデナフィルが50mg含まれています。同様に、バイアグラ25mgではシルデナフィルが25 mg含まれています。このシルデナフィルはバイアグラだけでなく、難病指定を受けている肺動脈性肺高血圧症の治療薬・レバチオとしても承認されています。(※1)

その他の成分

バイアグラには有効成分であるシルデナフィルだけでなく、薬を効率的に作用させるための添加物がいくつか含まれています。たとえば体内の環境を整える目的があるセルロースと無水リン酸カルシウム。セルロースは腸内細菌の働きを助けるために、無水リン酸カルシウムはカルシウム補給などのために含まれています。他には体内で薬を溶かすための崩壊剤、薬の成形や服用を便利にするための賦形剤、錠剤の加工性を高めるための滑沢剤などが含まれています。

バイアグラの適切な飲み方

サムネイル:バイアグラの適切な飲み方

バイアグラは、医師の診察・問診の上で用法容量を守って服用頂ければ重篤な副作用※1が起きる確率を下げることが出来ます。飲み方についてはそれほど深刻に考える必要はない薬とされていますが、正しい服用方法を知ることが大切です。

基本的な飲み方

バイアグラは服用してから30分程度で効果が現れ、1時間程度でピークを迎えます。そのため、性行為を行う1時間前に服用するのがいいでしょう。効果は5時間程度持続するため、行為中に効果が切れることはほとんどありません。基本的には水で服用しますが、清涼飲料水やお茶などでも構いません。加えて、少量であればアルコールでの服用も問題ありません。服用は1日1回、間隔は24時間以上空けるようにしましょう。服用時にはバイアグラを噛み砕かず、そのまま飲み込んでください。噛み砕いても吸収が早まるということはなく、苦味を感じるだけです。

空腹時に服用するのがベスト

バイアグラは空腹時に服用するようにしましょう。バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、血液に吸収されることでその効果を発揮します。しかし、食後の食べ物の消化が進んでいない状態で服用すると、胃や腸に付着した食べ物の油膜で有効成分が取り囲まれてしまうため、うまく吸収されずそのまま排出されてしまいます。その結果、効果の発現が遅くなったりする場合があります。このようにバイアグラは食事の影響を受けやすい薬であるため、食前に服用することが重要となります。服用後に食事をする場合は、服用から1時間程度経った後にしましょう。1時間程度後であれば、有効成分は吸収されているため大きな影響は受けないとされています。

どうしても食後に服用しなければならない場合

食事から性行為を行うまでに時間が空くなど、どうしても食後に服用しなくてはならない場合には、食後2時間程度時間を空けるようにしましょう。一般的には、食事から2時間経過すれば胃の中は空になるといわれています。ただし、フランス料理や中華料理、ファストフードなど油分の多い食事の場合は2時間後でも胃や腸に油が残った状態であるため、6時間~7時間程度時間を空ける必要があります。後でバイアグラを服用することがわかっているのであれば、食事はできる限り軽食で済ませるようにしましょう。消化の良い食べ物を、腹6分目から7分目程度に抑えておくのが理想的です。

9. バイアグラがもたらす効果とは

サムネイル:バイアグラがもたらす効果とは

バイアグラは男性器の勃起不全、いわゆるEDを治療するための薬です。その効果・効能としては男性器の勃起の補助となりますが、そのメカニズムを理解するためにはまず勃起のメカニズムについて知る必要があります。

勃起のメカニズムとEDの原因

男性器に性的刺激が与えられると一酸化窒素が分泌され、それに伴って環状グアノシン一リン酸という成分が形成されます。この環状グアノシン一リン酸には海綿体を弛緩させる効果があり、これによって海綿体に血液が流れ込みます。その結果、男性器は勃起するのです。 常に勃起をしていると不都合が生じるため、体内には環状グアノシン一リン酸を分解して勃起を抑制する酵素・5-ホスホジエステラーゼ(PDE-5)があります。ところが、PDE-5の作用が強すぎると今度はうまく勃起ができなくなってしまいます。これが、EDの原因です。

バイアグラの効果

バイアグラの有効成分であるシルデナフィルには、PDE-5の働きを抑制する効果があります。これにより、強く作用しすぎていたPDE-5の働きは弱まり、環状グアノシン一リン酸が本来の働きを取り戻します。その結果、男性器は正常に勃起できるようになるのです。 前述したように、バイアグラの効果はPDE-5の抑制であり、正常な勃起を補助するためのものです。飲めばすぐに勃起するというわけではなく、あくまでも正常な働きができるようにする薬であることを覚えておきましょう。

10. バイアグラ服用の注意点

サムネイル:バイアグラ服用の注意点

バイアグラは基本的に水やお茶、アルコールなどさまざまなもので服用できますが、牛乳など乳脂肪が含まれる飲料で服用するのはやめておきましょう。乳脂肪が含まれている飲料の場合、薬の吸収を妨げる可能性があります。特に理由がない限り、水での服用が理想的です。

アルコールでの摂取について

アルコールでの服用に関しては、適量であれば問題ないとされています。一般的に、薬とアルコールは一緒に摂取するものではないとされています。これは、アルコールで薬の成分が強まったり弱まったり、想定外の効果が現れる可能性があるためです。バイアグラの場合、こういったアルコールとの併用による二重盲検3群クロスオーバー法(※1)で検討した結果、優位差は認められていませんでした。そのため、アルコールでバイアグラを服用したり、飲酒後にバイアグラを服用したりといった飲み方も問題ないとしているケースがあります。また、アルコールには精神安定効果があるといわれているため、少量の飲酒であれば精神的な安定を図ることができます。EDは精神的な不安が原因で発症するケースもあるため、バイアグラと併用することは悪いことではありません。

バイアグラ服用中、多量の飲酒は厳禁

いくらアルコールに精神安定効果がありバイアグラの服用にも影響しづらいからといって、多量の飲酒は厳禁です。アルコールには脳の働きを抑制し、男性機能もこれによって低下すると言われています。その結果、バイアグラの効果が正しく発揮されない可能性があります。また、バイアグラの血管拡張作用によってアルコールが急速に全身に回り、急性アルコール中毒になってしまうことも。こうした危険性があることから、バイアグラを服用する場合の飲酒量については厳しく管理する必要があります。

バイアグラの効果を正しく理解する

バイアグラを服用する場合は、あくまでも男性器の機能を補助するための薬であることを理解しなければなりません。バイアグラはいわゆる媚薬的な薬ではないため、それ自体に性的興奮を促進する作用や性欲を増進させる作用などはありません。バイアグラを飲んだからといって勝手に勃起するわけではなく、性的な刺激が必要になります。そのため、性的な刺激がなくなれば、たとえバイアグラの効果時間内であっても勃起は収まります。時間内であれば何度でも射精ができる、という薬でもありません。

このほか、糖尿病の傾向がある方や肥満の方、高血圧やうつ病の治療薬などが原因でEDになっている場合など、通常量のバイアグラでは効果が出ないこともあります。この場合は量を増やしたり、他の薬に変えたりといったことができるため、医師に相談しましょう。

11. バイアグラに副作用はある?

サムネイル:バイアグラに副作用はある?

バイアグラの副作用(※1)としては、

  • めまい
  • 顔のほてり
  • 頭痛

といったものがあげられます。これらの症状はバイアグラの服用で血行が良くなったことや、血圧が低下したことによって引き起こされるため、バイアグラの効果が現れた証拠でもあります。血行促進作用は全身におよぶため、鼻粘膜の充血による鼻詰まりや鼻血、消化管の充血による消化不良などの症状が現れることもあります。その他には目の充血や動悸、色覚変化なども起こることがありますが、どれも一時的なものであるためそれほど深刻に考える必要はありません。

正しい服用方法を知ることが大切

こうした軽度な症状が主な一方で、比較的重度の副作用(※1)が出る可能性もあります。たとえば持続勃起症。持続勃起症はバイアグラの平均効果時間である4時間を大きく超えて勃起が継続した結果、陰茎の動脈が破れ、大量の血液を海綿体が吸収することで起こる症状です。1日以上勃起が続くと勃起障害に陥る可能性があるため、長時間勃起が収まらない場合には注意が必要です。このほか、突発性難聴や狭心症といった症状も発生する可能性があります。症例数自体は少ないですが、発症する可能性があるということは知っておくべきでしょう。 なんらかの症状が現れた場合には、速やかに医師に相談するようにしましょう。

12. 他に服用中の薬がある場合、バイアグラは服用できる?

サムネイル:他に服用中の薬がある場合、バイアグラは服用できる?

バイアグラを処方してもらう場合、服用中の薬があれば薬の名前を控えておくか、薬自体を持参するようにしましょう。 バイアグラには、一緒に飲んではいけない併用禁忌薬があります。併用禁忌薬はバイアグラとの飲み合わせが悪く、単体では身体に良い薬でも、併用することで最悪の場合は死亡事故にまで発展してしまう可能性があります。併用禁忌薬としては、硝酸剤や一酸化窒素供与剤などがあげられます。飲み薬、舌下錠、貼り薬、吸入薬、注射、塗り薬、スプレーなど、さまざまなタイプの薬が該当します。また、禁忌薬ではなくとも薬との相性があり、服用中の薬に合わせて使用量などを検討する必要があります。これらのことから、服用中の薬は忘れずに伝えておきましょう。

13. 心筋梗塞・狭心症の既往がある場合

サムネイル:心筋梗塞・狭心症の既往がある場合

心筋梗塞や狭心症の既往がある場合、まず確認すべきは性行為が可能であるかどうかです。性行為を行うと血圧や脈拍が上昇するため、心臓に負担がかかります。そのため、心筋梗塞や狭心症の既往がある場合は性行為自体が禁止されることもあります。そのため、バイアグラの使用を検討する際には性行為が可能かどうかを主治医に確認しましょう。また、誤解されがちですが、バイアグラ自体には心臓に負担をかけるような作用はありません。 主治医に確認して性行為が可能であることがわかった場合、現在使用している薬を確認しましょう。バイアグラの併用禁忌薬である硝酸剤は狭心症の治療薬として一般的であり、これを使用している場合にはバイアグラは処方できません。

14. バイアグラの豆知識

女性が服用するとどうなる?

サムネイル:女性が服用するとどうなる?

バイアグラはED治療薬であるため、基本的には男性が服用するものです。ただし、女性が服用すると効果が全くないというわけではありません。もちろん女性には陰茎海綿体がないため勃起という現象は起きませんが、血行の促進による顔や身体のほてりは現れます。血液循環がよくなることで女性器の神経が過敏になり、感度が上がるといった効果も考えられますが、医学的・心理学的な証明はされていないため、バイアグラの効果として言い切ることはできません。

ED治療以外で活用されるバイアグラ

バイアグラはもともと狭心症や心筋梗塞の予防薬として開発されたもので、その副作用として男性器の勃起が確認されたためにED治療薬として利用されるようになりました。また、バイアグラは移植手術以外の根治治療がない原発性肺高血圧症の治療薬としても利用されています。

バイアグラの保存と有効期限

バイアグラを処方された後は、その保存方法や有効期限についても気になるものです。バイアグラの有効期限は保存方法によっても異なるため、ずさんな管理をしていると正規の有効期限に比べて著しく短くなる可能性があります。 一般的にバイアグラを保存する場合、直射日光や高温多湿は避けて室温で保存します。この場合、バイアグラの有効期限は約4年であるとされています。ただし、これは製造されてからの有効期限であるため、処方されたバイアグラがいつ製造されたかによっても異なります。なお、有効期限はシートの裏側上部に記載されていますが、10錠シートを分割して処方された場合には確認できないケースもあります。少なくとも直射日光と高温多湿を避けていれば、有効期限が極端に短くなるといったことはありません。また、シートから取り出して保管する場合には、有効期限は約1年であるとされています。 半分に割っていた場合はコーティングが剥がれていることから湿気を帯びやすくなっているため、密閉容器などで保管しておくことが大切です。バイアグラを割った場合の有効期限は1週間から2週間程度だとされていますが、あくまでも目安であるためできるだけ早く服用することが望ましいといえます。

こちらのサイトも参考になります。

ファイザー製薬ED治療薬情報サイト

※こちらのサイトでは薬剤の処方は受けられません

バイアグラのメーカー情報はこちらからご覧いただけます。

ファイザーのバイアグラ情報サイト

※こちらのサイトでは薬剤の処方は受けられません

15. 取扱クリニック・お薬価格一覧

クリックで各クリニックに移動します

16. 病院に行く時間が無い、近くにクリニックが無い方へ

クリニックに来院することなくスマートフォンやパソコンのビデオ通話を利用して、専門の医師による診察、お薬の処方を行えるスマホ診察という遠隔での診療方法が広まってきています。 時間が合わない・忙しくて通院できない・遠くて通えない等の理由で当院への来院ができない方にはとっても便利なサービスです。 スマホ診察後は、宅配便にてお薬をご指定の場所にお届けさせて頂きます。 ED治療薬(AGA治療薬)は医療用医薬品の為、国内で承認されている治療薬は医療機関でしか手に入れることが出来ません。 WEBサイトの通販などで購入できる治療薬は国内で承認がされていないもので、偽造薬が含まれている可能性があり、重篤な副作用を引き起こす可能性もあります。 安全に治療をするためには、医師の診断のもと治療を行うことが大切です。

EDについてのよくあるお問合せ

  • ED治療薬を飲むとずっと勃起した状態なのですか?

    ED治療薬の効果発現は、刺激があると勃起して刺激がなければ普通の状態のままでいることです。ずっと勃起したままの状態にはなりませんのでご安心ください。
    ED治療薬の特徴は自然な勃起状態になることです。
  • いろいろ薬を飲んでいますがED治療薬は飲めますか?

    ニトログリセリン(心臓の薬)との併用はできません。
    ED治療薬を服用希望であれば、先ずは服用中の薬を持参して医師にご相談ください。また、併用禁忌の薬に関してはこちらをご参照ください。
  • バイアグラ、レビトラ、シアリスの違いってなんですか?

    持続時間、有効成分、食事によって効果の出現が左右されるかなどの違いがあります。
    詳細はこちらをご参照ください。