ED治療・治療薬について

ED治療薬(バイアグラ・シアリスなど)の副作用で頭痛が。ロキソニンは併用できる?

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ED治療薬を服用した際に、その副作用として頭痛が起きることがあります。以下では、その頭痛はどのようにして起きているのか、副作用が起きたときに鎮痛剤であるロキソニンは服用してよいのかどうかについてご紹介します。

ED治療薬と副作用

ED治療薬を服用した際、副作用が起きることがあります。その副作用のひとつが頭痛です。ED治療薬は、陰茎海綿体の血管を拡張させることで勃起を維持します。この血管を拡張させる作用によって脳内の血管も拡張されてしまい、頭部付近の神経が刺激されることで頭痛が起こる場合があるのです。(※1)薬剤の種類によっても個人の体調や体質によっても、どの程度副作用が起きてしまうのかは異なります。副作用について心配である場合は、専門の医師に相談を行い、用量などを調節してもらうとよいでしょう。

 

▼ED治療薬(バイアグラ・シアリスなど)バイアグラの副作用についてはこちらも併せてお読みください。

【医師監修】バイアグラの副作用やデメリットは?頭痛や吐き気などに注意

【シアリスの副作用】対処方法や併用禁忌薬についてもご紹介

副作用の頭痛は薬で対処できる

ED治療薬による頭痛には、抗炎症作用のある鎮痛剤であるロキソニンなどで対処することが可能です。服用のタイミングは、ED治療薬と同時がよいでしょう。ED治療薬であるバイアグラレビトラ、そして鎮痛剤であるロキソニンは、服用してから効果を実感できるまでの時間と効果の持続時間がほぼ同じであるためです。ED治療薬は空腹の際に服用することで効果を発揮しますが、ロキソニンは副作用で胃粘膜が荒れてしまう可能性があり、空腹時の服用を避けることが推奨されているため、胃の弱い方はED治療薬、ロキソニン、胃薬を同時に服用すると胃が比較的荒れずにすむでしょう。

ロキソニン服用時の注意点(※2)

ロキソニンを服用する際には注意しなくてはならないことがあります。
まず、以下の場合はロキソニンを服用することができません。

・消化性潰瘍がある場合

・重篤な血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全がある場合

・ロキソニンの成分に過敏症の既往歴のある場合

・アスピリン喘息、またはその既往歴のある場合(15歳未満)

上記の場合は健康状態を害する恐れがあるためED治療薬の副作用である頭痛軽減にロキソニンを用いることができません。
ご紹介したように、ED治療薬とロキソニンは併用することが可能です。しかし、併用できない場合もあります。安心してED治療に専念するために、ED治療薬による副作用がひどいようであれば専門の医師に相談し、ロキソニンなどとの併用を考えることが大切です。

参考記事

※1)バイエル薬品、レビトラインタビューフォーム
https://pharma-navi.bayer.jp/scripts/components/omrSync/pdf.php/161012_LEV-16-9001_IF.pdf?id=162ce2db665585746c82844410ccfc311

※2)第一三共、Medical Library、ロキソニン錠60mg添付文書
https://www.medicallibrary-dsc.info/di/loxonin_tablets_60mg/pdf/pi_lox4_1801_20.pdf

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この記事の監修者

平田 勝俊の写真
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平田 勝俊

1987年03月 長崎大学医学部卒業
1987年06月 長崎大学病院 脳神経外科入局
1993年08月 北九州市立八幡病院 部長
2001年09月 福岡徳洲会病院 医長
2002年12月 ひらた脳神経外科クリニック 院長
2019年08月 イースト駅前クリニック名古屋院 院長就任