ED治療・治療薬について

【医師監修】勃起の持続力への不安はED?勃起が持続しない原因や改善方法を解説!

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勃起が持続しないという悩みは特別なものではありません。勃起力の低下は全年代で起こりうる勃起障害です。今回は勃起の持続力に対する悩みを、医師が徹底解説します。合わせてEDとの関係性や精力剤やサプリの効果についてもお届けします。

目次※知りたい情報をクリック

勃起の持続力に悩まれる男性の実態

勃起が持続しないと悩む方は想像以上に多いです。例えば、当院における勃起の悩みを抱える患者さんの場合、およそ9割以上の方が「持続力」についての相談にいらっしゃいます。このように、勃起が持続しないという悩みは全く珍しいものではありません。

実は「勃起の持続力」という悩みも、当院などのED治療を専門とするクリニックで改善できます。

そもそも、勃起が持続しないのはED?

ED(勃起不全)と聞くと、完全に勃たない状態をイメージする方も多いのではないでしょうか?しかし、実際のところ完全に勃起しないケースは非常に稀です。実は、EDの定義には勃起が持続しないことも含まれ、むしろこちらの方が圧倒的に多いのです。

EDとは:満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または(and/or)維持できない状態が持続または(or)再発すること

参照:ED診療ガイドライン[第3版]

このように挿入前、後を問わず、満足な性行為に十分な勃起が得られない場合はEDと診断されます。つまり、勃起が持続せず、性生活に不満や不安を感じている場合であれば、ED治療の対象なのです。

国内で1000万人以上がEDを患っていると言われる昨今、多くの人にとってのEDの悩みは持続力と言っても過言ではありません。

これもED?持続しないと感じるシーンについて

持続力に不安を感じる方は多くいらっしゃいます。ではシーンで見ると、どのような場面で勃起の持続力低下に悩むのでしょうか。

当院にいらっしゃる患者さんのケースでお話すると、挿入後の持続力に課題を感じられる方が多いです。いわゆる中折れですが、この場合もEDに分類されます。

その他にも、「ゴムを付けている間に萎えてしまう」というケースや、いわゆる「妊活」でプレッシャーを受けると上手くいかないケースも珍しくありませんが、これらもれっきとしたEDです。

勃起が持続しないことで発生する問題

では勃起が持続しないことでどのような問題が起きるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

症状の悪化

勃起の持続力低下をそのままにしておくと、さらに症状が悪化する可能性も。具体的な対策を講じずに勃起の持続力を気にするだけでは、緊張やプレッシャーが悪影響になりかねません。

放っておくことで負のスパイラルに陥ってしまい、勃起の持続力がさらに弱まってしまう危険があるのです。

パートナーとの関係悪化

彼女や奥様などパートナーとの関係悪化も考えられます。性生活はパートナーとの大切なコミュニケーションです。コミュニケーション不足が結果として関係悪化を引き起こすことは十分に考えられます。

勃起が持続しないことで、満足な性行為を得られず、場合によってはセックスレスになってしまうカップルも少なくありません。

自信喪失

性機能の低下から自分の性生活の衰えを感じてしまう方は多くいます。そして「昔はこうではなかった、もうダメなのだろうか」などと、自身を喪失してしまうのです。こうした精神的なショックからも、勃起の持続力がさらに悪化してしまう悪循環に陥るケースも見られます。

こうした自信喪失はQOLにもつながる問題です。生活の潤いを考える上でも、性生活の悩みは重要なポイントと言えるでしょう。

勃起が持続しない原因

勃起が持続しない場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。勃起が持続しない原因は主に次の3つにわけられます。

特徴 主なリスクファクター
心因性(機能性)ED 精神的な問題によるED ・ストレス
・トラウマ
器質性ED 身体的な原因によって起きるED ・神経、血管系疾患
・加齢
・喫煙、飲酒
混合性ED 心因性と器質性が複雑に絡み合ったもの

心因性は精神的なストレスを。器質性は身体的な要因を指します。そして混合性は両者の理由が複雑に絡み合ったものを言います。

EDの原因について詳しく見る

勃起が持続しないと悩む方の中でも、原因によって対策は変わります。勃起持続を改善させるためには「どのような原因で勃起が持続しないのか?」を知ることから始めましょう。

年代別に見る勃起持続低下の原因

原因にも年代別の傾向があります。それぞれの年代でどのような原因が勃起持続に影響しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

心因性 器質性 混合性
若年層
(10・20代)
中年層
(30・40代)

若年層(10代・20代)の場合

若年層、具体的には10代・20代の場合、心因性EDが多い傾向にあります。勃起の持続力についても同じ傾向が考えられます。

しかしあくまでこれは傾向です。喫煙歴など、身体的なリスクファクターを抱えている方は器質性のEDを発症してしまうこともあります。

中高年(30代・40代以降)の場合

中高年になってくると、器質性EDが増えていきます。加齢による衰えや生活習慣病といったリスクファクターが増えてしまうことが理由の1つです。実に半数以上の方がEDに悩んでいるというデータもあり、もはや特別な症状ではないことがわかります。

また、器質性EDに加え、心因性EDを発症するなどし、混合性EDに発展。より複雑な要因から勃起の持続力が低下してしまいやすいのも、この年代の特徴です。

勃起が持続しなくなった場合の対応・対策

もし、勃起の持続力低下を改善したいと考えたら、どのような対処が有効なのかご紹介します。

ストレスの解消

勃起の持続力を改善させるために、ストレスを解消していくことを心がけましょう。それに関係して、疲労感をなくすことも重要です。日常的に疲れているという方は、ストレスフルな生活をしてしまいがち。自然と生活習慣も乱れてしまいます。

また逆に、疲れが起きやすいということは男性ホルモンの一種、テストステロンの低下を反映していることも。自分の身体が出す不調のサインを逃さないようにしましょう。

ED治療薬の使用

勃起持続に不安を感じている場合であってもED治療薬は効果があります。前述しましたが、多くの方が勃起の持続力低下に悩みED治療をしています。

原因別にEDを区別しましたが、どの原因であってもまずはED治療薬を使用するのが一般的です。

またED治療薬はそれぞれ特徴があります。自分のライフスタイルに合わせた使い分けができるのも魅力と言えるでしょう。ED治療薬に興味のある方は一度クリニックで相談してみることをおすすめします。

主なED治療薬

バイアグラ 知名度がNO1で世界初のED治療薬。
ジェネリックも出ているためED治療薬の中で一番安くお求めになりやすい。
フィルムタイプもあり持ち運びにも便利。
レビトラ 水に溶けやすく服用後の即効性が高いのが特徴。
その使用しやすさからファンも多い。
シアリス 効果の持続時間が最大36時間というが大きな特徴。
服用後ゆっくりと吸収されるため副作用が出づらいとわれており、世界シェア42%の人気のED治療薬。

ED治療薬について詳しく見る

生活習慣の改善

高血圧や糖尿病を代表に、いわゆる生活習慣病もEDの原因になり得ます。そのため次のような、生活習慣を見直していくことがそのままED対策につながると言えるでしょう。

睡眠習慣の見直し
食生活の改善
飲酒・喫煙を控える

EDは特定の食べ物の摂取だけで改善できるのか?

よく、特定の食べ物の摂取だけでEDの改善を望まれる方がいますが、残念ながら治療薬以上に効果的な方法はありません。食べ物による効果があるとしてもそのパーセンテージは微々たるものです。

例えば亜鉛欠乏によってEDになっている方の場合、亜鉛を含む食材はEDに効き目があるといえます。しかし、EDの原因は複雑です。1つの原因を取り除いたからといって完治するわけではありません。

食にまつわるED対策は何か特定の食べ物に頼る前に、食生活そのものを改善するとともに、治療薬などを併用しましょう。

サプリや精力剤に勃起を持続させる効果はあるのか

勃起の持続力に不安があると、まずサプリや精力剤を検討される方もいらっしゃるでしょう。しかし、医師の立場からはこれらの効果について、確定的なことは言えません。豊富な臨床試験があるわけではなく、科学的な根拠も薄いためです。実際、巷にあふれる精力剤を試し、効果がなかったとして当院にいらっしゃる方も多いです。

ED治療の範囲は広く、原因もさまざま。そのためサプリや精力剤を使っただけで治すことはできません。効果があったとしても、非常に限定的であり、それだけで勃起の持続力が改善するとは考えにくいと言わざるを得ません。

原因が違っても一定の効果が保証されているED治療薬をまずは検討してみましょう。

勃起の持続力に不安を覚えたらまずは相談!治療薬によって改善が期待できます

「クリニックでED治療」と効くと、大げさに感じてしまう方も多いかもしれません。しかし、勃起が持続しないという理由もれっきとしたEDです。病態の定義といっても、主観的な部分が大きいのはEDの大きな特徴です。

そのため、もし今あなたが勃起の持続力で性生活に不満や不安を覚えているならそれはEDなのです。

勃起の持続力は適切な治療を行うことで改善が期待できます。勃起が持続しないことを悩み、さらに症状が悪化してしまう前に、ぜひ一度クリニックへ相談してみてください。

この記事の監修者

イースト駅前クリニック 金沢院 院長 栗林 正人の写真
イースト駅前クリニック 金沢院 院長 栗林 正人の写真

イースト駅前クリニック 金沢院 院長 栗林 正人

泌尿器科医として18年のキャリアを積む。通常のEDだけでなく、前立腺がんに伴うEDや骨盤手術によって引き起こされるEDなど幅広い治療実績を持つ。現在はイースト駅前クリニック金沢院で院長としてED治療に専心。金沢院はED問題への深い理解と治療への情熱が好評を博している。

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

バイアグラジェネリック

2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

バイアグラジェネリックについて詳しくはこちら

レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

シアリス

シアリスは36時間と長い時間効果が持続します。服用のタイミングを考えたり、プレッシャーや焦りを感じる必要がありません。