シアリス

【シアリスの副作用】対処方法や併用禁忌薬についてもご紹介

最終更新日:

副作用が出にくいとされるシアリス。実際にはどのような特徴があるのでしょうか。今回はシアリスの副作用事情について解説します。また、気になるシアリスの併用禁忌薬についても紹介。万が一、服用により副作用が発生しても安心して対応できるように備えておきましょう。

目次※知りたい情報をクリック

シアリスの副作用有無

シアリスはその他ED治療薬同様、副作用が発生する場合があります。ただ、ED治療薬によく見られる副作用「顔のほてり」、「目の充血」、「頭痛」、「動悸」、「鼻づまり」などの発生がその他ED薬と異なることが分かっています。

バイアグラの発生率は41.4%、レビトラが28.15%なのに対しシアリスは27.2%。これら症状については値が低い結果となりました。

(※1、2、3)

シアリスの副作用の種類

・発疹
・蕁麻疹
・浮腫
・剥奪性皮膚炎
・Strvens-Johnson症候群

上記はシアリスの代表的な副作用です。これらの副作用は重症化した場合、危険が伴います。ケースによっては入院が必要だったり、命に関わったりするものもあります。症状が出た場合、速やかに医師に相談、及びシアリスの服用を中止する必要があるでしょう。1つずつ詳細

発疹

発疹とは、皮膚にかゆみが出たり、水ぶくれや吹き出物が現れたりする症状を言います。ウイルスによるものが多いとされていますが、シアリスのように薬を服用したことで発生するケースもあります。

蕁麻疹

蕁麻疹とは、皮膚の一部が赤くくっきりと盛り上がる症状のことです。チクチクとしてかゆみがあったり、焼けるような痛みを伴ったりすることもあります。蕁麻疹は数時間内に消えることが多いですが、中には1日中続くものもあります。副作用による蕁麻疹が疑われる場合、ごく少量の薬を飲んでみて実際に蕁麻疹が現れるかどうか、検査することもあります。

浮腫

むくみは顔や足の皮膚が、腫れぼったくなっている状態のことを言います。腫れている場所を押すと凹みができます。むくみは心臓の動きが低下しているなど、重大な病気である可能性があるため、症状が出た場合速やかに医師に相談する必要があるでしょう。

紅皮症

紅皮症とは、全身の皮膚がほとんど全面赤くなる症状のことです。ふけのようなものが皮膚につき、皮膚が剥けていくようなこともあります。全身症状として発熱や悪寒、震え、リンパ節の腫れ、全身倦怠感、体重減少等なども挙げられます。

Stevens-Johnson 症候群

Stevens-Johnson症候群は、全身に発赤・発疹が起こったり、水ぶくれなど激しい皮膚症状にかかったりするのが特徴です。また、38℃以上の高熱を伴うケースもあります。

シアリスのその他の副作用

頻度
1%以上 0.2~1%未満 0.2%未満 不明
循環器 潮紅 動悸、ほてり 血管拡張、心拍数増加、胸痛、狭心症、頻脈、高血圧、低血圧脈 失神、心臓突然死
感覚器 霧視、眼充血、眼異常感 耳鳴、視覚障害、眼痛、流涙増加などの症状 眼瞼腫脹、色覚変化、回転性眩暈、網膜静脈閉塞などの症状
消化器 下痢や嘔吐、腹痛などの症状 便秘、腹部膨満、軟便などの症状 食道炎
肝臓 肝機能異常増加 LAP上昇
腎臓 腎機能障害、尿酸値上昇
骨格系 背部痛、筋痛、四肢痛 関節痛、筋痙攣、筋骨格痛 背部痛、骨痛 筋骨格硬直、頚部痛、殿部痛
精神、神経系 頭痛 めまい、睡眠障害 錯感覚、傾眠、不安 脳卒中、感覚鈍麻、片頭痛
泌尿・生殖器 排尿困難、勃起増強、意図しない勃起 勃起の延長、持続勃起
呼吸器 鼻閉 鼻炎、副鼻腔うっ血 呼吸困難、喀血 鼻出血、咽頭炎
皮膚 紅斑、多汗、爪囲炎 そう痒症
その他 疲労、無力症、疼痛、体重増加、倦怠感 熱感、末梢性浮腫、粘膜浮腫、口渇

上記で挙げた副作用以外を表にまとめました。これらの症状が出た場合でも同様に、医師に相談が必要です。症状を放置せず、迅速に対応しましょう。

シアリスの副作用の対処方法

副作用が出た場合の対処方法について解説します。副作用の中には重症化すると危険なものも多いので、副作用が出たら放置はせずすぐに対処するのが肝心です。

シアリスが本物かどうか確認

シアリスには偽物が多く出回っており、本物と見た目が変わらないものもあります。偽物のシアリスは、副作用が強い場合もあり、大変危険です。副作用が強く出た場合、まずはそのシアリスが本物かどうか確認した方が良いでしょう。

ネット通販で売られているシアリスには、偽物が紛れている可能性があります。ネット通販で購入した場合、ひとまずは服用を止め、医師のもとへ薬を持っていて相談するのが望ましいでしょう。なお、ネット通販で購入した場合、副作用が出ても自己責任になり、補償を受けることができません。シアリスの購入は、医師の診断のもと行うことを推奨します。

一回あたりの服用量を減らす

本物のシアリスであるのに副作用が強い場合は、医師に相談して、一回あたりの服用量を減らすのが良いでしょう。シアリスには、5mg、10mg、20mgの3種類が存在します。20mgを服用している場合は、10mg変更するなどといった対処が必要になるでしょう。また、副作用が強すぎる場合や、上記で挙げた5つの重大な副作用が出た場合は、薬の減量というよりは、服用を止めるべきでしょう。いずれにしても、医師に相談して決めるのが確実です。

 

シアリスの併用禁忌薬

シアリスと併用してはいけない薬が存在します。それらの薬を服用している場合は、シアリスを飲んではいけません。服用していることを医師に相談した場合、基本的に医師からシアリスを処方されることはないでしょう。以下はシアリスの併用禁忌薬です。

硝酸剤及びNO供与剤 ・ニトログリセリン
・亜硝酸アミル
・硝酸イソソルビド
sGC 刺激剤 ・リオシグアト(アデムパス)

これらの薬とシアリスを併用すると、過度に血圧を下げたり、降圧作用を増強させたりします。併用は危険ですので絶対にしないようにすべきです。EDの初診の際には、普段処方している薬か薬品名が分かるものを、病院へ持参すると良いでしょう。

 

シアリスの副作用は医師との相談で備える

シアリスの副作用について解説しました。薬である以上、シアリスにも副作用は存在し、発生した場合は適切な対応が求められます。副作用が出た場合、服用量を減らすなどの措置を取りましょう。特に発疹や蕁麻疹などの重大な副作用が出た場合、医師指導のもとすぐに服用を中止するようにして下さい。

また、シアリスを服用してはいけない方もいらっしゃいます。記事内で挙げた併用禁忌薬を服用している方は、シアリスの服用は止めておきましょう。

副作用が出た場合、まずは医師に相談することが大切です。あるいはまだ副作用が出ていない場合でも、日頃の自分の健康状態を医師に報告し、副作用を予防しておくことが肝心です。


※1)PMDA、バイアグラ添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/259000AF1024_2_13/

※2)PMDA、レビトラ添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/259000BF1029_1_25/

※3) KEGG、シアリス添付文書
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00065940

※4)日本イーライリリー株式会社 シアリス(タダラフィル)インタビューフォーム
https://www.lillymedical.jp/jp/JA/_Assets/non_public/Cialis/PDF/CLS_IF.pdf

バイアグラ

食事の影響を受けやすいという欠点もありますが、バイアグラは1999年に発売開始されてからED治療薬として長い間多くの患者様に服用されています。

バイアグラジェネリック

2014年にバイアグラ(ファイザー製薬)の特許が切れ、日本のジェネリック医薬品メーカーがバイアグラの後発薬を発売しています。

バイアグラジェネリックについて詳しくはこちら

レビトラ

体内への吸収が速いため即効性があるといわれています。また作用時間も長いED治療薬です

シアリス

シアリスは36時間と長い時間効果が持続します。服用のタイミングを考えたり、プレッシャーや焦りを感じる必要がありません。