シアリス

病気の方は要注意、シアリスを処方できない人や併用(飲み合わせ)禁忌

最終更新日:

ED治療薬であるシアリスは、誰でも利用できるというわけではありません。身体の状態や過去の既往症、現在服用している薬など、さまざまな要因で服用できないことがあります。現在何らかの病気を抱えている人は、シアリスを服用できるかどうか気になるところです。そこで今回は、シアリスと病気の関係についてご紹介します。

現在病気をしていてもシアリスは服用できる?

今現在病気をしている人は、シアリスを服用できるのかどうか気になるかもしれません。シアリスを服用できるかどうかは、かかっている病気にもよります。

風邪などの軽度の病気の場合は、特にシアリスの使用に制限はありません。医師の言うことをよく聞いて、適切に服用しましょう。肝臓や腎臓が悪い人、血液の病気、陰茎の病気などがある場合には、シアリスの服用は医師とよく相談する必要があります。現在の自分の状態などをきちんと話し、服用できるかどうかを確認しましょう。

なお、絶対に服用してはいけないのが、現在狭心症など心臓の病気でニトログリセリンなどの硝酸剤を使用している場合です。この場合は、どれだけ元気であろうとシアリスを服用してはいけません。もし服用した場合は、重篤な副作用が現れる場合もあります。(※1) 心臓関連の病気は性行為自体がNGなこともあるので、十分に注意が必要です。また、高血圧や低血圧といった病気を抱えている人も、シアリスを服用することはできません。

一緒に飲んではいけない薬、併用禁忌薬

前項でも少し触れましたが、狭心症などの治療で使われている硝酸剤を使用している人は、絶対にシアリスを服用してはいけません。なお、このように一緒に使用することが禁止されている薬のことを、併用禁忌薬といいます。

さきほどご紹介した硝酸剤は、血圧を低下させる効果があります。実はシアリスにも血圧を低下させる効果があるため、これらをかけ合わせると通常の効能以上に急激に血圧が低下することになり、最悪の場合ショック状態に陥って命を落とすことも。硝酸剤は飲み薬のほかにスプレーや貼り薬などもありますが、どの場合であってもシアリスの服用はNGです。

シアリスの併用禁忌薬のほとんどが硝酸剤ですが、それ以外では、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の薬であるアデムパム錠が併用禁忌薬に含まれています。これを併用すると、症候性低血圧を引き起こす恐れがあるとされています。ほとんどが硝酸剤ですが、併用禁忌薬の種類自体は多いので、医師に自分が服用している薬を正確に告げるようにしましょう。

既往症によってシアリスが服用できないことも

既往症とは、過去にかかっていた病気のことです。この既往症によっても、シアリスが服用できない場合があります。処方できないケースとして、3ヶ月以内に心筋梗塞の既往症がある場合、6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血の既往症がある場合があげられます。心筋梗塞や脳梗塞、脳出血といったものはEDとも大きな関係があるため、これらのケースはよく取り上げられます。これに該当する人は、決してシアリスを服用しないよう気をつけましょう。

今回ご紹介したように、病気によってシアリスを服用できないケースはあります。また、現在は完治していたとしても、既往症によっては服用できないことも。服用できないケースは命に関わる危険性があるため、自分で判断するのではなく、医師に現在の健康状態、服用している薬、既往症をきちんと説明して判断してもらいましょう。

参考記事

※1)日本イーライリリー株式会社 シアリス(タダラフィル)インタビューフォーム
https://www.lillymedical.jp/jp/JA/_Assets/non_public/Cialis/PDF/CLS_IF.pdf

■イースト駅前クリニック医師のご紹介
イースト駅前クリニック各医院の医師はこちらからご覧いただけます。