EDコラム

生活習慣病の改善がEDの改善に繋がるって本当?

EDには器質性ED、心因性ED、薬剤性EDといった3種類がありますが、このうち器質性EDは病気が原因でも引き起こされます。そのなかでも大きく関与しているのが、生活習慣病です。生活習慣病はそれ単体でも近年問題視されていますが、EDの原因としても大きな割合を占めています。そこで今回は、生活習慣病とEDの関係性についてご紹介します。

EDは生活習慣病の初期症状?(※)

器質性EDは血管や神経などに問題が発生し、その結果として勃起不全に陥るというタイプのEDです。前立腺がんや直腸がんなどの手術後に発生することもあります。心因性EDが若い世代に多いのに対し、器質性EDはいわゆる中年以降に多くなります。中年になるとさまざまな病気になる可能性が高まるため、器質性EDが多くなるのにも納得できます。

実は、EDは生活習慣病の初期に現れやすい症状とされています。生活習慣病のなかには糖尿病、高血圧、脂質異常症などがありますが、これらは動脈硬化などの血管の異常を引き起こし、血管の収縮や血行不全を招くもの。その影響は身体にも現れるのですが、そのわかりやすいサインがEDとされています。男性器に流れる陰茎動脈は非常に細く、内頚動脈が5~7mm、冠動脈が3~4mmなのに対して1~2mmしかありません。そのため、血管異常の影響をいち早く受けてしまいます。その結果が、男性器の勃起不全として現れるのです。

さらに糖尿病を患っている場合は、脳から陰茎までの神経伝達が滞ることもあり、さらにEDの症状が強く現れます。

生活習慣病の改善がEDの改善に繋がる

生活習慣病の改善がEDの改善に繋がる

前述のとおり、生活習慣病とEDの間には大きな関係があります。最近勃起しにくい、持続しない、硬さが不十分など男性器に関して違和感がある場合は、生活習慣病である可能性も考えられます。逆にいえば、生活習慣病が改善できれば、EDも改善できる可能性があるのです。

生活習慣病は血管に作用するものがあり、それによって血行が悪くなります。すると本来男性器に十分行き渡るはずだった血液が不十分になり、しっかりと勃起しなくなるのです。生活習慣病を改善すれば血管の状態もよくなる可能性があるので、器質性EDであれば改善する見込みがあります。

また、生活習慣病の薬によってED症状が現れることもあります。たとえば高血圧の場合、血圧を下げるために降圧剤を使うこともあるでしょう。この降圧剤の影響によってEDが引き起こされるケースも多いのです。高血圧が改善すれば降圧剤を使うこともなくなるので、ED発症のリスクを低減させることが可能といえます。

生活習慣病に併発したEDの治療

生活習慣病に併発したEDの治療

生活習慣病にしろEDにしろ、治療には薬を使うことが多々あります。その際、それぞれの薬の併用には注意しなくてはなりません。

EDの治療薬としてはバイアグラやレビトラ、シアリスがありますが、これらの中には“併用禁忌薬”という併用してはいけない薬がいくつかあります。また、生活習慣病の状態によっても、ED治療薬の服用が禁止される場合があります。しかし、治療薬の中には低用量と高用量があり、用量を調節することで服用できるケースもたくさんあります。信頼できる医師に報告・相談すれば、生活習慣病・EDの両方を一度に治療することも決して不可能ではないのです。

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参照記事

※)バイエル薬品、EDネットクリニック.com、血管や神経の障害が原因で起こるED(器質性ED)
https://ed-netclinic.com/about_ed/type/