ザガーロ

ザガーロの注意点を解説!使用前・購入時・副作用において気をつけること

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2016年に新たに販売が開始されたAGA治療薬「ザガーロ」。従来の治療薬より幅広いタイプのAGAに効果があるとされており、AGAに悩む多くの男性が服用しています。しかし、ザガーロには副作用もあり、使用前や購入時に注意すべきことも。そこで今回は、ザガーロを安全に使用するための注意点について詳しく解説します。

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ザガーロの注意点とは

ザガーロは新しいタイプのAGA治療薬です。デュタステリドと呼ばれる有効成分を含み、2016年から日本国内での販売が開始されています。ザガーロを服用する場合はいくつか注意すべき点があります。それぞれをしっかり確認してみましょう。

含有量の違い

ザガーロにはデュタステリドの含有量が0.1mgのものと0.5mgのものがあります。
実験の結果によれば、長い期間に渡って用量の多い0.5mgのザガーロを服用した人の方が血中や頭皮中のジヒドロテストステロンの濃度が減少するとされています。しかし、用量は症状や体質などに合わせた処方されますので、必ず医師の指示通りに服用しましょう。

その他、飲むタイミングや飲む期間などには次のような注意点があります。

食事の影響を受けない

ザガーロは一日一回、毎日欠かさず服用する必要があります。無理なく習慣化できる時間帯を決め、しっかり服用するようにしましょう。鎮痛剤などと異なり、ザガーロは食事の前後によって効果に影響が出たり、副作用が出たりといったこともありません。そのため起床時や就寝時など自分の生活リズムに合わせて服用することができます。

口の中で噛み砕かない

ザガーロはカプセルタイプの内服薬です。口の中で噛み砕くとザガーロの成分が粘膜に刺激を与えて痛みやかゆみを引き起こすことがあります。服用するときは噛み砕かずに水と一緒に飲み込みましょう。

効果が実感できなくても半年は続ける

ザガーロは服用を開始してすぐに効果が実感できるわけではありません。目立った効果が現れる時期には個人差があります。早ければ三か月ほどで効果を実感できることもありますが、半年間は服用を続けましょう。

しかし、半年を過ぎても主観的・客観的に効果がない場合は、AGA以外の脱毛症の可能性もあるためいったん服用を中止し、医師に相談するのも一つの方法です。(※1、2)

使用前の注意!ザガーロを投与してはいけない人

ザガーロは次のような人が服用すると重大な副作用を引き起こすことがあります。

・重度の肝機能障害をもつ人
・女性および妊婦、産婦、授乳婦の人
・小児
・ザガーロの成分に対して過敏症の既往歴のある人

重度の肝機能障害をもつ人

服用したザガーロは主に肝臓で代謝されます。このため、重度な肝機能障害を患っている人が服用すると、体内で正常な代謝が行われません。また、肝臓自体にも大きな負担を与えることになるので、肝機能がさらに悪化してしまう恐れもあります。

肝機能に異常を引き起こす病気にかかっている人は、必ず医師にその旨を伝えるようにしましょう。

女性および妊婦、産婦、授乳婦の人

一方、ザガーロの成分は母乳に移行するか否かは明確に立証されていません。しかし、母乳を通して赤ちゃんに薬の成分が移行すると体内でのホルモンバランスの乱れを引き起こすことも考えられます。

動物実験では、妊娠中のメスにザガーロを投与するとオス胎児の外性器がメス化することがわかっています。このため、ヒトであってもザガーロを服用することで血中のジヒドロテストステロンが減少。結果としてお腹の赤ちゃんの外性器発達を妨げる可能性も考えられます。

このような危険があることから、サガーロは女性への投与が原則禁止されています。

小児

そもそも小児がAGAや前立腺肥大症を発症する可能性はゼロと言ってよいでしょう。このため、小児がサガーロを服用するケースはなく、小児に対する有効性や安全性を確認するための臨床実験は行われていません。安全性がはっきりわからないため、誤って服用は禁止されています。

ザガーロの成分に対してアレルギー既往歴がある人

既往歴とは、過去に発症したことがある症状や病気のことです。過去にザガーロの成分に対してアレルギーを起こしたことがある人は、再びアレルギーを起こす可能性が高いので服用を控えましょう。 (※2)

ザガーロの注意すべき主な副作用

また、ザガーロには稀に次のような副作用が現れることがあります。

・勃起不全
・性欲減退
・精液量減少
・肝機能障害
・黄疸

特に注意すべき副作用

ザガーロの重大な副作用として特に注意すべきなのは肝機能障害です。しかし、肝機能障害は自覚症状がでにくいこともあります。服用を開始して、目や皮膚が黄色っぽくなった(黄疸)、だるさ、食欲不振、吐き気などの症状が現れた場合はできるだけ早く病院に相談しましょう。

性機能に関連する副作用

ザガーロの製造・販売を行うグラクソ・スミスクライン株式会社の研究によれば、ザガーロを服用した557人のうち、何らかの副作用が現れたのは17.1%とのことです。副作用は性機能に関連する症状が目立っており、勃起不全が4.3%、性欲減退が3.9%と多く、精液量の減少も1.3%の人に見られました。

ザガーロを購入する際の注意点

ザガーロは原則的には医師の診察を受けた上で処方箋を交付してもらって初めて購入することができます。しかし、世界中のものがインターネットを通じて個人輸入できるようになった昨今、海外製のザガーロジェネリック薬が出回っているのも事実です。ザガーロを購入する際には次のような点に注意しましょう。

ザガーロは処方箋医薬品

ザガーロは処方箋医薬品に指定されています。つまり、日本国内で流通している正規品のザガーロを入手するには、医師の診察を受けて処方箋を発行してもらうしかないのです。

通販で出回っているザガーロに注意

近年、ザガーロと同じ有効成分デュタステリドを含む薬剤が医師の診察や処方箋の交付なくインターネットで自由に購入することができます。

これは、海外製のジェネリック薬です。多くの国ではザガーロの特許期間はまだまだ過ぎておらず、ジェネリック薬は存在しません。しかし、薬の成分に対する特許制度のないインドなどではいち早く新薬のジェネリックが開発され、非常に安価で販売されているのです。このような海外製のジェネリックは通販サイトなどを通じて手軽に個人輸入することができてしまいます。

通販のザガーロ。ここが危険!

もちろん、ジェネリック薬も正規品であればザガーロと同等の効果を期待することができます。しかし、海外製のものは偽物や粗悪品も多く出回っているため注意が必要です。中には健康に害を及ぼすような成分が含まれているものもあるため、厚生労働省も医薬品の個人輸入に対しては注意喚起を行っています。

確かに通販で出回っているジェネリック品は非常に安く、病院を受診することなく入手できるという点は大きなメリットと言えます。しかし、安全性は決して高くありません。ザガーロは医師から処方を受けた上で正規品を購入するようにしましょう。

ザガーロの効果を十分に引き出すための注意点

ザガーロは従来の治療薬では効果を実感できなかったAGA患者の救世主とも言える薬剤です。しかし、その効果を十分に引き出すためには次のような点に注意しましょう。

正しい飲み方を守る

ザガーロは基本的に飲むタイミングを自分の都合に合わせて決めることができます。しかし、毎日服用を続けることが重要なため飲み忘れには注意が必要です。

また服用の際には用法や用量について医師の指示を守り、添付文書などをよく読んでおきましょう。

医療機関での処方・医師との相談で自分の適量を知る

AGAの治療は一種類の薬のみを用いるのではなく、作用機序の異なる薬を併用することが多々あります。ザガーロも例外ではなく、例えば育毛や発毛を引き起こすミノキシジルと併用されることがあります。

また、各薬剤の適量なども人によって異なりますので、薄毛に悩んだときは第一にクリニックを受診して薄毛の原因を探りましょう。そして各々に適した治療を開始することが大切です。

ザガーロは注意点を理解し正しく使用!医師の指示のもとで治療を行おう!

ザガーロは新たなタイプのAGA治療薬です。その効果は多くの研究から立証されていますが、副作用も多いため購入するには医師の診察を受ける必要があります。近年では、安価な海外製のAGA治療薬が出回っていますが、安全性や有効性が保証されていませんので使用はやめましょう。

また、ザガーロを安全に使用するためには医師のアドバイスに従って用法・用量をよく守ることが重要です。何らかの副作用が現れた場合は速やかに医療機関で相談しましょう。

治療薬の処方は専門のクリニックで行うのがおススメです。まずはお電話で気軽にご相談下さい。

参考URL

※1)グラクソ・スミスクライン「ザガーロカプセル 製造販売承認申請書添付書類」
http://www.pmda.go.jp/drugs/2015/P20151001001/340278000_22700AMX01012_G100_1.pdf
※2)グラクソ・スミスクライン ザガーロカプセル添付文書
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00065940.pdf