ザガーロ

デュタステリドを主成分とするAGA新薬「ザガーロ」とは

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「ザガーロ」は、AGA治療に効果を発揮するⅠ/Ⅱ型5α還元酵素阻害薬です。
医療用医薬品としての男性型脱毛症への効能・効果が2015年9月に承認されたばかりの新薬で、「ザガーロカプセル0.1mg」「ザガーロカプセル0.5mg」の2種類があります。まだ新しい薬であるため、ザガーロの存在をはじめて知ったという人もいるのではないでしょうか。
そんな人のためにも、今回は現在最も注目されているAGA治療薬・ザガーロについてご紹介します。

ザガーロとは?

1Flickrザガーロは、デュタステリドを有効成分とするAGA治療薬です。製造・販売はイギリスに本社を置くグラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)。
製品名は「ザガーロカプセル」で、0.1mgと0.5mgの2種類があります。用量は、それぞれ一箱30カプセル(10錠シート×3枚)です。
楕円形の横長い形状をしたカプセルで、0.1mgは肌色、0.5mgはピンク色をしているのが特徴です。0.1mgには“GS TFH”、0.5mgには“GS MUF”の文字が刻印されています。

そんなザガーロは、まだ承認されて間もないAGAの新薬です。
男性型脱毛症患者を対象とした臨床試験において、男性型脱毛症患者に対する有効性と安全性が確認されたことから、2015年9月、男性型脱毛症の効果・効能で厚生労働省から承認を受けました。国内では、プロペシア(有効成分:フィナステリド)に次いで2番目に承認されたAGA治療薬となっています。

ザガーロの有効成分、デュタステリド

2Flickrザガーロの有効成分であるデュタステリドは、ザガーロの製造・販売元であるイギリスのグラクソ・スミスクライン株式会社で開発されたⅠ型およびⅡ型の5α還元酵素阻害薬です。
AGAの原因として、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)があげられます。
デュタステリドはジヒドロテストステロンの生成に関わるⅠ型およびⅡ型の5α還元酵素を阻害することで、デュタステリドの生成を抑制。正常な発毛メカニズムを促します。

なお、デュタステリドは本来、前立腺肥大症の治療のみにしか適応が認められていませんでした。しかし、AGAの発症に5α還元酵素によるテストステロンからジヒドロテストステロンの変換が関与していることが明らかになると、AGAに適応させるデュタステリドの開発が進められ、2009年、韓国ではじめてデュタステリドによるAGA治療への適応が認められたのです。日本では、ザガーロの販売に伴い、2015年の9月28日に厚生労働省から承認されています。なお、2016年4月現在、デュタステリドがAGA治療として承認されているのは、世界で韓国と日本のみです。

ザガーロの用量・用法

ザガーロは、0.1mgを1日1回服用します。なお、必要に応じて0.5mgを1日1回服用する場合もあります。
24時間おきに服用するのが望ましいとされていますが、食事の影響を受けない薬なので服用時間やタイミングに指定はありません。ただし、治療効果を確実得るためには、通常は6ヶ月間にわたって服用を続ける必要があります。6ヶ月以上服用を続ける場合には、定期的に効果を確認し、継続するかどうかの必要性について検討しましょう。ザガーロを6ヶ月以上服用し続けてもAGAの改善がみられない場合には、服用を中止しましょう。

なお、ザガーロの効果を最大限に発揮させるためには、服用前にAGA治療を専門に取り扱う皮膚科やクリニックを受診するのがおすすめです。専門医のアドバイスをもとに、正しい用量・用法を守って服用しましょう。

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