プロペシア

【フィナステリドの価格】先発医薬品とジェネリック比較!個人輸入を選んではならない理由

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AGA治療薬として有用性が認められているフィナステリド。プロペシアなどのAGA治療薬に含まれており、一般的な治療薬成分です。そのため、これから服用しようと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、服用の際に気になるのはやはりお値段。今回は、フィナステリドの価格をジェネリックと比較し紹介します。合わせて個人輸入の危険性についてもご紹介します。

目次※知りたい情報をクリック

AGA治療薬フィナステリドの価格帯

プロペシア(フィナステリド)
用量 0.1mg、1mgの2種類
価格 先発品28錠で6,000~7000円程度

フィナステリドの先発薬として知られるプロペシアは、28錠あたり6,000円~7,000円といった価格帯です。日本では、2005年に厚生労働省によってAGA治療薬として認められ、同年12月より発売開始となりました。 (※1)

フィナステリドジェネリックの価格比較

ジェネリック医薬品は、物質特許期間が満了した薬を、各社が有効成分を同じにして製造したもので、厚生労働省の承認を得て販売しています。ジェネリック医薬品の場合、有効成分は先発薬と同じですが、新薬開発にかかる時間やコストが少ないぶん、先発薬よりも安く入手することが可能です。 (※2)

現在は、フィナステリドの物質特許も満了しており、国内でもジェネリック医薬品が製造されています。各メーカーから登場しているジェネリック医薬品の比較を見てみましょう。

価格帯 錠数
先発医薬品 6000~7000円 28錠
サワイ 4000~4500円
トーワ 4000~4500円
ファイザー 4000~5000円

サワイ

沢井製薬株式会社が製造するフィナステリドのジェネリックです。錠剤の厚さや重量はほぼ先発医薬品と同じですが、価格は40%から50%ほど抑えられています。なお、粉砕して飲むことができない錠剤です。 (※3)

トーワ

東和薬品が販売するフィナステリドジェネリックです。先発医薬品よりも40%から50%安く販売されており、サワイよりも若干安く入手できる傾向にあります。 (※4)

ファイザー

製薬会社ファイザーが製造・販売しており、国内初のフィナステリドジェネリックとして注目を集めました。サワイやトーワに比べると少し高めですが、先発医薬品と比較すると40%程度安く販売されています。クリニックでも処方されることの多い医薬品です。 (※5)

価格が安くとも海外のフィナステリドジェネリックを避けるべき理由

ジェネリック医薬品は先発薬に比べるとはるかに安いことがわかりました。しかし、インターネットをみていると、先程のジェネリック医薬品の他にもプロペシアジェネリック薬が販売されており、より安く販売されているケースがあります。

このように、フィナステリドのジェネリックは、他にも多く存在します。しかし、まだインターネット上で購入できるジェネリック医薬品は日本国内では認められておらず、非常に危険です。もちろん、これらのジェネリックの方が圧倒的に安価なため、月々の治療費を抑えたい場合は魅力的に見えるかもしれません。

こうした日本国内で認められていないフィナステリドジェネリックは、個人輸入という形であれば入手可能ですが、おすすめはできません。では購入を控えるべき理由を詳しくご紹介します。

重篤な副作用が出ても救済されない

薬を飲んで、重い副作用が起きた場合、日本では厚生労働省所管の「医薬品医療機器総合機構」において救済制度が設けられています。しかし、日本国内で認められていないフィナステリドジェネリックの場合、条件が通らず救済が受けられません。

その条件とは「医療機関で処方された医療用医薬品もしくはドラッグストア等で購入できる一般用医薬品のみに限る」というもの。個人輸入や海外で購入した薬で副作用が起きた場合は救済制度の適用外になってしまいます。

このようなリスクについて、安易に捉えがちでしょう。しかし製薬会社による調査では、インターネットで購入したED治療薬の約4割が偽造品だったという事実も発表されました。

偽造品は、効能が期待できなかったり、副作用の危険性が高まったりするなどのリスクがあり、厚生労働省も注意喚起をしています。しかし、今もなお偽造品が出回り、そうと知らず安易に購入する人も跡を絶ちません。 (※6、7)

自己診断で医薬品を使うのは危険

薬は、アレルギーや副作用の危険性もあるため、自己判断で使用するのは危険です。特に、偽造品が出回りやすいインターネット通販には注意が必要で、過去には死亡事故も起きています。

フィナステリドには肝臓障害がある場合や、女性の服用には向いていないなどの注意点があります。そのため、使用には医師の専門的な判断が必要です。

実際に、AGA治療をはじめる際は、診察や血液検査などを通して副作用の危険性がないかどうか、医師が決定し処方します。フィナステリドを自己判断で使用するのは控えましょう。 (※8)

フィナステリドは継続的な服用が必須

フィナステリドは、短期間飲んでおしまい、という治療薬ではありません。効果が出るのは一般的に6か月から。どんなに早くても3か月後からと言われています。そのため、少なくとも3か月以上は飲まなければ効果の有無の判断ができません。

もし偽造品だった場合は、長期にわたり飲み続けることで甚大な副作用が出てくる可能性があります。加えて、もし重い副作用によって困った状態になったとしても国の救済制度の対象外となります。

また偽造品の場合、そもそもフィナステリドの効果が期待できるかどうかも怪しいところです。有効成分が含まれていない薬であっても気づかないために、ムダな出費をし続けてしまうということも大いに考えられます。 (※1)

フィナステリドはプロペシアもしくは、認可されたジェネリックで

AGA治療薬を使用するのであれば、まずはプロペシアを検討しましょう。もし、価格的に厳しいと感じるのであれば、国の認可を得たジェネリック医薬品で賢く治療するのもおすすめです。しかし、インターネット等で個人輸入して自己判断で飲むのは、副作用などの危険があるためおやめください。

AGA治療薬は継続して飲む必要があります。安心して治療をすすめていくためにも、クリニックを受診して治療薬の処方を受けるのが一番の近道です。正規のジェネリック医薬品は、希望すれば処方されます。価格が気になる人もまずは気軽に医師へ相談してみましょう。

参考URL

※1)MSD プロペシア錠添付書
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00051088.pdf
※2)第一三共エスファ株式会社「ジェネリックって?」
https://www.daiichisankyo-ep.co.jp/whats_generic/
※3)沢井製薬 フィナステリド錠添付書
https://med.sawai.co.jp/file/pr1_1762.pdf
※4)東和薬品 フィナステリド錠添付書
https://med.towayakuhin.co.jp/medical/product/fileloader.php?id=56351&t=0
※5)ファイザー株式会社、フィナステリド錠 インタビューフォーム
http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/671450_249900XF1030_1_1F.pdf
※6)全日本民医連「くすりの話」
https://www.min-iren.gr.jp/?p=7768
※7)ファイザー株式会社「偽造ED治療薬4社合同調査結果」
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2016/2016_11_24_02.html
※8)厚生労働省「バイアグラ使用後に死亡した症例について」
https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/1007/h0715-2.html