プロペシア

AGAは若い世代でも要注意! プロペシアに年齢制限はある?

AGA(男性型脱毛症)の治療薬であるプロペシア。AGAは進行性の脱毛症です。そんなAGAは早い人では20歳頃から発症すると言われており、日本人男性のAGAの発症率は約30%とも言われています。(※1)そんな20歳頃から発症する可能性のあるAGAですが、プロペシアを服用するには年齢制限が設けられているのです。ここでは、プロペシアの年齢制限について、AGAの主な原因との関係性から確認していきましょう。

プロペシアは20歳から服用可能

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現状、プロペシアは20歳未満での安全性及び有効性は確立されていません。(※1)未成年の男性にはプロペシアを処方することが認められていないため、薄毛の治療に医療機関を訪れてもプロペシア以外の方法で治療をすることになるのです。

AGAの主な原因ジヒドロテストステロン

1未成年の男性がAGAだと診断されても、プロペシアは処方してもらえません。その理由は、AGAの主な原因であるジヒドロテストステロンと関係があるのです。そこで先に、ジヒドロテストステロンの特徴についてご紹介します。ジヒドロテストステロンはホルモンの一種で、思春期の男性器の形成に関係しています。(※3)

そして、ジヒドロテストステロン以上に、男性ホルモンとして大きな役割を果たすのがテストステロンです。その働きは多様で、筋肉量を増やしたり、骨格を太くしたり、陰毛が生える、睾丸や陰茎を発育させるなど、心身ともに男性らしさを作るホルモンといえます。(※3)テストステロンは、5αリダクターゼと呼ばれる酵素と結びつくと、活性型ホルモンであるジヒドロテストステロンに変換されます。

テストステロンは思春期に増加を始め、20歳代に分泌のピークを迎えます。(※4)その後は少しずつ下降していき、心身に老化の兆しが現れてくるのです。テストステロンが変換されてジヒドロテストステロンが生成されると、毛乳頭細胞にある男性ホルモンレセプターと結びついて毛母細胞の細胞分裂を抑制してしまいます。これにより、髪の正常なサイクルが乱れてくるのです。

プロペシアに年齢制限がある理由

プロペシアには、酵素5αリダクターゼの働きをブロックしてしまう効果があります。これにより、ジヒドロテストステロンへの変換を阻害する効果があります。(※2)ところが、ジヒドロテストステロンの生成を妨害してしまうと、思春期の男性ならではの成長に悪影響を与えかねません。このため、未成年の男性がAGAなどの薄毛を発症した場合には、プロペシアを使用しない治療法で対処することになるのです。

まとめ

プロペシアはAGAの男性に効果的な薄毛治療薬です。20歳未満の男性には安全性・有効性が確立されておりません。プロペシアが思春期男性の性機能の発達などに深刻な影響を与えかねないためです。成人した健康な男性でも、プロペシアの副作用として性機能障害が出る可能性があります。(※2)そのため成長段階にある思春期には、さらに大きな問題に発展するリスクがあるのです。

 

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参考記事

(※1)GSK AGAの症状・原因|発毛Web
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/249900XF1021_2_08/

(※2)PMDA プロペシア錠
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/249900XF1021_2_08/

(※3)大東製薬工業株式会社 テストステロンの作用とはたらき
http://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone_action.htm

(※4)大東製薬工業株式会社 テストステロンについて
http://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone.html