プロペシア

世界60カ国以上で認められたAGA治療薬「プロペシア」とは

近年、AGAに悩む男性が増えています。AGAは男性型脱毛症のことで、放っておくと症状が進行するという特徴があります。そのため、早期発見・早期治療が重要となります。
そんなAGAの治療において、広く利用されているのがプロペシアです。プロペシアは日本で始めて認可されたAGAの内服薬で、その高い効果が立証されています。以下では、そんなプロペシアがどのような薬であるかについてご紹介します。

プロペシアとは?

2globe-32299_1280プロペシアは、アメリカのメルク社が1997年に開発したAGA治療薬です。日本ではMSD株式会社が2001年から臨床試験を行い、2005年に製造販売承認を受けました。内服薬としては初となる、医師が処方するAGA治療薬であり、現在では世界60カ国以上で承認されています。

日本で認可されているプロペシアは、0.2mg錠と1.0mg錠の2種類です。どちらも薄いピンク色の円形の錠剤で、14錠のPTPシートになっています。2シート入った28錠入りの箱型パッケージが基本ですが、90錠入りのボトルタイプを取り扱っているクリニックもあります。AGA治療は自由診療であるため、プロペシアの価格は各クリニックによって異なります。

価格の目安としては、28錠で6,000円程度となっています。
プロペシアは特許が切れていることからジェネリックも販売されており、ジェネリックであれば28錠で4,000円程度です。

プロペシアの有効成分・フィナステリド

プロペシアの一般名は、フィナステリドです。このフィナステリドはプロペシアを構成する成分のひとつで、AGA治療の有効成分です。

AGAの原因は、ジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結びつき、脱毛シグナルを発することでヘアサイクルが乱れる点にあるとされています。ヘアサイクルが乱れることで成長期が短くなり、髪が成長する前に抜けてしまうのです。

ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンであるテストステロンが変化したものです。その変化に大きく関わっているのが、5αリダクターゼという酵素です。5αリダクターゼがテストステロンをジヒドロテストステロンに変化させているため、AGA対策を考える上で5αリダクターゼの働きは重要だといえます。その5αリダクターゼの働きを抑制する作用を持っているのが、フィナステリドなのです。このことから、フィナステリドは5αリダクターゼ阻害薬と呼ばれています。

 

もともとは前立腺肥大症の治療薬として開発されたフィナステリド

3medical-1729443_1920プロペシアの有効成分であるフィナステリドは、当初はAGA治療のために開発されたものではありませんでした。もともとは、前立腺肥大症の治療薬として開発されていたのです。

それでは、なぜ前立腺肥大症の治療薬がAGAに効果を発揮するのでしょうか。それは、前立腺肥大症の原因物質がジヒドロテストステロンであることに起因しています。

前立腺肥大症の原因はまだはっきりとは解明されていませんが、男性ホルモンが大きく関係していると考えられています。男性器の発達には男性ホルモンであるテストステロンが必要不可欠ですが、それと同時にジヒドロテストステロンの存在も重要です。しかし、加齢によって肥大している前立腺にとってジヒドロテストステロンは刺激が強く、さらに肥大させる原因となります。

肥大を防ぐためには、ジヒドロテストステロンを抑制する必要があります。そのためには5αリダクターゼの働きを抑制する必要があります。この理由から、フィナステリドによるAGA治療と同じ結論に至るのです。

フィナステリドのAGAに対する効果は、前立腺肥大症の臨床試験中に偶然発見され、これによってジヒドロテストステロンがAGAに関係していることが明らかになりました。そうしたAGA治療用に研究・開発されたフィナステリドが、プロペシアなのです。

まとめ

プロペシアは世界で初めて認可されたAGA治療の内服薬で、現在は世界60カ国以上で利用されています。もともとは前立腺肥大症の治療薬として開発されていたもので、5αリダクターゼの働きを阻害する作用があります。28錠の箱型パッケージが基本であり、6,000円程度が価格の目安です。

60カ国以上で認められているプロペシア。AGAでお悩みの人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。