プロペシア

AGAの予防はどうする?シャンプーや食べ物など手軽なものからAGA治療薬まで

最終更新日:

抜け毛が多くなった、あるいは薄毛がひどくなったと感じていませんか?専門病院でのAGA治療は必要ないと思っても予防は早くから行うことをおすすめします。今回は、AGA予防の必要性が簡単に分かるチェックリストや、予防法として生活習慣の改善から本格的な治療薬について解説します。

目次※知りたい情報をクリック

そもそもAGA予防は必要?現在の状態をチェック!

以下は、AGAかどうかを判断できるセルフチェック項目の表です。1~10の項目にいくつ該当するかチェックしてください。該当する数でAGAかどうかが簡易的に分かります。

1 父方の家系で、男性のうち薄毛の人がいる
2 母方の家系で、男性のうち薄毛の人がいる
3 以前よりも抜け毛が増えた
4 太く長い毛よりも、細く短い毛が多くなった
5 以前より髪の毛にハリやコシがなくなった
6 思春期以降に髪の毛が薄くなり始めた
7 頭皮にニキビができたり、かゆみを感じたりすることが多い
8 額の生え際から髪の毛が薄くなった
9 頭頂部から髪の毛が薄くなった
10 額の生え際、頭頂部の双方から髪の毛が薄くなった

出典:AGA-NEWS:AGAセルフチェック

10項目中、4項目以上に該当するとAGAであることが強く疑われます。AGA予防を行っても改善が見られなければ、できるだけ早く専門病院を受診することをおすすめします。 (※1)

抜け毛の本数でもチェック

髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる周期が存在します。このサイクルに則って、古い毛が抜け落ち、新しい毛が生えてくることを繰り返しています。そのため抜け毛の量が多いなと思っても、その本数が1日に50~100本程度の範囲内であれば問題有りません。誰にでも起こる生理的な脱毛量です。 (※2)

日常生活で取り入れられるAGAの予防方法

抜け毛の量が多いなと思ったら、日常生活でできる手軽な抜け毛の予防方法も行いましょう。日常生活でできる抜け毛の基本的な対策として「適切なシャンプー」「栄養バランスの良い食べ物」「生活習慣の改善」について紹介します。

適切なシャンプー

頭皮は皮脂、汗、整髪料などで汚れがたまりやすい部位です。清潔にしておかないと雑菌が繁殖して炎症が起こったり、毛穴に汚れが詰まったりして大切な毛根に悪影響を与えて抜け毛の原因になります。洗髪するときは、清潔にすることを意識しすぎると爪で強く洗いすぎて頭皮を傷つけてしまって逆効果です。指の腹で髪よりも頭皮を意識して優しく頭皮を洗います。洗髪後は、シャンプー成分が頭皮に残るとフケやかゆみの原因になることからきれいに洗い流しましょう。

なお、肌に合わない成分の入ったシャンプーは、かゆみや腫れを起こす可能性があります。自分の頭皮にあったシャンプーを選びましょう。できれば髪や頭皮に刺激を与えない弱酸性でアミノ酸系の界面活性剤のシャンプーがおすすめです。 (※3)

栄養バランスの良い食べ物

これを食べれば髪に良いという特定の食べ物はありません。サプリメントについても臨床試験に基づいた情報がなく、AGAに効くと断言できるものはありません。特定の髪に良いとされている特定の食べ物を偏って食べるよりも、髪の生成に必要な鉄・亜鉛・ビタミン・ミネラルを含んだ栄養バランスの良い食事をすることのほうが髪にとっては重要です。 (※3)

生活習慣の改善

不規則な睡眠・喫煙・過度の飲酒などが健康に悪いことはよく知られています。頭皮・髪も体の一部であることから生活習慣が悪いと髪の毛に悪影響を与えてしまいます。

髪の毛は夜の時間の睡眠中に成長や再生を活発に繰り返すので昼間寝て、夜遅くまで起きているなどの不規則な生活では髪が成長しにくくなります。そのため規則正しい生活で十分な睡眠をとることを心がけましょう。

また生活習慣とは異なりますが、ストレスを感じると血流が低下し、血流によって運ばれる頭皮の毛根に必要な栄養分が十分に届かず、悪影響を及ぼします。ストレスを抱え込まないで発散させることも薄毛対策には必要です。 (※3)

AGA予防に効く治療薬

AGAを発症し、そのまま放置すればどんどん進行していきます。AGA対策に最も重要なのは早期ケア・早期治療です。AGAは進行を遅らせることが主な治療になるため、治療薬の使用は早ければ早いほど効果があります。では次にAGAで使用される治療薬の主な3つの成分をみていきましょう。

フィナステリド

フィナステリドとは、アメリカのメルク社(日本法人の会社名はMSD株式会社)が開発したAGA治療薬「プロペシア」に含まれる有効成分名のことです。

医師が病気に対してどのような診断・治療を行うべきかを定めた「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」によると、AGA(男性型脱毛症)に「フィナステリドの内服を行うように強くすすめる」と記載されています。ガイドラインには、薬の使用について推奨するレベルを5段階に分けています。「強くすすめる」は、薬の効果が期待できるので使用を最も強く推奨するレベルです。

フィナステリドの効果・効能は、「男性のAGA(男性型脱毛症)の進行を遅らせること」です。AGAの原因となるジヒドロテストステロンを生成する働きのある5aリアクターゼにはI型とII型の種類がありますが、フィナステリドはII型に対してのみその働きを妨げます。 (※4)

デュタステリド

デュタステリドとは、イギリスのグラクソ・スミスクライン社(日本法人の会社名はグラクソ・スミスクライン株式会社)が開発したAGA治療薬「ザガーロ」に含まれる有効成分名のことです。

デュタステリドの推奨度は、フィナステリドと同様の「強くすすめる」です。

デュタステリドの効果・効能は、「男性のAGA(男性型脱毛症)」です。デュタステリドは、AGAの原因となるジヒドロテストステロンを生成する働きのある5aリアクターゼのI型とII型の両方の働きを妨げます。フィナステリドの効果・効能の「男性のAGA(男性型脱毛症)の進行を遅らせること」と、表現が違っているのはデュタステリドにはAGA進行を遅らせるだけではなく発毛・育毛効果も認められているためです。 (※4)

ミノキシジル

ミノキシジルは、アメリカのファイザー社(日本法人の会社名ファイザー株式会社)に買収される前のスウェーデンのファルマシア社が、もともとは血圧を下げるために開発された薬の有効成分です。この成分にAGAに対する「発毛」と「抜け毛の進行予防」の効果が認められたため、AGA治療薬として日本以外では「ロゲイン」の名称で、日本ではアンファー社の「メディカルミノキ5」、ロート製薬の「リグロ」大正製薬「リアップ」の名称で販売されています。上記の2成分が内服薬に対して、ミノキシジルは外用薬です。

ミノキシジルの推奨度は、上記2成分と同様の「強くすすめる」です。またミノキシジルの効果効能は、2成分と違い、「AGAの発毛、育毛、脱毛の進行予防」です。 (※4)

適切な予防法でAGAに備えよう!AGA予防が必要かどうかは医師の診断で!

AGAは、早期の予防・治療が重要です。しかし、AGAかもしれないと思っても初期の段階では正確な判断が困難です。AGAかどうか簡易的に判断できるチェック表でまず確認し、それでも判断が難しい場合は、遺伝子検査薬を利用する、もしくは専門病院を受診してみましょう。また、AGAの予防を的確に行うには医師の指示の元で行うことが重要です。AGA予防を始めるなら、まずは専門の病院に相談してみることをおすすめします。

参考URL

※1)MSD製薬「AGAセルフチェック」
http://www.aga-news.jp/mo/self_check/list.xhtml
※2)日本香粧品学会誌「毛と毛包の解剖・毛髪異常(AGA)」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/42/2/42_420203/_pdf/-char/ja
※3)第一三共ヘルスケア「薄毛の予防」
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/17_usuge/index3.html
※4)日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/127/13/127_2763/_pdf/-char/ja

プロペシア

プロペシアは、AGAの予防・改善に使用される治療薬であり、皮膚科やAGA治療を専門として扱う病院で処方されています。

アロビックス

アロビックス液とは、塗布タイプの脱毛治療薬です。患部に直接塗布することで、毛根の血行をよくして抜け毛を抑制し、発毛を促す効果があるためプロペシアとの併用が効果的といわれています。

アロビックスについて詳しくはこちら

ザガーロ

ザガーロはAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を強力に抑制することで、薄毛や脱毛の治療効果を発揮します。AGA専門クリニックや男性外来を中心とする、国内の医療機関で処方されています。