プロペシア

プロペシアの服用って子作りに影響するの?

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プロペシアには副作用に性欲減退の記載があったり、女性や子供が服用できない記載などを見ていると、「服用した際に子作りに影響するのでは?」と考えられています。そこで今回は、プロペシアの服用が子作りに影響するのか、ということについてお話していきます。(※1)

男性への影響って?

AGAは、男性ホルモンであるテストステロンと、酵素の一種である5αリダクターゼ(5α還元酵素)が結びつくことによって生成されるDHT(ジヒドロテストステロン)が原因で発症します。プロペシアの有効成分であるフィナステリドは、5αリダクターゼの働きを阻害し、DHTの生成を抑制してAGAを改善へと導く治療薬です。

AGAに対しての効果が認められているプロペシアですが、いくつかの副作用もあります。たとえば、性欲減退や勃起不全なども報告されている副作用のひとつです。つまり、これらの男性機能障害は性行為に影響するため、男性不妊の“間接的な原因”となる可能性はあるでしょう。

ただし、プロペシアの使用により男性機能障害が発生する確率は、臨床試験の結果によるとプラセボ薬を使用した場合と同等程度となっています。専門クリニックなどで医師による処方を受けた正規品のプロペシアを、正しい用法・容量を守って使用するのであれば、それほど大きな影響はないのではないでしょうか。

(※1)

パートナーへの影響って?

基本的に男性がプロペシアを服用しても、パートナーに影響を与える可能性は少ないと考えられています。しかし、妊娠を望んでいる場合、プロペシアの管理には注意するようにしましょう。プロペシアの有効成分であるフィナステリドには、DHTの生成を抑制する効果があるものの、このDHTは男性内生殖器の発達に関係するとされています。万が一フィナステリドが妊娠中の女性の体内に入ると、男性胎児の生殖器の形成に悪影響を及ぼします。

女性が服用NGなのはもちろんのこと、フィナステリドは経皮吸収されるため、錠剤への接触も厳禁とされています。子作りを希望する女性と生活しながらプロペシアを服用する場合は、保管方法についても考えるべきです。(※1)

AGA治療薬の服用と子作りを両立させるために

以上のことからプロペシアなどのAGA治療薬の服用が、直接の不妊の原因となるケースは低いと言われています。しかし、前述のとおり男性機能障害などの副作用が発現した場合、間接的に子作りの障害となる可能性があります。こういった副作用のリスクを軽減するためには、正しい用法・容量を守ることが何よりも大切です。

子作り期間中にAGA治療薬を使用する場合、まずは専門クリニックなどで医師に相談することをおすすめします。すると、自身に合った形で治療薬の処方が受けられるので、プロペシアの服用による不妊リスクを低減させることができるでしょう。

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