プロペシア

女性にプロペシアはNG! どんな影響がある?

AGAの呼び名でおなじみの男性型脱毛症は、男性型といいながら女性も発症することがあり、その場合FAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれます。毛髪全体が薄くなる脱毛症であるため、男性のAGAとは進行が異なります。(※1)AGAの男性に処方されるプロペシアが及ぼしかねない女性への悪影響についてご紹介します。

プロペシアは男性胎児の発育異常をもたらす


2.black-1354832_960_720プロペシアが女性にもたらす悪影響としては、男性胎児の発育異常があります。プロペシアの有効成分であるフィナステリドには、男性ホルモンであるジヒドロテストステロンの働きを低下させる作用があります。男性ホルモンは男性胎児の生殖器官等の正常な発達には欠かせないものであり、この働きが低下することで発育に悪影響を及ぼす危険性があるのです。そのため、現在妊娠している、またはその可能性がある女性や、授乳中の女性はプロペシアを服用してはいけません。(※2)

 

また、服用してはいけないだけでなく、接触するのも危険です。そもそも、女性にはプロペシアは処方されません。パートナーの男性などが持っているときには、うっかり触れてしまわないように気を付けましょう。男性のAGAと女性のFAGAは、症状も治療法も異なる別物だと認識しておくことが大切です。

 

まとめ

プロペシアは、AGAの成人男性のみを対象に処方される薬です。妊娠中・授乳中を含めて、女性は使用を避ける必要があります。服用だけでなく、触っただけでも胎児に悪影響が及ぶ恐れがあることを覚えておきましょう。また、自己判断で薬を選ぶのはリスキーです。FAGA専門外来の医師による処方を受けて、治療することが大切です。

 

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参考記事

(※1)日薬理誌 男性型脱毛症治療の現状と今後の願望
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/133/2/133_2_78/_pdf

(※2)PMDA プロペシア錠
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/249900XF1021_2_08/