プロペシア

【医師監修】お酒はNG?プロペシアとアルコールとの関係

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AGA内服治療薬プロペシア。服用のタイミングが自由で飲みやすい薬として知られていますが、飲酒する前後に服用しても問題ないのでしょうか?今回は、プロペシアとアルコール摂取に関する注意点、アルコールが頭髪に及ぼす影響などについて詳しく解説します。

この記事の監修者

西川 徹
西川 徹

広島院

西川 徹

  • 高知医科大学医学部 卒業

  • 医療法人久会図南病院放射線科 勤務

  • 医療法人社団飛翔会 勤務

  • イースト駅前クリニック広島院 院長就任

目次※知りたい情報をクリック

プロペシアを服用中にアルコールを摂取してもよい?

飲酒前後の服用も問題ない

プロペシアはAGA内服治療薬です。1日1回の服用で、薄毛や脱毛に対して高い効果が期待できるとされています。服用するタイミングは自由ですが、夕食後に服用する方も多いでしょう。そこで気になるのが、アルコールとの関係ではないでしょうか?

確かに薬の種類によっては服用前後に飲酒することで、アルコールが薬の効果に影響を与えるものもあります。なかには、身体にダメージを与えるものも。

しかし、プロペシアは服用前後にアルコールを摂取しても効果に影響が生じることはありません。もちろん、身体に何らかのダメージが及ぶこともありませんので、飲酒前後でも安心して服用していただくことができます。

(※1)

未承認薬の場合

現在、日本国内で厚生労働省から承認を得た正規のプロペシアを入手するには、医師の診察を受けた上で医師から処方箋を発行してもらう必要があります。また、AGA治療は健康保険が適応になりませんので、薬代は高めです。

しかし、近年ではインターネットなどを通じて海外製の安い薬を簡単に個人輸入することができるようになっています。AGA治療薬も例外ではなく、プロペシアと同じ有効成分を含むインド製ジェネリックなどを手軽に安く購入することも可能に。医療機関を受診する手間もなく、経済的に薬を手に入れられるため個人輸入を愛用している方が多いのも事実です。

ですが、そのようにして海外から取り寄せた薬は厚生労働省からの承認を受けていません。つまり、安全性や効果に関しての保障はなく、自己責任で使用する必要があります。 これらの海外製の薬は同じ有効成分が含まれているとは言え、どのような添加物などが含まれているか確かなことは分かりません。そのため、アルコールの影響を受ける可能性がありますので注意が必要です。

(※2)

過度な飲酒がプロペシア服用に悪影響な理由

プロペシアはアルコールの影響を受けない!とはいえ、過度な飲酒をしながらの服用はNGです。過剰なアルコールがプロペシア服用にどのような悪影響を与えるのか詳しく見てみましょう。

肝機能の低下

過剰な飲酒によって最も心配されるのは、肝機能の低下です。というのも、体内に吸収されたプロペシアの成分は肝臓で分解されるから。そのため、プロペシアを服用すると肝臓には一定の負担がかかります。

プロペシアを製造販売しているMSD株式会社によれば、臨床試験では0.2%の頻度(943名中2名)で肝機能障害の副作用が現れたとのこと。決して高い頻度ではありませんが、プロペシアの重大な副作用として肝機能障害が挙げられています。

一方で、アルコールもまた肝臓で分解される物質です。プロペシアを服用中に過度なアルコールを服用すると肝臓には大きな負担がかかることに。その結果、肝機能障害を引き起こすリスクが高まる可能性があるのです。

副作用「ED」を悪化させる

プロペシアは副作用が少ない薬として知られています。しかし、頻度は高くありませんが性欲減退やEDを引き起こすことも。
特にEDは少量のアルコールであれば性行為に際しての精神的な緊張を和らげることで症状が改善することもあります。ですが、過度な飲酒は勃起に必要な神経の働きを弱め、EDの症状を悪化させてしまうことも少なくありません。
プロペシアと共に過剰なアルコールを摂るとEDの副作用が現れやすくなったり、EDが悪化したりすることもありますので注意が必要です。

(※1)

アルコールが髪自体に与える影響

一般的に、アルコールの摂りすぎは身体によくないものと思われがち。では、髪の毛にも何か悪い影響を与えるのでしょうか?詳しく見てみましょう。

アルコールの作用でビタミン不足になる

アルコールの摂りすぎは食生活の乱れの元。偏った食材ばかりを使用したおつまみや食事量の減少により、特に野菜や果物に多く含まれるビタミン類が不足しがちになることが問題となります。 ビタミンは私たちの身体を作り、正常に機能するために必要な栄養素。ハリやコシのある健康的な髪の毛を作る上でも必要なものです。各ビタミンには髪の毛が生育する過程で次のような効果をもたらします。 そのため、これらのビタミンが不足すると健康的な髪の毛が生育しにくくなる可能性もあるのです。

頭皮環境への効果
ビタミンA 白髪・抜け毛防止
ビタミンB 毛髪の生成に効果的
ビタミンC 丈夫な髪の毛づくりに効果的
ビタミンE 頭皮の血行不良防止

頭皮の血流が悪化

アルコールは血管を拡げる作用があるため、一時的には全身の血行が改善します。ですが、長期的に見れば血行を悪化させることも。

なぜなら、アルコールは利尿作用が強いから。多量にアルコールを摂取すると体内に必要な水分まで尿として排泄されてしまうため、身体は脱水状態となります。その結果、血液量も減るため全身の血行は悪化頭皮の血流も悪くなるため、健康的な髪の毛が生育する環境ではなくなる可能性もあります。

(※3)

その他AGA治療薬「ザガーロ」「ミノキシジル」とアルコールの制限

最後に、プロペシア以外のAGA治療薬とアルコールの関係について見てみましょう。

ザガーロ ミノキシジル
可(副作用に注意)

ザガーロ

ザガーロはプロペシアと似た作用機序を持つAGA治療薬です。 ザガーロもプロペシアと同じくアルコールによって何らかの影響を受けることはないとされています。服用前後にアルコールを摂っても問題はないと考えられますが、この薬も分解されるのは肝臓。過度な飲酒をした状態でザガーロを服用すると肝臓に負担をかけることになりますので、ほどほどに控えるようにしましょう。

(※4)

ミノキシジル

ミノキシジルは直接頭皮に塗るタイプのAGA治療薬です。頭皮の血管を拡げ、血流を改善することで健康的な発毛・育毛を促す効果があるとされています。 このミノキシジルもアルコールによって悪影響が生じるとのデータはありません。しかし、上でも述べたようにアルコールにも血管を拡げる作用があるため、アルコールを多飲した状態でミノキシジルを使用すると血管が拡がりすぎて、血圧低下を引き起こす可能性も。使用後にめまいや動悸などを感じたときは注意が必要です。

アルコールによる影響はほとんどなし!ただ過剰摂取はNG

プロペシアをはじめとするAGA治療薬はいずれもアルコールの影響を受けにくい薬です。適量のアルコールであれば、アルコールを飲んだ状態で服用しても問題ありません。
ですが、過剰なアルコールとの服用はNG。肝機能障害などの副作用が起こりやすくなるだけでなく、頭髪の生育にも悪影響を及ぼします。

近年では海外製のAGA治療薬を気軽に安く個人輸入することができます。ですが、これらの薬は厚生労働省から承認を受けていないため、思わぬ副作用に襲われることも。薄毛や脱毛に悩んだら、まずはAGA治療に長けた医療機関に相談しましょう。一人ひとりの頭皮や頭髪の状態を詳しく調べて、それぞれに合った治療を提案させていただきます。

参考URL

※1)MSD株式会社、プロペシア®錠 インタビューフォーム
https://www.msdconnect.jp/static/mcijapan/images/if_propecia_tab.pdf
※2)厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ 海外医薬品や海外サプリメントの個人輸入のリスクについて」
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/risk/
※3)厚生労働省、アルコールの吸収と分解
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-002.html
※4)グラクソ・スミスクライン株式会社、ザガーロカプセル インタビューフォーム
https://gskpro.com/content/dam/global/hcpportal/ja_JP/products-info/zagallo/zagallo-if.pdf
※5)大正製薬、ミノキシジルローション5%「JG」
https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/otc/PDF/J1801000183_01_A.pdf

プロペシアについてのよくある質問

  • プロペシアを飲むタイミングは?

    プロペシアは、飲むタイミングに制限がない、非常に利用しやすい薬です。ただ、併用に注意すべき薬などもあるため、詳しい飲み方については、こちらをご覧ください。

  • アルコールはプロペシアの効果に影響ありますか?

    プロペシアと適量のアルコールでは、相互作用は認められていないため、影響はないと考えられています。ただ、大量の飲酒により、髪に回せる栄養素が少なくなり、結果として薄毛に結びつく可能性が考えられます。髪のことを考えるならば、飲酒は適量を心がけましょう。

  • プロペシアを服用する際、食事制限はありますか?

    プロペシアは、食事に関する制限がない、非常に利用しやすい薬です。ただ、併用に注意すべき薬などもあるため、詳しい飲み方については、こちらをご覧ください。

この記事の監修者

西川 徹
西川 徹

広島院

西川 徹

  • 高知医科大学医学部 卒業

  • 医療法人久会図南病院放射線科 勤務

  • 医療法人社団飛翔会 勤務

  • イースト駅前クリニック広島院 院長就任

プロペシア

プロペシアは、AGAの予防・改善に使用される治療薬であり、皮膚科やAGA治療を専門として扱う病院で処方されています。

アロビックス

アロビックス液とは、塗布タイプの脱毛治療薬です。患部に直接塗布することで、毛根の血行をよくして抜け毛を抑制し、発毛を促す効果があるためプロペシアとの併用が効果的といわれています。

アロビックスについて詳しくはこちら

ザガーロ

ザガーロはAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を強力に抑制することで、薄毛や脱毛の治療効果を発揮します。AGA専門クリニックや男性外来を中心とする、国内の医療機関で処方されています。

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