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ミノキシジル

ミノキシジルについて

サムネイル:ミノキシジルについて

ミノキシジルは、プロペシアと共にAGAの治療に効果的とされている治療薬です。外用薬と内服薬の2種類に分かれており、日本皮膚科学会が定めた男性型脱毛症診療ガイドラインにおいて「行うよう強く勧められる」とされています。

ミノキシジルは元来、アメリカにおいて血管拡張作用のある高血圧治療剤として開発されましたが、その作用の中に発毛効果がみられ、発毛用の外用薬として用いられるようになりました。

ミノキシジルは毛乳頭細胞に働きかけ、生体内でエネルギー伝達やシグナルの運搬に関わるアデノシンという成分を分泌させます。アデノシンには、VEGFやKGFといった毛髪の生成をサポートする細胞増殖因子の産生を促す働きがあります。ミノキシジルによって発毛が促進されるのは、このためです。

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外用薬と内服薬の違い

サムネイル:外用薬と内服薬の違い

ミノキシジルには、外用薬と内服薬の2種類があります。どちらも得られる効果は同じですが、効果の強さや副作用のリスクなどいくつか異なる点があります。 外用薬と内服薬を比べた場合、得られる効果は内服薬のほうが高い傾向にあります。外用薬は、頭皮の状態などによっては浸透しにくいケースもみられます。これに対して内服薬は成分が血液に吸収されて頭皮に運ばれるため、ムラなく毛根に有効成分が届きます。そのため、外用薬に比べて内服薬は高い効果が得られます。 上述したように、ミノキシジルは内服薬のほうが高い効果が得られると考えられています。なお、効果の高さに比例して副作用のリスクも高くなります。内服薬は外用薬に比べて副作用の発現率が高く、また重い副作用が発現する可能性も高いのです。

以上のことから、効果だけをみれば内服薬が、安全性の面では外用薬が優れているといえます。

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内服薬(ミノキシジルタブレット)とその副作用について

サムネイル:ミノキシジルの内服薬(ミノキシジルタブレット)について

ミノキシジルは、毛細血管を拡張して血行を促進し、発毛を促す作用のある成分です。血行不良で毛根が十分な栄養を受け取れなくなることによって薄毛に陥っているケースでは、特に大きな効果を発揮します。ミノキシジルはプロペシアと並ぶ最もポピュラーなAGA治療薬です。塗るタイプの外用薬と内服薬の2タイプがあり、どちらも数多くのAGA患者に愛用されています。内服薬は、塗り薬と比べて発毛効果が高いと言われています。
また、錠剤であることから「ミノキシジルタブレット」「ミノタブ」と一般的に呼ばれることがあります。

・ミノキシジル内服薬の用法・用量

海外輸入品などのミノキシジルタブレットは日本でまだ認可されていない薬です。インターネット等で購入し、個人の判断で服用するのは重篤な副作用を引き起こす可能性もあるため、できるだけ行わないようにしてください。

1日1回~2回程度、服用するのが一般的な処方です。また、最初に服用した用量で十分な発毛効果が確認できない場合には、体質や体調によって医師が判断しながらある程度服用する用量を増やす場合もあります。

・内服薬(ミノキシジルタブレット)とその副作用について

内服薬は効果が高い一方で、外用薬よりも副作用が出やすいといわれています。もともとミノキシジルは、高血圧の患者が血圧を下げるための血圧降下剤として開発された成分です。現在ではすでに血圧降下剤としては利用されなくなっていますが、かつて血圧降下剤として使用されていたときに副作用として発毛効果が発見されたため、薬の成り立ちからいえば血圧降下が主作用であり、むしろ発毛のほうが副作用であるという考え方もできます。

ミノキシジルタブレットの副作用としては、血圧降下の作用の影響で血圧の低下、動悸、不整脈などがみられることがあります。他にも、発赤や全身の発毛(多毛)などの副作用も確認されています。

AGA治療でミノキシジルの内服薬を服用する際は、常に一定のリスクがあるということを考慮する必要があります。高血圧・低血圧など、血圧に関わる疾患を持っている方は自己判断で摂取せず、必ず医師に相談して適切な診断を受けるようにしましょう。

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ミノキシジルの内服薬を処方できない方

サムネイル:ミノキシジルの内服薬を処方できない方

以下に該当される方は、ミノキシジルを処方することができない場合があります。

  • ・ミノキシジルの成分に対して、過敏症状が出たことのある方
  • ・20歳未満の方
    (この年齢の方を対象とした臨床試験を行っておらず、安全性や有効性が確認されていないため)
  • ・AGA以外の脱毛症の方、あるいは原因の分からない脱毛症の方
  • ・急激な脱毛、斑状に抜け毛がみられる方
  • ・心臓や腎臓に障害のある方
  • ・甲状腺機能障害の方
  • ・降圧剤を服用している方

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外用薬の基本情報とその副作用について

サムネイル:外用薬の基本情報とその副作用について

ミノキシジル外用薬は、内服薬に比べれば効果はおだやかですが、副作用の恐れも小さいのが特徴です。体の中に直接摂取するものに抵抗があるという方でも外用薬なら気軽にスタートしやすく、AGA治療の入門編として多くの方に人気があります。

・外用薬の用法・用量
1日に2回、各1mlを、脱毛が気になる部分の頭皮に塗布するのが一般的です。ただし、ミノキシジルの外用薬は製品によって含有率が異なることがあるので、詳しい処方については主治医の指示を仰ぐことが大切です。
ミノキシジル外用薬は皮膚から吸収され、血行不良に陥っている頭皮の毛細血管に作用し、発毛しやすい頭皮環境を作り出します。発毛してほしい部位に、広範囲に優しくすり込むように塗布します。また、ミノキシジル外用薬は塗布部位の毛細血管を拡張させ、血行を改善する作用があります。アルコールにもこれと似たような作用があるため、アルコール摂取時には使用を避けましょう。
・外用薬の副作用
ミノキシジル外用薬は内服のものに比べて効き目が小さいのですが、その一方で副作用のリスクが少ない点がメリットです。ただし、ほとんどの方は問題なく使用できますが、人によってはかゆみ・かぶれ・湿疹・発赤などの症状が出ることがあります。これは、ミノキシジルの成分自体よりも添加物であるプロピレングリコール(防腐剤・乳化剤)やエタノールに対して過剰反応を起こしている可能性が高いと考えられています。また、まれに頭痛やほてりなどの副作用が出るケースもあります。
ミノキシジル外用薬で副作用が生じた場合、添加物の配合を極力抑えたタイプの他のミノキシジル外用薬に切り替えたり、1回の使用量や回数を減らしたりといった対処が必要となるかもしれません。
・外用薬を処方できない方
血行を促進して発毛を促すミノキシジル外用薬は、血行不良を原因のひとつとする男性型脱毛症に対しては一定の効果が確認されています。一方で、効果があるかどうか分からないタイプの脱毛症もあります。例えば円形脱毛症、抜毛症(ストレスから自分自身で毛を抜いてしまう症状)などは、ミノキシジルで対処できる原因とはまた違った原因で起こっていると考えられる脱毛症であるため、ミノキシジル外用薬の処方は不適切です。その他、マラセチア菌の異常繁殖によって脱毛が引き起こされる脂漏性皮膚炎、免疫機能の異常により脱毛が起こることがある膠原病なども同様です。
自己判断で使用を開始すると、ミノキシジルが効かないタイプの脱毛症の方が使用してしまうこともあるので、まずはAGA専門医を受診してチェックを受けることが最善策といえます。

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ミノキシジルの効果

サムネイル:ミノキシジルの効果

上述したように、ミノキシジルには発毛を促進する効果があります。発毛が促されるメカニズムについては、さまざまな研究によって判明しています。

・血流改善作用
ミノキシジルはもともと高血圧の薬として開発されたものであり、血管拡張作用があります。これにより、血流が改善されることで頭皮の隅々に栄養が行き渡るようになります。
・細胞増殖作用と細胞成長因子産生作用
ミノキシジルは毛包に直接作用することで、毛母細胞の活性化や成長因子の産生を促します。
・毛細胞アポトーシスの抑制作用
細胞は自身の増殖を抑制するため、一定期間で自壊するようになっています。この自壊作用をアポトーシスといい、これを抑制することで成長期がより長く続きます。
こうした作用により、ミノキシジルの発毛効果が発揮されることが分かっています。

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初期脱毛と(ミノキシジルで)効果がではじめるまでの期間

ミノキシジルを服用する場合、服用後しばらくすると一時的にかえって抜け毛が増えることがあります。これは「初期脱毛」と呼ばれる現象で、今まで乱れていたヘアサイクルがリセットされることによって起こる変化です。

初期脱毛がどのくらい続くのかは人によってまちまちで、一般的には2週間から1カ月程度といわれていますが、まれに3カ月ほど続くこともあります。ただし、初期脱毛で抜ける毛はもともとか細くて短いうぶ毛のような毛や、すでに抜け落ちる準備段階にあった毛であるため、あまり心配する必要はありません。髪型が変わったり、人から指摘されたりするほど顕著に脱毛してしまうことはないといわれています。この初期脱毛が過ぎると、新たなうぶ毛が発毛しはじめます。ミノキシジルタブレットの場合、個人差はありますが、服用開始から3カ月程度で発毛が確認できはじめます。服用を継続することによって、このうぶ毛がしだいに強く丈夫に成長していきます。

一方で外用薬の場合、内服のミものに比べて初期脱毛が現れることが格段に少ないといわれています。これは外用薬の効き目がおだやかであるためですが、その一方で薄毛改善の効果が実感できるまでには4カ月~半年以上と、より長い期間を必要とします。

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ミノキシジルの使用上の注意点

外用薬については、洗髪後など頭皮が清潔なときに使用してください。
患部に適量を塗布します。頭皮に湿疹やかぶれ等がある場合は、使用しないでください。副作用が出た場合はすぐに使用をやめ、医師にご相談ください。

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プロペシアやザガーロとの役割の違い

サムネイル:プロペシアやザガーロとの役割の違い

AGA治療薬として用いられる薬には、ミノキシジルの他にもプロペシアやザガーロがあります。これらの薬の役割の違いは、どういったものでしょうか。

プロペシアとザガーロは、どちらも「5α-リダクターゼ」という頭皮に存在する酵素の働きをブロックする薬です。5α-リダクターゼは男性ホルモンであるテストステロンと結合し、脱毛を促進するジヒドロテストステロン(DHT)という物質へと変性させます。5α-リダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、プロペシアの主成分フィナステリドはⅡ型のみに、ザガーロの主成分デュタステリドはⅠ型とⅡ型双方の働きを阻害します。

今までの考え方では、Ⅱ型のみがAGAの原因と考えられてきました、しかし最近では、生え際など特定の部位にⅠ型によって進行するタイプの脱毛が生じることが分かっているので、両方に対処できるザガーロのほうが幅広いタイプの薄毛にアプローチできます。さらに、脱毛を抑制する作用しかないプロペシアに比べて、ザガーロには脱毛抑制に加えて発毛促進の作用も備わっていることが最近の研究で明らかになってきています。一方で、ミノキシジルは頭皮の血行を促進して毛根に豊富な栄養素を供給したり、毛包内部の細胞増殖・細胞成長因子産生を促したりといった作用を持った成分です。つまり大ざっぱにいうと、プロペシアとザガーロは「脱毛を食い止める」という守りの役割を持っているのに対して、ミノキシジルは「頭皮環境を改善して発毛を促す」という攻めの役割を持っているのです。

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プロペシアとの併用について

ミノキシジルとプロペシアはそれぞれ作用機序が全く異なる薬であるため、併用しても問題はありません。この二剤の併用は多くのAGA専門クリニックでも推奨されている最も標準的な治療法です。AGAは薄毛の現れ方によってどの薬が効果的かは微妙に異なりますが、それは5α-リダクターゼⅠ型Ⅱ型の分布濃度が部位によって異なるためです。プロペシアはⅡ型阻害の作用を持つ薬であり、Ⅱ型は頭頂部に特に多く存在するため、プロペシアは頭頂部の薄毛の進行防止に特に効果を発揮しやすい薬であるといえます。

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ザガーロとの併用について

ザガーロもプロペシア同様、ミノキシジルとは問題なく併用できます。ザガーロはⅠ型とⅡ型両方の5α-リダクターゼに対処できるため、全頭の幅広い範囲の抜け毛を防止する働きがあります。I型が多く分布するためプロペシアが苦手とする前頭部(生え際)の抜け毛防止にも威力を発揮します。

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ミノキシジルの入手方法

サムネイル:ミノキシジルの入手方法

ミノキシジルを入手するには、個人輸入代行で海外製品を購入するか、AGA専門クリニックなどで医師の処方を受けるというふたつの選択肢があります。

しかし個人輸入はミノキシジルに限らず、海外製の医薬品にはかなりの割合で偽造品(偽物の薬)が紛れ込んでいることが分かっています。また、全く効果がないだけならまだしも、ときおり有効成分が異常に高濃度で配合された粗悪品が混ざっていることもあり、重篤な副作用を引き起こす恐れがあります。ミノキシジルは内服薬も外用薬も、数カ月~数年間という非常に長い期間使用し続けるタイプの薬です。素性の分からない怪しい薬を長期間使い続けることは、適切な治療効果がないばかりでなく、余計なリスクを増やすことにもつながりかねないので注意が必要です。

せっかく費用と時間を費やして治療を行うのであれば、はじめから効果のはっきりしている正規の医薬品を正しく使用することをおすすめします。AGAクリニックを受診すれば、専門医の診断を受け、メリット・デメリットなどをしっかりと説明してもらった上で正しくミノキシジルの使用を開始することができます。AGA治療は自由診療なので一定の費用はかかるものの、その欠点を補って高い安全性や確実性が期待できます。
(ミノキシジル含有という点では、リアップ等が存在しておりますが、当院では医師の適切なアドバイスの元での服用を推奨いたします。)

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ミノキシジルの偽造薬(厚生労働省 未承認薬)に要注意

サムネイル:ミノキシジルの偽造薬(厚生労働省 未承認薬)に要注意

厚生労働省などの報告によって、インターネットの個人輸入サイトで偽造薬(厚生労働省 未承認薬)のミノキシジルが販売されていることが分かっています。偽造薬(厚生労働省 未承認薬)のミノキシジルの中には有効成分の含まれていないものであれば、人体に有害な成分を含んだものもあります。効果や安全性を考えると、ミノキシジルは正規の医療機関で処方してもらうことをおすすめします。

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まとめ

ミノキシジルは頭皮の血行を促進したり、毛包内で細胞分裂を促進したりといった側面から薄毛の改善を強力にサポートする成分です。外用薬・ミノキシジルタブレットの2種があり、それぞれの効き目は一長一短ですが、どちらも幅広い年齢層の男性に使用されてきた実績があります。ミノキシジルの使用を検討する際は、AGAクリニックに相談しましょう。AGAの専門医が薄毛のタイプを診断し、プロペシア・ザガーロなど他薬品との併用も含めて、適切な処方が期待できます。

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