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皮膚科以外に自宅でも検査可能!AGAの遺伝子検査について

AGA治療・治療薬について

皮膚科以外に自宅でも検査可能!AGAの遺伝子検査について

男性に生まれた宿命ともいえそうなのが、AGA(男性型脱毛症)です。すべての男性が発症するわけではありませんが、男性にとっては見過ごせない問題ではないでしょうか。実際にAGAを発症してしまうと、進行性の病気であることからも大きな悩みを抱えてしまうことになります。AGAには複数の原因が考えられていますが、その中のひとつが遺伝です。AGA治療の一環としても、遺伝子検査が行われることがあります。最近では自宅で検査できる家庭用の遺伝子検査キットもあるので、気になっている人もいるかもしれません。ここでは、AGAと遺伝子の関係や遺伝子検査についてご紹介します。

AGAの遺伝子検査では何が分かるのか

1pixabayAGAの原因のひとつと考えられている男性ホルモンのジヒドロテストステロンは、5αリダクターゼという酵素と男性ホルモンのテストステロンが結びつくことにより変換される物質です。ジヒドロテストステロンは、毛根を委縮させて毛髪の成長を阻害してしまいます。テストステロンもジヒドロテストステロンも男らしさを形成するために欠かせない男性ホルモンであるため、どんな男性にも備わっています。しかし、AGAになる男性とならない男性がいるのには、ジヒドロテストステロンへの感受性が毛根によって違うからです。

ジヒドロテストステロンに対する感受性は、遺伝子によっても違ってきます。ジヒドロテストステロンに対する感受性が遺伝的に強い場合はAGAを発症しやすく、弱い場合はAGAを発症しにくいのです。だからこそ、AGAの遺伝子検査が有効になってきます。AGA治療を取り扱う皮膚科などの医療機関でも、遺伝子検査を行うところが増えてきました。そのメリットは、主にふたつ。将来的な発症リスクとAGA治療薬による治療効果の予測です。

AGAを発症する前に、将来AGAを発症しないかどうかを知りたいときに遺伝子検査が役立ちます。遺伝子検査でジヒドロテストステロンに対する感受性を調べることができれば、AGAになりやすい体質かどうかが分かるのです。AGAは進行性の脱毛症のため、早期発見・早期治療の開始が肝心です。しかし、発見が遅れてしまう人や、ひとりで悩んで医療機関を受診できないという男性も少なくありません。あらかじめ、AGAを発症するリスクが高いと分かっていれば、脱毛が目立ってきたときにすぐにAGAではないかと疑って医療機関を受診しやすくなるでしょう。この他、今脱毛症状が気になっている人が、AGAによる脱毛なのかどうかを判断することも可能です。

 

AGAの治療では、世界初のAGA内服薬として話題になっているプロペシアをはじめ、ザガーロやミノキシジルといった治療薬が用いられています。非常に画期的なAGA治療薬とされているプロペシアは、皮膚科で取り扱うところも増えてきました。しかし、プロペシアの有効成分であるフィナステリドは体質によって効果を発揮しないこともあるのです。遺伝子検査を受けていれば、フィナステリドを使用したときの治療効果を予測することができます。知らずにプロペシアを服用し続けて効果が出ない日々を過ごすよりも、他の治療法を探すことができて効率的なはずです。

遺伝子の情報は、生まれてから死ぬまで変わることがありません。そのため、一度受ければ二度と受ける必要はないのと同時に、いつ受けてもよいという特徴もあります。痛みもなく、時間もかからず、結果が出てくるのも数週間程度です。

自宅でできるAGAの遺伝子検査キット

2FlickrAGA治療を専門に取り扱っている医療機関を受診すれば、AGAの遺伝子検査を受けることができます。ただ、専門医がいる医療機関が最寄りになかったり、医療機関を受診する勇気が出ないという場合は、自宅でできる遺伝子検査キットの利用がおすすめです。

家庭用の遺伝子検査キットでは、口内から粘膜を採取して検査機関に送付すると検査結果が後日送られてくる仕組みです。皮膚科や薄毛治療専門の医療機関などでの遺伝子検査でも、口内から粘膜を採取する検査方法は同じ。自宅で検査ができるぶん、家庭用の遺伝子検査キットは気楽で通院のための交通費などを浮かせることもできます。検査結果が戻ってくる期間についても、医療機関で検査を受けるのと同様の2~3週間程度です。もしもAGAを発症するリスクがあると分かったら、早めに専門の医療機関を受診するようにしましょう。

まとめ

3FlickrAGAの原因のひとつに、遺伝子の問題があります。AGAを発症しやすい遺伝子とそうでない遺伝子があり、あらかじめ遺伝子について分かっていると将来的な発症のリスクを知ることができます。AGA治療を行っている皮膚科や薄毛治療専門の医療機関では、AGAの遺伝子検査を導入するところが増えてきました。脱毛の症状がAGAによるものなのかを知るためにも、遺伝子検査は有効です。自宅でできる遺伝子検査キットも市販されているので、すぐに医療機関を受診しにくいという場合は利用してみるのも一案です。AGAのリスクや現在の脱毛症状がAGAと疑えるという結果が出たときは、早めに医療機関を受診しましょう。

→その他AGAの基本的な情報はこちらからご覧いただけます。

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