AGA治療・治療薬について

せっかくAGA治療をしたのに効果なし?治療薬が効かない3つの原因と改善策

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お金と時間をかけて始めたAGA治療、効果を実感したいものです。しかし、AGA治療の効果がないと悩まれる方もいらっしゃいます。そこで、今回はなぜ効果が出ないのか? その理由・原因について解説し、合わせて効果を実感できるようにするための方法も紹介します。

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AGA治療の効果が出ない!考えられる原因は?

AGA治療をしているのに思うような効果が出ないのはなぜでしょうか。抜け毛や薄毛が進行することに大きな不安を覚え、手当たり次第に何でもかんでもやってしまうのは逆効果です。かえって抜け毛や薄毛をひどくさせてしまう可能性もあります。まずは原因を考え、対策を考えていきましょう。効果が出ない場合に考えられる3つの原因をみていきます。

効果が出る前に治療をやめてしまった

AGA治療薬の効果が出るまでには時間がかかり、早くても3ヶ月、最低でも6カ月間ほどは継続的に服用し続ける必要があります。そのため、効果が実感できなくとも最初の6カ月間は忍耐強く継続しましょう。なお、効果が出ないと思って服用を早くにやめてしまった場合、今後服用を続けていけば、これから効果が出始める可能性があります。

AGAではない

AGAは、男性ホルモンが関係して抜け毛、薄毛になります。AGA治療薬は、この男性ホルモンの作用を和らげる仕組みでAGAの進行を抑えているのです。

そのためAGA治療を始めて6カ月、しっかりと服用していても効果が出ない場合は抜け毛や薄毛の原因が、AGAではない可能性が考えられます。特に女性の場合、上記の男性ホルモン抑制では薄毛対策ができないことも多く注意が必要です。

正規品を使っていない

AGA治療薬を個人輸入や通販で購入している場合、不良品であったり、偽造品であったりする可能性があります。AGA治療薬と同様に不良品、模造品の多いED治療薬ですが、製造会社が調査したところ、インターネット経由の通販で購入した薬の薬4割が偽造品だったという結果に。

偽造品は効果がないだけでなく不純物などが混入していることもあり、健康に悪影響を与える可能性があります。そのため厚生労働省は、AGAやEDの治療薬だけでなく、その他の医薬品も含めて海外から通販や個人輸入で購入する危険性をホームページで紹介しています。

このような問題があることからAGA治療を有意義なものにするには医師の診断を受け、正規品を処方してもらうことが不可欠です。 (※1、2、3、4)

AGA治療薬が効かない!効果が実感できないときにチェックしておきたいこと

AGAの治療薬には、それぞれに正しい用法・用量が決まっています。自分の使っている治療薬を正しく有効に使えているかどうか、治療薬別にチェックしてみましょう。

なお、以下のAGA治療薬に含まれる3つの有効成分のすべてが薬の効果が最もあるとされる最高のレベル「推奨度A」にランクされています。推奨度とは、医師が病気に対してどのような診断・治療を行うべきかを定めた「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(※1)」にAGA(男性型脱毛症)治療に使用される薬の効果を5段階に分類して示したランクのことです。「推奨度A」は、最も効果があると判断されています。

フィナステリド(製品名:プロペシアなど)

フィナステリドはAGA治療薬のプロペシアなどに含まれている有効成分名です。製品にはフィナステリドが0.2mgと1mgが含まれた錠剤の2種類があります。

フィナステリドの効果は、3カ月で出ることもありますが、通常は最低でも6カ月経過を見る必要があります。用法・用量は男性成人の場合、通常0.2mgを1日1回服用します。必要に応じて適宜増量できますが、1日1mgまでを上限としなければなりません。なお、女性が服用しても効果がないので注意が必要です。

フィナステリドについてさらに詳しく知りたい方はこちら

(※5、6)

デュタステリド(製品名:ザガーロなど)

デュタステリドは、AGA治療薬のザガーロなどに含まれている有効成分名です。製品にはデュタステリドが0.1mgと0.5mgが含まれたカプセルの2種類があります。

デュタステリドの効果は、フィナステリドと同様に3カ月で出ることもありますが、通常は最低でも6カ月経過を見る必要があります。用法・用量は男性成人の場合、通常0.1mgを1日1回服用します。効果が見られなければ医師の診断を基に0.5mgを1日1回服用できます。フィナステリド同様に効果は、男性における男性脱毛症のみです。女性が服用することは厳禁ですので注意しましょう。(※7)

デュタステリドについてさらに詳しく知りたい方はこちら

ミノキシジル(製品名:リアップなど)

ミノキシジルは、AGA治療薬のリアップなどに含まれている有効成分名です。上記の2つの有効成分は内服薬ですが、ミノキシジルは外用薬です。また、上記の2つと違い、ミノキシジルは医師の処方箋がなくても薬局やドラッグストアなどでも購入できます。製品には、液体タイプやスプレータイプ、女性向けなどたくさんの種類がありますが、有効成分のミノキシジルの配合量で大きく分けると1%と5%の2種類があります。

ミノキシジルの効果は、少なくとも4カ月は経過を見守る必要があるとされています。用法・用量は1日2回、薄毛になった部分の頭皮に1回の使用で1mlを塗布、またはスプレーします。なお、ミノキシジルが含まれている製品には、別の治療薬として内服薬がありますが、AGAに対して発毛・育毛効果があるのは外用薬のみです。内服は推奨されていません。 (※8)

ミノキシジルについてさらに詳しく知りたい方はこちら

AGA治療の効果を実感するためには?改善方法を紹介

AGA治療薬の飲み方を改善するなどしても効果を感じられないとき、以下の対策を行うのがおすすめです。

AGA治療薬の変更・併用

現在の治療法を長期間続けているにも関わらず効果が実感できない場合、治療薬を変更・併用してみるのも1つの手です。フィナステリドをデュタステリドに変更してみる、または外用薬のミノキシジルと併用してみるといった具合に治療法を変えてみましょう。ただし、こうした変更・併用は医師の指示のもとで慎重に行うようにしましょう。 (※9)

医師の診断を受けてみる

効果が出ていない場合は、AGA治療薬の使用量を増やすと効果が出ることがあります。しかし、医薬品には副作用もあることから自分ひとりで判断し増量するのは危険です。また増量によって本当に効果があったのかどうかの判断も困難です。的確な治療のためにも効果が実感できないと不安になったときほど、医師の指示を仰ぎましょう。

AGAの効果が出ない…不安を無くすためにも医師の診断を!

AGA治療は効果が出るまでに長い期間がかかるだけでなく、実感を得づらいものです。そのため不安になってしまい、途中で断念してしまう方も多くいます。根気強さが必要なAGA治療、自己診断では不安も大きくなるもの。薄毛改善は医師の診断を受け、的確な治療を行うことが成功への近道です。今、薄毛治療の効果に不安を覚えているのなら、ぜひ一度クリニック受診することをおすすめします。

AGAの治療薬には多くの種類があり、医師でないと的確な診断をすることは困難です。自己診断では長期的な治療に対する不安も大きくなるもの。不安はストレスになって抜け毛、薄毛をより進行させてしまいます。ぜひとも医師の診断を受け、効果の有無を確認しながら不安のないAGA治療をしていきましょう。

参考URL

※1)日本皮膚学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017版」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/127/13/127_2763/_pdf/-char/ja
※2)厚生労働省「偽造医薬品問題の現状と対策について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002w4wd-att/2r9852000002w570_1.pdf
※3)ファイザー「偽造ED治療薬4社合同調査結果」
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2016/2016_11_24_02.html
※4)厚生労働省「あやしいヤクブツ連絡ネット」
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/risk/
※5)MSD プロペシア錠インタビューフォーム
www.info.pmda.go.jp/go/interview/2/170050_249900XF1021_2_015_1F
※6)MSD プロペシア錠添付書
https://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00051088.pdf
※7)PMDA ザガーロカプセル添付書
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/249900AM1023_1_05/
※8)シオノケミカル ミノキシジルローション5% 添付書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/otc/PDF/J1801000183_01_A.pdf
※9)「前立腺肥大症に対する5a還元酵素阻害薬の有用性について」 https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=14488&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1

プロペシア

プロペシアは、AGAの予防・改善に使用される治療薬であり、皮膚科やAGA治療を専門として扱う病院で処方されています。

アロビックス

アロビックス液とは、塗布タイプの脱毛治療薬です。患部に直接塗布することで、毛根の血行をよくして抜け毛を抑制し、発毛を促す効果があるためプロペシアとの併用が効果的といわれています。

アロビックスについて詳しくはこちら

ザガーロ

ザガーロはAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を強力に抑制することで、薄毛や脱毛の治療効果を発揮します。AGA専門クリニックや男性外来を中心とする、国内の医療機関で処方されています。