AGAコラム

AGAの血液検査とは?実施の目的・流れ・遺伝子検査についても解説

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AGA治療では、初診の際に血液検査があります。薄毛治療に血液検査?と気になる方いらっしゃるはずです。血液検査の他にも、AGA治療を進める中で遺伝子検査などが行われることもあります。今回は、AGA治療における血液検査の目的をはじめ流れやメリット、気になる費用についてご紹介します。

目次※知りたい情報をクリック

AGA治療で血液検査を行う目的とは?

AGA治療で血液検査を行う主な目的は、治療薬を使用しても体質的に問題がないかどうかをチェックするためです。

AGA治療では、内服薬や外用薬を用います。内服薬は主に「プロペシア」をはじめとするフィナステリド配合薬です。安全性が高いとされているプロペシアですが、肝機能障害をもつ人には慎重に使用する必要があります。

初診の際の血液検査によって、肝臓の数値を見て、AGA治療薬を処方しても影響がないかどうか、あるいは副作用(性欲減退、勃起不全)が出やすくないかどうか、医師が専門的知識のもとに、使用の可否や適切な使用量を判断します。

また、外用薬では主に「ミノキシジル」が用いられます。ミノキシジルにも、頭皮のかゆみや炎症、めまいや倦怠感などの副作用が見られる場合があります。医師はこのようなリスクを常に想定して、適切な治療薬や治療法を決めるための大切な判断基準として、血液検査を行います。(※1、2)

AGA治療での血液検査とあわせて併せて行われることの多いAGA遺伝子検査

AGAの発症は、遺伝的な要素が起因となりうると医学的に証明されています。AGA治療では、血液検査と併せて遺伝子検査も行うことで、生まれつきAGAを発症しやすい体質かどうかを知ることができます。

この結果によって、どの治療薬がより効果を期待できるかを見定められます。ただし、遺伝子検査により、AGAになりやすい体質であるとわかっても、すべての人が発症に至るわけではありません。

また、AGAの遺伝子検査においても、採血を行う場合がありますが、多くのクリニック、病院では、口腔粘膜の細胞を採取して検査をする方法をとっています。

自分でできる遺伝子検査

遺伝子検査は、医療機関で受診せず、自分で行うこともできます。インターネットなどで検査キットを注文して、自分で口腔粘膜の細胞を採取して、医療機関や研究機関へ提出するだけの比較的簡単な検査です。

病院を受診することに抵抗のある方に支持されている方法ですが、セルフキットの場合、現状の状態を知ることにとどまります。AGA治療は早期対策が鍵となるので、少しでもご不安がある場合は、やはり病院やクリニックでの受診をおすすめします。

AGA治療における血液検査の主な流れ

AGA治療における血液検査は、まず治療方針を決める段階で行われるため、初回の診察時に採血となるケースが多いです。AGA治療を行いたい旨を医師に伝え、問診や視診を受けたあと、説明を受けてから血液検査に進みます。血液検査を行わない医療機関もあるため、医師に確認しましょう。

血液検査の結果がわかるタイミングは、採血後1週間~3週間程度と、医療機関によって異なります。

AGA治療における血液検査の費用

AGAの血液検査にかかる相場は5,000円~20,000円と言われています。また、血液検査を受ける前に、問診や視診にかかる費用はおよそ2,000円~3,000円です。

一般的な病気の治療の際は健康保険が適用されるため、血液検査についても保険の適用が認められますが、AGA治療に関しては、治療自体が自由診療のため、保険が適用されません。自由診療の場合、検査や診察、治療にかかる費用は医療機関が自由に設定します。したがって、医療機関ごとに血液検査の費用も異なります。

さらに、血液検査で調べる項目数によっても費用が変わってきます。心配な場合は、事前に医師に確認することをおすすめします。医療機関の公式サイトにおおよその目安を開示している場合もあるため、調べておくと安心です。

医院によっては血液検査が無料

AGA治療を行っている医療機関によっては、血液検査などの検査を無料としているところも多いです。血液検査に限らず、初回カウンセリングや問診、マイクロスコープを使った頭皮診断などの無料キャンペーンを行っている可能性もあります。

しかし、すべての医療機関がこれらの無料キャンペーンを行っているわけではありません。また、無料キャンペーンは、治療開始に至らない場合は適用外となるなどの条件が設けられているケースもあります。特に血液検査に関しては、治療開始を決定しないと無料とならない場合がほとんどですので、注意しましょう。

AGA治療の血液検査は事前に相談を

今回は、AGA治療における血液検査について、どんな目的があるのか、その流れや費用とともにご紹介しました。AGA治療の検査は血液検査だけではありませんが、診断や治療の手助けになるため実施しているところが多いです。

AGA治療は自由診療です。血液検査においても健康保険適用外となるため、事前におよその目安を知っておくと安心です。いずれにせよ、少しでも興味があるようであれば、クリニックや病院へ問い合わせてみるのがよいでしょう。

参考記事

※1)MSD株式会社「プロペシア錠0.2mg/1mg 医薬品インタビューフォーム」 http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/2/170050_249900XF1021_2_015_1F
※2)日本ジェネリック株式会社「ミノキシジルローション5%「JG」説明書」 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/otc/PDF/J1801000183_01_A.pdf