AGAコラム

要注意! M字が目立ってくるのはAGAの予兆!

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さまざまな要因を持ち、それぞれに対応する形で進行する薄毛。中でも前頭部の生え際にM字を描くような形で進行する薄毛は、場合によってはAGAの予兆である可能性があります。AGAが発症した場合、どの段階にあるのかを把握し、進行パターンを理解しておくとその後治療を受ける際のコミュニケーションがスムーズに進むでしょう。
今回は、アメリカのハミルトン医師が提唱し、ノーウッド医師が完成させたハミルトン・ノーウッド分類をベースに、M字型のAGAの分類と、その他の進行パターンによる症状の違いをご紹介します。

この記事の監修者

加藤 淳
加藤 淳

新橋院

加藤 淳

  • 防衛医科大学校卒業

  • 防衛医大附属病院・共済組合三宿病院

  • 海宝胃腸科外科病院

  • 札幌いしやま直腸肛門科病院

  • Epworth Hospital, Melbourne, Australia

  • 大藤内科外科診療所・北診療所

  • 外資系製薬企業医師

  • イースト駅前クリニック新橋院 院長就任

ハミルトン・ノーウッド分類によるM字型AGA進行パターン(※1)

進行状況に応じて7つの段階に振り分けられる、ハミルトン・ノーウッド分類。その中から、まずはM字型で進行するAGAの初期段階とされるⅠ型とⅡ型の進行パターンについて簡単に解説します。

・Ⅰ型
生え際のラインがM字型に少しずつ後退するⅠ型。AGAの初期症状とされています。

・Ⅱ型
Ⅰ型が進行するとⅡ型へと移行します。M字の頂点部分がより深く鋭くなっていきます。

・Ⅱ型 Vertex型(ラテン語で頭頂部を意味する)
生え際だけでなく頭頂部での薄毛も同時に発生している場合、Ⅱ型の派生パターンであるⅡ型 Vertex型に分類されます。

AGAはM字型に進行する原因

なぜ、このようにAGAはM字型に進行するのでしょうか。それは、5αリダクターゼという酵素の影響が大きいといわれています。

AGAの主な原因とされる、DHT(ジヒドロテストステロン)。このDHTは男性ホルモン・テストステロンが5αリダクターゼと結合することによって生成される、強い男性ホルモンです。骨や筋肉、精子の生成に欠かせないテストステロンの働きを補助する役割を果たす5αリダクターゼですが、過剰に分泌されることによってAGAの原因となることがわかってきました(※2,3)。また5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、大まかに言うとⅠ型は皮膚や皮脂腺に存在、Ⅱ型は前頭部の毛包などに局在しているという違いがあります(※4)

このことからも、M字型のAGAはⅡ型の5αリダクターゼによる影響も大きいと考えられます。

AGAの進行を食い止めるための対策

M字型の脱毛やAGAの進行を食い止めるためには、5αリダクターゼI型の分泌抑制することが必要となる場面が出てきます(※4)

現在、日本でAGAの治療に用いられている薬として、フィナステリドが含有されるプロペシア®や、デュタステリドが含有されるザガーロ®があげられます。

プロペシア®は特許期間が終了していることからジェネリック医薬品が存在するためコストを抑えることができ、ザガーロ®は5αリダクターゼⅡ型だけでなく5αリダクターゼⅠ型の分泌抑制にも効果があり、両酵素を抑制することでより効果的なAGA治療が期待されています(※5)。 頭頂部型のみならず、M字型のAGAに関しても、ともに5αリダクターゼⅡ型に効果があるため、コストや効能など医師と相談し、最適なものを選択することが可能です。

その他の進行パターン(※1)

上述したハミルトン・ノーウッド分類では、Ⅰ型やⅡ型の他にもAGAの進行パターンが存在します。

Ⅲ型

生え際が後退し、前頭部の毛髪の量が減った状態。Ⅱ型がさらに進行するとこのⅢ型に分類されます。

Ⅲ Vertex型

Ⅱ Vertex型がさらに進行した状態。生え際だけでなく、頭頂部の薄毛がより進行するとこの型に分類されます。

Ⅳ型

Ⅲ型が進行した状態です。生え際の後退はもちろん、今まで頭頂部での薄毛が見られなかった場合でも、頭頂部で薄毛が発生するようになります。

Ⅴ型

Ⅳ型からより症状が進行した状態。生え際、頭頂部の薄毛が広範囲に広がります。

Ⅵ型

側頭部と後頭部だけに毛髪が残っている状態。この段階に至ると、生え際と頭頂部の違いがほとんど分かりません。

Ⅶ型

最終形態ともいえる状態。後頭部の毛髪がほぼ抜けてしまい、残った側頭部の毛量も極端に少なくなってしまいます。

まとめ

適切な対処を行うためには、AGAの進行状況を把握する必要があります。初期段階といえるM字型のAGAは、5αリダクターゼによる影響が大きい可能性があるといわれており、その進行を抑えるためにはフィナステリドやデュタステリドが含有される薬での治療が効果的かもしれません(※4,6)

AGA治療に際し、AGAの進行度、症状、体質、他の使用薬剤など、さらに経済的な面等など、様々な要素を考慮する必要があります。したがって実際に治療を行う際は、専門の医師に診察いただき、適切な治療を行うようにしましょう。

 

 

参照記事

※1)MSD、AGA-news、AGAってなに
http://www.aga-news.jp/secure/about_aga/index.xhtml

※2)AGA大辞典・グラクソスミスクライン
http://hatsumo-web.jp/aga_dictionary/word/dht.html

※3)大東製薬工業株式会社
http://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone_action.htm

※4)男性型脱毛症治療の現状と今後の展望
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/133/2/133_2_78/_pdf

※5)ザガーロインタビューフォーム
https://www.healthgsk.jp/content/dam/global/hcpportal/ja_JP/products-info/zagallo/zagallo-if.pdf

※6)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/127/13/127_2763/_pdf/-char/ja

この記事の監修者

加藤 淳
加藤 淳

新橋院

加藤 淳

  • 防衛医科大学校卒業

  • 防衛医大附属病院・共済組合三宿病院

  • 海宝胃腸科外科病院

  • 札幌いしやま直腸肛門科病院

  • Epworth Hospital, Melbourne, Australia

  • 大藤内科外科診療所・北診療所

  • 外資系製薬企業医師

  • イースト駅前クリニック新橋院 院長就任

プロペシア

プロペシアは、AGAの予防・改善に使用される治療薬であり、皮膚科やAGA治療を専門として扱う病院で処方されています。

アロビックス

アロビックス液とは、塗布タイプの脱毛治療薬です。患部に直接塗布することで、毛根の血行をよくして抜け毛を抑制し、発毛を促す効果があるためプロペシアとの併用が効果的といわれています。

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ザガーロ

ザガーロはAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を強力に抑制することで、薄毛や脱毛の治療効果を発揮します。AGA専門クリニックや男性外来を中心とする、国内の医療機関で処方されています。

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